・関鉄DD502形

DD502機関側より  1956(昭和31)年、当時の常総筑波鉄道が日本車輌に発注したロッド式の機関車。新製時は450馬力の振興造機製DMH36S形機関1台にDS形液体変速機を装備していたそうです。
 昭和46年の全検時にDMF31SB形機関にDB138形変速機に取り替えられ、500PS/1500rpmとなりました。1エンジン車のためセミセンターキャブ式で、昭和50年代の常総線複線化工事時には大活躍だったそうですが現在では新車搬入時くらいしか出番がなくなっています。
1998.10.11 水海道車両区にて撮影
 DD502走行音[DD502a.ra/320KB] 直接再生
 1998年10月の水海道車両基地一般公開のイベント時にこの機関車のキャブに試乗できるコーナーがあったのでついでに録音してみました。構内運転なので当然変速段のみですが当時の大出力エンジンの特徴がよく出た音なのではないかと思います。
 こちらは同じDD502を逆エンドから撮影したものです。これを見ればセミセンターキャブであることは分かるでしょう。
 1998.10.11 水海道車両区にて撮影(一般公開時の撮影)

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