・700系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
724-750*以下8連
「ひかり366号」724-7508(or7506?)以下8連
2003.8.30 山陽新幹線西明石駅にて撮影
 700系は、300系の後継車両として、1997年に量産先行車が製作され、1999年3月に「のぞみ」を中心に営業運転を開始しました。
 2000年3月からは山陽新幹線「ひかりレールスター」として8連のE編成が、2001年8月からはJR西日本所有の16連であるB編成が、それぞれ営業運転を開始しました。
 各編成とも制御方式はVVVFインバータ制御で、IGBT素子を用いた3レベルPWMコンバータ+インバータの構成となっていて、<補機類を装備するT車>+<CI×2台装備のM車>+<変圧器装備のM車>+<CI×1台(とコンプレッサ)装備のM車>の4両で1ユニットとなり、4組つないだ12M4Tの16連(B、C編成)や、2組つないだ6M2Tの8連(E編成)を組成しています。
 16連の客室設備は300系を基準としているため、編成構成はそのままで、売店の廃止が目立つ程度です。E編成にはグリーン車は連結されず、代わりに8号車に4人用コンパートメントを設置したり、指定席車を2&2の座席配置にするなどして全体のサービスを向上しています。また、この列車独自のサービスとして、4号車をサイレンスカーとして、車内放送を省略するなどしています。
 2004年10月現在、C編成56本、B編成12本、E編成15本が活躍しています。C編成については2005年の万博輸送対応で更に数本の増備が行われています。
 E7編成走行音(デッキ)[tecE700a.rm/1.17MB] 直接再生
 700系7000番代の走行音です。3レベルIGBTインバータのせいか、かなり音は聞こえにくくなっています。この時はデッキにマイクを設置しているので非同期モードの音も聞こえていますが、客席ではまず聞こえてこないようです。
 非同期モードの音を聞く限り、メーカは日立のようにも思えますが、多車種との比較をしたところ、どうやら東芝製のようです(そもそも東海道筋の新幹線では東芝ばかりですし…)。683系の東芝車と比べると実はよく似ています。
 録音は数少ない「こだま」運用である、「こだま563号」の小郡(現新山口)→厚狭間です。他形式使用の「こだま」より所要時間が短いようなので、たぶん最高速度は285km/hだと思われます。この区間で出ているかは疑問ですが・・・。
 B2編成走行音(グリーン車デッキ)[tecB700a.rm/1.69MB] 直接再生
 700系3000番代のグリーン車デッキの走行音です。空調の影響もあるように思いますが、非同期モードの音がほとんど聞こえてきません。客席の場合、700系グリーン車は喫煙席である10号車だけがM車のため、空気清浄器などで更にモータ音がかき消されてしまいます。
 C編成の場合はグリーン車の駆動装置がTD継手になっていて、高速域では力行中や減速中に「ギャー」という音が目立ちますが、このB編成ではグリーン車もWN駆動であり、普通車と特に変わらないようです。
 録音は「ひかり146号」米原→岐阜羽島間です。
 B7編成走行音(普通客室)[tecB700b.rm/1.13MB] 直接再生
 700系3000番代の普通車客室内の走行音です。空調の状態によるのか、乗車率によるのかはわかりませんが、客室内でも多少は非同期モードの音が聞こえてくることもあります。たぶん乗車率が大きく影響しているんでしょうね…
 録音は「こだま611号」新神戸→西明石間です。
 C1編成走行音(デッキ)[tecC700a.rm/1.11MB] 直接再生
 こちらはJR東海の量産先行編成、C1編成の走行音です。量産車と比べると微妙に歯数比が違うようですが、実際のところは録り比べたわけでもないのでどれだけの違いがあるかはわかりません。
 録音は「ひかり151号」新神戸→西明石間です。
 C39編成加速音(グリーン車デッキ)[tecC700b.rm/680KB] 直接再生
 C編成の増備途上で、グリーン車の駆動装置が変更され、C19編成以降はTD継手に変更されたそうです。同時期の在来線向けのものと共通事項が多いそうで、聞こえる音も高速域で「ギャー」という系統の音が目立つなど、よく似た特徴を持っています。代わりにノッチオフしても「ゴロゴロ」系の音が鳴らないため、走行中の音の変化は非常に少ないです。惰性走行さえしなければWNの方が静かなんだし、新幹線はほとんど惰性走行をしないんだからWNのままでいいような気がするんですがね…
