・3400形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
3428以下8連
3428以下8連(全て下枠交差パンタの時代)
2002.7.31 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 1993年、初代スカイライナーであるAE1形の下回りを流用して製造された通勤車で、3700形とほぼ同形態ながら鋼製の車体に、界磁チョッパ制御の組み合わせとなりました。
 編成は6M2Tの8両編成で、両先頭電動車はコンプレッサ等を装備し、両端から2両目は制御器付の電動車でパンタグラフ2台装備、中間の末尾5の車両が制御器付でパンタグラフ1台装備、末尾4の車両はコンプレッサ付の電動車となっており、残り2両、末尾3・6の車両が付随車で電動発電機付となっています。
 95年までに8連5本が製造され、全車両が京成線内の特急や、京急線乗入れ運用に活躍中です。
 走行音[kse3400a.rm/546KB]
 初代スカイライナーAE1形の下回りを流用した関係で、界磁チョッパ制御車となっていますが、AE1形当時装備していた定速機能は撤去され、代わりに通勤車には必須の応荷重装置が装備されました。しかし、回生ブレーキ時に直列接続ができないため、45km/h程度で回生失効してしまい、非常に物足りない印象を覚えます。
 TD継手を使用しているため、高速域は、単純にうるさいだけとなります。
 録音は京浜急行線平和島→立会川間です。3400形が来たときはほとんど見送ってしまうため、あまりまともな録音を持っていません。この時もあまり車内環境は良くないですし…
 空転・滑走音[kse3400b.rm/449KB]
 少し雨の降っていた日の録音で、起動時に見事な空転をしています。高速域では比較的安定していたようです。減速時は45km/h程度で回生失効してしまうため、どこまで滑走しているかはよくわかりませんね。
 録音は公津の杜→宗吾参道間です。
・その他の写真
 3401以下8連です。この写真の時期には5号車のパンタグラフだけがシングルアーム化されていました。こういう姿は結構好きです。3400形が嫌いな車両であることに変わりはありませんが…
 2003.4.18 京浜急行線平和島駅にて撮影
 こちらは編成中全てのパンタグラフがシングルアームとなった3428以下8連です。はっきり言って迷惑なエアポート快特運用ですが、写真写りだけはなかなかいいです。どうせスピード出せないんだから何駅か止めてくれれば録音できるんだけどなぁ…
 2005.3.30 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 3436から3438までの車内の様子です。室内も3700形と似通った雰囲気です。写真は付随車のためわかりませんが、電動車にはモータ点検蓋もあるところが、3700形との相違点だそうです。
 2003.2.24 京成成田駅にて撮影
 3437号車の台車です。AE1形から流用されているはずです。
 2003.8.11 京浜急行線品川駅にて撮影

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