・東武20000系列

クハ28806以下8連  1987(昭和62)年、地下鉄日比谷線直通用の18m3扉車体の2000系の置換えのために登場し、やはり18m車体となっています。先に登場していた9000系と同じくAFE式の電機子チョッパ制御を採用し、10000系列と同じ複巻電動機を使用しています。
 1992年の増備車では地下線内での遅延を防止するため同時期に新製された営団03系と同様両端2両ずつを5扉車体とし、VVVFインバータ制御を採用し、20050系とされました。
 20000系・20050系の製造で2000系の置換えは完了したものの、北千住駅の改良工事完了や複々線の延伸等に備え1996年には再び全車3扉に戻したVVVF車20070系が3編成新造されました。VVVF装置関連は20050系と同じですが、シングルアームパンタを採用するなどの変更が行われています。
1991.5.3 北千住駅にて撮影
 20000系走行音[tb20000a.ra/246KB] 直接再生
 電機子チョッパ制御の20000系の音です。10000系列と同じモータを搭載しているとあってかなり特殊なチョッパ車のように感じられてしまいます。
 録音は地下鉄日比谷線霞ヶ関→神谷町間です。
 20050系走行音[tb20050a.ra/226KB] 直接再生
 東洋電機製のGTOの音そのものというタイプですが、細かいことを言うと非同期音が短めで、減速時の非同期音の高さがややイレギュラなようです。
 ちなみに、ドアチャイムの音は本来あまり大きくないのですが、スピーカ部分に近づけてみたら必要以上に大きく入ってしまったようです(^^;
 また、営団車と同様車外スピーカを搭載していて、車掌の操作によって「扉が閉まります、ご注意下さい」の放送が入るようになっています。この放送の声も、営団線内では女声、東武線内では男声になり、しかも「ドアが・・・」となるようです。
 録音は地下鉄日比谷線上野→入谷間です。
 20070系走行音[tb20070a.ra/222KB] 直接再生
 3扉に戻った20070系ですが、走行音関係は20050系と違いはありません。営団線内での自動放送の間の取り方にやや違いが感じられるようではありますが・・・。
 ちなみに、20050系・20070系では行先表示器がLED表示になっていることが外観上の特徴となっています。
 録音は新田→蒲生間です。
クハ21855(20050系)
1999.1.4 地下鉄日比谷線中目黒駅にて撮影

クハ21873以下8連(20070系)
1999.1.4 地下鉄日比谷線中目黒駅にて撮影

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