2001.3.9 天神大牟田線高宮駅にて撮影 |
1972(昭和47)年、600形に準じた仕様の4連バージョンとして登場した19m3扉の通勤車で、1編成のみの存在ですが、電機品等は後の2000形や5000形のベースとなったと言えるものです。
仲間の600形は1962年の登場で、1972年の9次車までMc-Tc、Mc-Mc-Tcの2種の編成で計57両が製造されました。600・700形とも1973年から76年にかけて冷房化が行われ、この際に電動発電機の換装や行先表示機の設置が行われています。また、3連車は切り離しを行う機会がなくなったことで、中間のMc車から運転台を撤去したり、2連2本を組み合わせて4両固定編成を作ったり、宮地岳線への転籍や甘木線用のワンマン改造が行われた車両もあります。 現在600形は4連4本、3連3本、2連9本の43両が天神大牟田線に、3連1本、2連4本の11両が宮地岳線に、700形の4連1本が天神大牟田線に配置されています。 |