・鹿島鉄道キハ600形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
キハ601
キハ601
2003.1.19 八木蒔駅にて撮影
 関東鉄道時代の1972(昭和47)年、元国鉄キハ07形2両を、総括制御化や関東鉄道標準の前面形状への改造などが実施され、キハ600形となりました。その後、鉾田線を鹿島鉄道として分離した際、鹿島鉄道の所属車両となりました。
 車体は19m級の片開き3扉で、室内にはロングシートが並んでいます。エンジンは国鉄標準のDMH17形で、1980年代に車体更新工事やワンマン化改造などが実施されました。1994年には冷房改造も実施され、鹿島鉄道末期にも主力車両として活躍を続けました。
 2両が2007年3月末の路線廃止時まで活躍を続けました。
 走行音[kr600a.rm/693KB]
 DMH17系列の縦形機関ですので、突き上げてくるような音の鳴り方が特徴です。駆動音もはっきりと聞こえてきますが、こちらは変速機か逆転機あたりのかみ合わせの問題と思われます。直結段での加速音はまるで吊り掛け駆動の電車に乗っているような気分になりますね。
 録音は常陸小川→四箇村間です。この区間でこれだけ加速するのはたぶん奇跡だと思います。
 走行音[kr600b.rm/1.01MB]
 こちらはもう1両のキハ600形での走行音です。上のファイルほど大きな駆動音は聞こえてきません。こちらの方が関東鉄道などでも聞く、DMH17縦エンジンの普通の雰囲気のように思います。
 録音は桃浦→小川高校下間です。こちらはもともとよく走る区間で、きちんと走っている感じです。
・その他の写真
 こちらはキハ602です。いい雰囲気の駅なのですが、ホームに立って写真を撮ってしまうと、周囲はこう、工事中とか何とかでいい雰囲気にならないんですよね…。かと言って、この時のように乗りながら写真も撮って、という時では、駅と絡めて写すともう乗れない、ということで、困ったものでした。
 2003.1.19 浜駅にて撮影
 こちらもキハ602ですが、末期にはこのように、正面には「カシテツを救え」と書かれ、側面にも存続を求めるメッセージが添えられていました。
 2006.4.16 小川高校下〜桃浦間にて撮影
 イベント列車での、キハ714+602+601という編成です。キハ714はワンマン運転対応とはされず、最後まで平日のみの運用で(実際には一部の土曜などに予告登板していましたが…)、個人的には乗らずじまいでした。もっとも、DMH17系の縦エンジンを積んでいますから、基本的にキハ600と変わらないはずです。平日の運用時も、このように、キハ600との組成が多かったようです(ただし2連)。
 2006.4.29 八木蒔〜浜間にて撮影
 キハ602の室内です。京成系列特有の、クリーム色の壁ですが、座席は赤ではなく緑のモケットでした。床は木張りです。ロングシートですが、中間に扉があるため、キハ430形のような凄まじい長さではありません。
 2003.1.19 石岡駅にて撮影
 キハ602のエンジンです。DMH17ですが縦形の機関ですので、シリンダヘッドの様子などを見ることはできません。右側に動台車が見えています。
 2003.1.19 石岡駅にて撮影

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