1995.12.28 京都駅にて撮影 |
1997年のJR東西線開業に向け、1991年に先行試作車、翌年に量産車が登場した通勤形電車で、JR西日本では初めてVVVFインバータ制御が採用されています。この車両では通常のVVVF制御とは異なり、チョッパによる電圧制御と低耐圧トランジスタインバータとを組み合わせた独特の構成となっています。
1994年には東海道線向けに2+6両に分割可能な1000番代が登場しました。外観では冷房装置の変更やパンタグラフが1基のみ装備されもう1台は準備工事となった程度の変化でしたが、下回りに関してはそれまでのチョッパ+トランジスタインバータの構成を捨て、個別制御のGTOインバータとなりました。1997年の東西線開業直前の増備では主電動機が223系1000番代と同じ高出力のものに変更されています。 現在では全てJR東西線直通列車の運用が中心となって、先行試作車の7両固定を除いて4+3連の組成に変更されています。特に0番代の3連は全て中間にモハ207形1500番代を組み込んで4連化され、3連は全て1000番代の1M2T編成となっています。両数は3連55本、0番代の4連23本、1000番代の4連19本、0+1000番代混成の4連16本、7両固定1本の計404両で全て網干総合車両所明石支所に配置されています。 |