・長良川鉄道ながら1形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
ナガラ4+2の22連
ナガラ4+2の2連
2002.11.16 関駅にて撮影
 1961(昭和61)年、国鉄越美南線の廃止、長良川鉄道への転換に合わせ登場しました。富士重工製のLE-Carシリーズの車両で車長15.5m、2扉ロングシートとなっています。
 日産ディーゼル製のエンジンの採用など、当時のレールバス・軽快車で採用例の多い仕様で製作されたようです。
 1986〜1987年に12両が製造されましたが、1998年のナガラ3形登場以降、廃車が進み、2012年4月現在10号車の1両のみの在籍となっています。
 走行音[ngr1a.mp3/1.02MB]
 ナガラ7号車の走行音です。それほど高出力のシステムでもないためか、基本的には低い音で唸るのみといった雰囲気になります。この時期の車両には変速2段・直結1段の変速機の採用例も出始めていたはずですが、この車両については変速1段・直結1段にとどまる形となったようです。
 録音は中濃西高前→関市役所前間です。
・その他の写真
 ナガラ7です。沿線自治体に何らかの関係のあるイラストで装飾された車両が何両もあったのですが、これはそのうちの1両になります。内容まではよく分かりませんが…。
 2002.11.16 関駅にて撮影
 ナガラ11+5の2連ですが、廃車体と思われます。こちらも1両はイラストが描かれた車両ですね。
 2002.11.16 関駅にて撮影
 ナガラ7の車内です。2扉、それも完全に車端にドアがあるため、ロングシートはかなりの長さに感じます。背もたれを1人分ずつ緑の濃淡で色分けしているというのも、珍しい着座区分かもしれませんね。
 2002.11.16 関駅にて撮影
 ナガラ2のエンジンです。だいぶ見づらい状態でしか写せませんでした。日産ディーゼル製は形態の特徴も掴んでいないし、これが正面かどうかというのも正直なところ、自信がないです。とりあえず左側が動台車になっていたと思います。
 2002.11.16 関駅にて撮影

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