・キハ120形
キハ120 14以下2連
キハ120 14+16の2連
1999.9.3 関西本線亀山駅にて撮影
 1992年に越美北線と木次線に投入されたのを皮切りに、JR西日本の各ローカル線で使用されている16m級の気動車です。現在では0番代、200番代、300番代の各種があり、最初に登場した200番代は鋼製車体セミクロスシート、0番代はステンレス車体ロングシート、300番代はステンレス車体クロスシートとなっています。
 エンジンは小松製で、1次車は250psで登場しましたが、2次車以降では330psとされています。変速機は新潟コンバータ製で、変速1段・直結2段の自動切替となっていますが、在来車と併結の場合は変速or直結を切り替えるレバーを使用できるようです。ブレーキ方式は自動空気ブレーキです。
 現在の走行線区と在籍両数ですが、手元に詳しい資料がないため紹介できません。
 走行音[dc120a.ra/458KB] 直接再生
 関西本線で使用されている0番代車の走行音です。エンジンは小松製ですが、さすがは新潟コンバータ製の変速機で、加速音はNDCシリーズの標準的なものとなっていますね。
 自動切替の作動する速度ですが、48km/hで直結に、65km/hで直結2段に進段するようです。
 録音は関西本線佐那具→伊賀上野間です。
・その他の写真
 キハ120 339+357+330の3連です。この塗装は津山鉄道部配置の車両で、津山線と芸備線で使用されているようです。乗ったわけじゃないので詳しくは分かりませんが・・・。
 1999.9.8 岡山駅にて撮影
 キハ120 14のエンジン付近です。小松製の特徴はシリンダヘッドが見えないこと、と言っても過言ではないように思います。そしてエンジンを囲んでいる枠のようなものがはっきり見えるということでしょうか。また、新系列の気動車に積まれているエンジンの中では小松製は排気量約11リットルで最も小さいグループでもあり、実際小振りに見えます。
 1999.9.3 関西本線亀山駅にて撮影

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