|
クモハ321-34以下7連です。D10編成以降はパンタ2台搭載で登場しており、後に初期車も2台搭載に変更されました。JR東西線区間以外ではこの通り、前側のパンタグラフは折り畳まれています。
2007.9.1 東海道本線塚本駅にて撮影
|
|
クモハ320-7の室内です。座席は非常に簡素な造りで、座面が高くて浅い、まるで初期の103系を劣化コピーでもしたような、というのが正直な第一印象でした。案内表示器も写真の通り液晶画面を天井から吊り下げるという、ロングシート車にはあまり適さない配置をされているのも気になるところですね。
2006.1.1 東海道本線高槻駅にて撮影
|
|
D5編成、モハ321-10のVVVF装置で、東洋電機(または三菱)製です。パワーユニットの形状は比較的日立の形のように見えるのですが、東洋電機製がこの形状です。装置の銘板は裏側でなければ見えない(しかも車体の影になりやすいため極めて見にくい)ため、地元の人でないとまともに調べるのは無理ですね…。一応、東洋電機の銘板の制御器と、三菱電機の銘板の制御器の両方が存在するようなのです。
画像を拡大して見たところ、向かって右側の、大きなパワーユニットの中にVVVF用とSIV用の両方の素子が内蔵されているようですね。それを示すような名称板が付いています。
2006.1.1 東海道本線塚本駅にて撮影
|
|
D27編成、モハ320-54のVVVF装置で、日立製です。パワーユニットの形状にある程度の日立らしさはあるものの、東洋(三菱)も日立的な特徴を持っていることもあり、はっきり言って見慣れていないと区別できるものではありません。
2006.12.23 東海道本線新大阪駅にて撮影
|
|
D2編成、モハ321-4のVVVF装置で、東芝製です。東芝製としては珍しい外形なのですが、パワーユニットの網目の中に注目すると、各相ごとのユニットの中央付近に、縦方向にズラッと並ぶボルトのような物が、東芝らしいと言えるのかもしれません。目が細かく見えると言う点で東芝が一番識別しやすいですが、それでも今ひとつですね。
2006.1.1 東海道本線塚本駅にて撮影
|