・愛知高速交通100形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
153以下3連
153以下3連
2007.3.3 杁ヶ池公園駅にて撮影
 2005年3月の東部丘陵線開業に備えて登場した、リニアインダクションモータ(リニア誘導電動機、LIM)を用いた磁気浮上式車両です。HSST大江実験線で長らく試験が行われていたシステムを実用化したもので、2002年11月に先行車両1編成が、2005年の開業時には計9編成が出揃いました。
 車体はアルミ製で外吊り式の2扉、車内はセミクロスシートとなっています。
 制御方式はVVVFインバータ制御で、IGBT素子を使用した2レベルインバータを搭載し、LIMのコイルに三相交流を供給します。
 浮上・案内は電磁石がレールを吸引することによる浮上となっていて、この吸引力がレールに沿って走行する案内の機能も持っているそうです。
 編成は全電動車の3両編成が9本製造され、2007年に第9編成が離脱後、8編成での運用が続いています。
 走行音[aht100a.mp3/808KB]
 東洋電機製の2レベルIGBTであり、基本的には一定音の非同期モードと、パルスモード変化による音の切り替わりが聞こえない同期モードの組合わせとなっています。とは言うものの、非同期モードの音、東洋IGBTにしては揺れているようにも感じられます。他メーカーに多いスペクトル拡散のような技術が用いられているのかはよく分りません。
 録音は杁ヶ池公園→長久手古戦場間です。
 走行音[aht100b.mp3/966KB]
 こちらは別区間での走行音です。特に差異はありません。
 録音は芸大通→公園西間です。
・その他の写真
 142号車から141号車方向の室内です。車端部とドア直近はロングシート、車体中央部はボックスシートの、セミクロスシート配置です。
 2007.3.2 八草駅にて撮影

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