・215系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
クモハ215-4以下10連
「湘南新宿ライン」に充当されていたクモハ215-4以下10連
2004.8.14 山手線原宿駅にて撮影
 1992年春、東海道本線の「湘南ライナー」や快速「アクティー」用に製造されたオール2階建て構造の近郊形車両です。システム的には211系を踏襲したものとなり、MT比も同じですが、構造上両先頭車に機器を集中配置し、隣の車両にもモーターを積むというまとめ方で、編成の両端に2両ずつ電動車があり、中間に6両続けて付随車が入るという構成になりました。
 起動時は直並列抵抗制御、高速域や制動時は界磁添加励磁制御を行うという点は211系と同じですが、最弱界磁率を30%まで下げたことで120km/h運転も可能とされています。
 現在田町車両センターに10連4本が配置され、東海道線のホームライナーの他、「ホリデー快速」などで中央線方面を走ることもあります。
 走行音[215a.rm/983KB]
 足回りは基本的に211系と同じですので、211系の内扇形モーターの車両とほぼ同じ音が聞こえてきます。先頭部の客室で録音したのですが、座席下の金属板あたりでしょうかね、起動加速時にカム抵抗器の切り替わるごとに、「ガチャンガチャン」と振動音が聞こえてきます。
 録音は東海道線二宮→国府津間です。ホームライナーでの録音です。今では快速「アクティー」運用は消滅してしまい、ホームライナーか、あるいは中央線方面のホリデー快速くらいしか乗る機会がなくなってしまいました。
・その他の写真
 サハ215-101の室内です。第2編成8号車に組成されますが、第1編成と第2編成以降とで番代区分がされているようです。10号車のクモハ215-102方向の撮影です。車内はこの通り、1人分ずつ独立したボックスシートになっています。
 2003.8.2 横須賀線横須賀駅にて撮影
 こちらはクモハ215-4の先頭部の客席です。2階(と言ってもクモハは階下が機器室で入れませんが)につながる階段から見下ろすような形での撮影です。
 2008.1.16 東海道本線小田原駅付近にて撮影

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