・茨城交通キハ3710形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
キハ3710-01
水鏡に映えるキハ3710-01(後打ち)
2004.5.3 中根〜那珂湊間にて撮影
 1995年に登場した軽快気動車で、老朽車両の置換えを目的として登場しました。
 車体は鋼製で18m級の2扉車とされ、単行のワンマン運転ができるよう両運転台車とされています。エンジンは新潟鉄工(当時)製の直噴式エンジンで、変直切替を手動式とすることで在来車との併結運転に対応しています。
 1998年に1両、2002年にはブレーキの保安度向上が図られたキハ37100形が1両が増備され、計3両がひたちなか海浜鉄道に引き継がれ、活躍中です。
 走行音[ibk3710a.rm/1.01MB]
 新潟鉄工〜新潟トランシス製のNDCシリーズのごく標準的な走行音です。以前の関東鉄道とそっくりで、よくノッチを絞って走行します。変直切替の時には一度ノッチオフしているものと思われ、直結段に入る時に空噴かししています。残念ながら直結1段で60km/hくらいまで加速して終了です。
 録音は磯崎→平磯間です。
 走行音(直結2段)[ibk3710b.rm/1.19MB]
 こちらはなんとか直結2段まで加速してくれる走行音なのですが、オッサンの咳が激しすぎて非常に聞き苦しいです。直結段への進段時には、こちらも空噴かしが入っています。
 録音は那珂湊→中根間です。
・その他の写真
 キハ37100-03です。正面に書かれている「37100」が、何か馬鹿にされたような気分にさせられますね。特に外見などは変わっていません。
 それにしても、この撮影をした日は本当にきれいな青空でした。
 2007.8.12 平磯〜磯崎間にて撮影
 キハ3710-02の室内です。旧形車とは異なりロングシートの室内です。乗車時間もそれほど長くないし、座り心地も特に悪いものではないですから、これで問題ないんでしょうね。ちなみに、外からの写真では行先表示器がある場所ですが、トイレスペースにでも見えるんでしょうが、その場所はこの写真の左端(手前側)の通り、単に窓がないだけです。
 2007.3.31 阿字ヶ浦駅にて撮影
 キハ3710-02のエンジンです。DMF13HZということで、近所の関東鉄道の新系列気動車と同様の、新潟鉄工(当時)の標準的なエンジン形態です。
 2007.4.1 阿字ヶ浦駅にて撮影
 キハ3710-02の動台車です。NDCシリーズの気動車に標準的なものかとも思ったのですが、微妙に関鉄向けの車両と形態が違うんですよね。どこが違うかと言われると…。
 2007.4.1 阿字ヶ浦駅にて撮影

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