・桃花台新交通100系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
153以下3連
112以下4連
2003.3.8 桃花台東駅にて撮影
 1991年3月、桃花台ニュータウンへの路線として開業した桃花台線用の車両です。中部地方初の新交通システムとして開業し、全電動車の4両編成、終端駅はループ線の構造のため一方向への営業運転しかしない特異な編成形態になっています。
 電気方式は直流750Vで、電機子、界磁の両方をチョッパ制御する方式で、回生ブレーキや定速運転機能も備えています。
 「ピーチライナー」の愛称を持ち、4両編成5本が製造されましたが、2006年9月末に路線廃止となり、退役しています。
 走行音[tkd100a.mp3/1.09MB]
 4象限チョッパと言えば、ということでやはり営団01系世代の車両とよく似ています(ただし、01系のような甲高さではなく、03系や05系のような低めのチョッパ音です)。しかし、回生ブレーキについては装備しているとは言われるものの、効いている場面に遭遇したことがありません。あまりに輸送密度が低く、列車本数も少ない状態が続いたはずですし、直流電化で回生ブレーキをかけられるわけがない、という状態だったのではないでしょうか。
 録音は東田中→上末間です。
・その他の写真
 145以下4連です。こちらは回送運転台を先頭に、車庫から出区してくるところを撮影したものです。
 2003.3.8 桃花台東駅にて撮影
 114号車から144号車方向の室内です。新交通システムなだけあって、座席は小ぶりのものが並んでいます。
 2003.3.8 桃花台センター〜桃花台東間にて撮影

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