 録音は「ひかり222号」京都発車時です。
 C39編成減速音(グリーン車デッキ)[tecC700c.rm/617KB] 直接再生
 上のファイルと同一車両で録音した、減速時の走行音です。
 録音は「ひかり222号」米原到着時です。
 終着駅到着時自動放送(ひかり旧チャイム)[Chkr151a.rm/140KB]
 チャイムのみ(MP3)[700hkr1.mp3/73.9KB]
 2003年11月のチャイム変更前まで使用されていた、ひかり・こだま用のチャイムで始まる、ひかり号の終着駅到着時の自動放送です。
 録音は「ひかり151号」岡山到着時です。
 終着駅到着時自動放送(のぞみ旧チャイム)[Cnzm47a.rm/126KB]
 チャイムのみ(MP3)[700nzm1.mp3/59.7KB]
 同じくチャイム変更前の、のぞみ用チャイムで始まる終着駅到着時の自動放送です。
 録音は「のぞみ47号」新大阪到着時です。
 途中駅到着時自動放送(のぞみ旧チャイム)[Cnzm313a.rm/121KB]
 チャイムのみ(MP3)[700nzm2.mp3/31.1KB]
 同じくチャイム変更前の、のぞみ用チャイムで始まる途中駅到着時の自動放送です。
 録音は「のぞみ313号」新大阪到着時です。
 途中駅到着時自動+肉声放送(ひかり旧チャイム)[Bhkr146a.rm/150KB]
 同じくチャイム変更前の、ひかり号途中駅到着時の放送です。B編成での録音ですが、特に変わったところはありません。
 録音は「ひかり146号」新横浜到着時です。
 終着駅到着時自動+肉声放送(ひかり旧チャイム)[Bhkr146b.rm/285KB]
 同じくチャイム変更前の、ひかり号終着駅到着時の放送です。こちらもB編成での録音ですが、旧放送であるため、特に変わったところはありません。
 録音は「ひかり146号」東京到着時です。
・その他の写真
 「ひかり154号」のB2編成、724-3002以下16連です。営業開始当初は岡山ひかり等によく運用されていましたが、のぞみ大増発後は博多運用や広島、岡山直通のぞみに運用されることが多くなったようで、見かける確率が下がったように思います。運転台横の青のJRマークと、700のロゴが特徴と言えましょうか。
 2003.8.30 山陽新幹線西明石駅にて撮影
 「のぞみ10号」のC45編成、724-44以下16連です。いつ頃からだったかは忘れましたが、この「AMBITIOUS JAPAN」のロゴマークが700系C編成の代名詞になっているようです。なかなか格好良く決まってはいますが、どうも全編成についているとありがたみがなくなってしまいますね…
 2004.8.22 東海道新幹線静岡〜掛川間にて撮影
 「ひかり156号」のC32編成、724-31以下16連です。AMBITIOUSロゴ取付前の姿です。
 2002.8.30 山陽新幹線西明石駅にて撮影
 B編成グリーン車の室内です。すごく高級感が漂っているように思います。座席は500系のグリーン車をベースにしているとか…
 写真は719-3002(B2編成9号車)です。
 2002.8.31 東京駅停車中に撮影(ひかり146号)
 B編成普通車の室内です。なんだか色が狂ってしまっている気もしますが、座席の色は、紺のような黒のような、結構微妙な色だったりします。C編成と比べると長時間座ったときに疲れるような…、でも回数が少ないんではっきりとはわかりません。
 写真は724-3007(B7編成16号車)です。
 2002.8.30 新大阪駅停車中に撮影(こだま611号)
 C編成グリーン車の室内です。座席のデザインは何となく安っぽいような…、いや、気のせいですよね。普通車は蛍光灯色の室内灯ですが、グリーン車のみ電球色となっています。
 写真は717-38(C39編成10号車)です。
 2002.11.9 新大阪駅停車中に撮影(ひかり222号)
 C編成普通車の室内です。写真ではわかりにくいですが、かなり明るい車内です。長時間座っていてもそれほど疲れない、結構いい座席だと思います。
 写真は725-540(C41編成13号車)です。
 2003.8.26 新大阪駅停車中に撮影(のぞみ47号)

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