・北総鉄道7300形/7800形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
7308以下8連
特急運用されていた頃の7308以下8連
2002.12.1 京浜急行本線新馬場駅にて撮影
 7300形は1991年3月、北総開発鉄道の2期工事区間である京成高砂〜新鎌ヶ谷間の開業に合わせて登場した形式で、全般検査を京成電鉄に委託する関係から同時期に開発された京成3700形と同仕様で製造されたものです。このため、車体はステンレス製で、18m3扉、オールロングシートの構成です。ラインカラーの違いは目立ちますが、その他は非常に似通った外観です。
 京成・都営・京急線への乗入れもさることながら、登場当時は新京成線への乗入れもあり、そのための無線装置、低加速スイッチなどの独特の装備もあるわけですが、基本的には京成3700形と同様、高耐圧・大容量のGTOサイリスタを使用した8個モーター一括制御式のVVVFインバータ装置を装備し、6M2Tの強力編成で起動時3.5km/h/sの加速度を誇るなど、都心直通のための十分なスペックをもっています。
 北総開発鉄道から北総鉄道と社名変更された現在も2編成が在籍しまずが、2003年1月以降は、京成電鉄より3700形1編成をリースし、7800形として共通運用されています。運用範囲は北総線から、京成線、都営浅草線を経由し京急線羽田空港まで乗入れを行っています。
 走行音(WN)[hks7300a.rm/893KB]
 東洋電機製の1C8MタイプのGTOインバータということで、もちろんお決まりの音をたてるわけですが、その中でも、このように非同期音の途中で一旦途切れたりする部分がなく、ストレートに上昇を続けるタイプというのは、実は少数派なのではないでしょうか?このタイプに関して細かいことにこだわり始めると議論に終わりがなくなりそうなのであまり突っ込まないことにはしておきますが…。
 7308〜7301編成はWN駆動車で、高速域の加速音は静かですが、ノッチオフすると「ゴロゴロ…」と響くのが特徴です。個人的には大好きな音ですし、この車両くらいに響いてくれるといいですね。
 録音は千葉ニュータウン中央→印西牧の原間です。
 走行音(WN)[hks7300b.rm/749KB]
 こちらもWN駆動の7308〜7301編成での録音ですが、京急線内での、今はなき特急運用での録音です。上のファイルとは異なる号車での録音なのですが、こちらは京成3708編成のように、高速域での加速中、TD継手の車両と同様の低音が響き、ノッチオフすると更に「ゴロゴロ…」が加わるタイプのようです。
 録音は平和島→青物横丁間です。100km/h超まで加速後、立会川通過後に制限80km/hまで減速、鮫洲通過中に更に60km/hまで減速し、青物横丁到着となります。
 走行音(TD)[hks7300c.rm/491KB]
 こちらはTD継手の7318〜7311編成での録音です。高速域では加速中、惰行中を問わず、低音を発する傾向になりますが、この車両はかなり弱いようです。WN車の京急線内の音よりも大幅に静かですね。
 録音は白井→西白井間です。
 走行音(TD)[hks7300d.rm/789KB]
 こちらはTD継手の車両の京急線内での走行音です。こちらは高速域での走行中、低音がよく響いています。
 録音は平和島→青物横丁間です。前半で一度、減速信号を受けたと思われるブレーキがあります。その後の走行パターンは、WN車の京急線内と同様です。
・その他の写真
 第2編成である、7318以下8連です。この編成は種別幕の文字が非常に太かったのが特徴です。いつの間にか運行番号表示がLED化されており、シャッター速度が速いと切れてしまうようになってしまいました。
 「祝 北総 京成 都営 京急 直通運転 15周年」と表示されたヘッドマークが貼り付けられています。北総車には全て付いていたように思いますが、他社では対象車両がほとんどなかったような…。
 2006.4.9 京浜急行本線新馬場駅にて撮影
 京成からのリース車である7800形7808以下8連です。京成3700形3808〜3801ですが、北総7300形と比べると、京成車の大形スカートが装備されていること、種別表示器の下に凹凸がないこと、通過標識灯の周囲に白い縁取りがあることの違いがあります。
 2006.3.26 東松戸駅にて撮影
 7306号車から7308号車方向の室内です。ベースとなった京成3700形と構造はほとんど同じで、床やシートモケットの色遣いだけが異なる印象です。
 2008.1.1 印旛日本医大駅にて撮影
 7307号車のVVVF装置です。東洋電機製の1C8M仕様のGTOインバータの典型的な形状です。検査からあまり時間が経っていない、比較的きれいな状態の写真です。一番左側の小さなブロックがゲート制御部と思われますが、この部分のカバーには、「TDK」のロゴが打ち出されています。京成3700形の初期の編成までがこれと同様になります。
 2002.9.22 京浜急行本線平和島駅にて撮影
 7303号車のSIVです。東芝製を示すプレートが付いていますが、京成3700形シリーズ以外では見かけない形状です。このSIV、かなりうるさいんですよね…。素子はGTOサイリスタだったかと。
 2003.4.18 京浜急行本線品川駅にて撮影
 7307号車の台車です。当然ながら京成3700形と全く同じ形の台車です。この撮影をした頃はまだ、京成車独特の、緑色に塗られた台車でした。
 2002.9.22 京浜急行本線線平和島駅にて撮影

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