・東京都交通局5300形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
5302-8以下8連
スカートの短い初期車5302-8以下8連
2002.9.22 京浜急行線平和島駅にて撮影
 1991年初頭から1997年まで7次にわたり8連27本が製造された浅草線用のVVVFインバータ制御車で、5000形の置換えや輸送力増強用に製造されました。
 アルミの塗装車体で、M-T-M-Tのユニットを逆向きに2本つなげたような編成であるため1両分4個のモーターを一括制御するタイプのインバータが搭載されています。1994年度増備の5次車からはスカート形状の変更や、インバータのソフト変更などが行われ、1997年度増備の7次車では、京急線内での快特運用の構想があったことから、120km/h運転を想定したモーター出力の増強などの仕様変更が行われました(実際には京急側で120km/h対応車を十分に準備したことや併結運用が発生したため実現せず)。
 後に1〜3次車と、少し遅れて4次車にもソフト変更が行われました。
 27編成全車が在籍し、北総・京成・京急の各線に乗り入れ、広範囲で活躍しています。
 走行音(1次車/三菱高音)[to53m2a.mp3/1.53MB]
 1次車は01・02編成が該当し、いずれも三菱製インバータを搭載し、モーターは東洋電機製らしいのですが、なぜか「三菱モーターの爆音」が激しく響いてきます。登場当初は、非同期モードがもっと低い音で、近鉄1422系、5200系などに近かったのですが、タイトル写真横の説明に書いたとおり、4次車登場後にソフト変更され、高い非同期モードしかなくなってしまいました。2次車や3次車は一時的に低い非同期になった車両なども見かけましたが、1次車では見かけていません。
 この01編成は、とにかく非同期の次のパルスモード、その次のパルスモードの入り方がとにかく激しいですね。
 録音は京浜急行線京急蒲田→京急川崎間です。
 走行音(1次車/三菱高音)[to53m2b.mp3/1.06MB]
 同じ1次車ですが。02編成での録音です。01編成で激しく入っていた、非同期の次と、その次のパルスモードへの入り方がだいぶ穏やかになっています。冷房の季節に録音したものではありますが、正直言って、ほとんど気になるレベルではありません。
 録音は京浜急行線平和島→京急蒲田間です。
 走行音(2次車/東芝低音)[to53s1a.mp3/1.44MB]
 03〜06編成が2次車に該当し、1998年夏頃まで奇跡的に5305-6(5番編成の京急線寄りから6両目)の1両だけがソフト変更前の音で残っていました。2000年代には5304-6が1時的にソフト変更前の音になったりしていました。このグループでは非同期の次は静かですが、その次のパルスモードの入りが特大で、その次のパルスモードも大きめの音で入ってきます。録音機材の都合などもありますが、このファイルではそれなりにWN駆動らしい音も聞こえるかと思います。高速域での加減速中は静かで、ノッチオフするとゴロゴロ言い出します。
 録音は京浜急行線京急川崎→京急蒲田間です。
 走行音(2次車/東芝高音)[to53s2a.mp3/1.56MB]
 こちらは2次車のソフト変更後の音です。基本的には非同期モードの音が高くなっただけかと。録音時期が新しいため、ドアチャイムが追加されています。
 録音は北総線千葉ニュータウン中央→小室間です。
 走行音(2次車/東芝高音)[to53s2b.mp3/1.42MB]
 同じく2次車のソフト変更後の音です。非同期の2つ後のパルスモードあたりから、3回くらい「ファン」という感じの甲高い雑音がまざります。この2次車グループに多い印象はあります。
 録音は京浜急行線京急川崎→京急蒲田間です。運転士の信号確認の声が非常に大きいですね。高速で走っている場面でもそこそこ聞こえてきます。そして、減速時にはハプニングが…。
 起動音(東芝その1&その2mix)[to5300sd.ra/107KB]
 こちらは6号車だけ低い非同期だった時代の5番編成から降りたときに録った音で、高い非同期と低い非同期がうまく混じっていると思います。
 録音は浅草線五反田駅にて、泉岳寺行の発車時です。
 走行音(3次車/日立低音)[to53h1a.mp3/741KB]
 07〜10編成が3次車に該当し、日立製のインバータを積んでいます。2008年末〜2009年初くらいに一時的に低音になっていたようで、その時に録音したものです。爆音というほどではない、少しまったりした感じの同期モードになっています。
 録音は浅草線大門→新橋間です。
 走行音(3次車/日立低音)[to53h1b.mp3/841KB]
 同じく日立車の、低音非同期だった時の録音を、京成線の地上区間でしたものです。こちらの方が、1個上の、地下区間の録音よりも同期モードで3回、平均的に爆音をたてているんですよね。車両も同じなのですが…。京成線なので大した速度は出ていませんが、WN駆動のゴロゴロも大きく鳴っていました。
 録音は京成押上線京成立石→四ツ木間です。
 走行音(3次車/日立高音)[to53h2a.mp3/1.00MB]
 こちらは3次車のソフト変更後の音です。同期モードでは3回、平均的な大きさの爆音がなるという意味で、1個上の、低い非同期の京成線内の音と同じ傾向と思います。
 録音は北総線白井→西白井間です。
 走行音(4次車/東洋低音)[to53t1a.mp3/1.40MB]
 11〜14編成が4次車に該当し、このグループは90年代には5312-1を除いてソフト変更が行われませんでした。
 非同期の次の次のパルスモードのみ、爆音で始まる感じですね。高速域でノッチオフした時のWN駆動のゴロゴロ音もはっきりしています。
 録音は京浜急行線京急川崎→京急蒲田間です。東芝車での京急線内の録音以上に運転士の確認歓呼の声がはっきり聞こえてきます。
 空転・滑走音(4次車/東洋低音)[to53t1b.mp3/928KB]
 同じ東洋車で、雨の日の減速→再加速→停車の部分だけを抜き出した音声ファイルです。最初のブレーキは場内の停止信号でも出ていたのでしょう、かなり速度を落としていました。その後の加速時も空転していて、そして駅に停車させるブレーキの時も滑走をしているようでした。
 録音は京浜急行線上り列車で京急蒲田到着時のものです。ちなみに、京急蒲田付近の高架化工事は着工前ですので、地平の線路を走っていました。
 走行音(4次車/東洋高音)[to53t2a.mp3/0.97MB]
 東洋車の高音非同期の録音です。爆音の鳴り方の傾向は、東洋の低音非同期の音声と特に変わらないと思います。この録音をした頃は5312-1の1両だけが高音非同期で、珍しい存在だったのですが、いつの間にか全車高音になってしまいました。加速時、微妙に3両目の低音非同期も聞こえてきているようです。
 録音は浅草線五反田→戸越間です。
 走行音(5次車/三菱)[to53m3a.mp3/0.98MB]
 15〜21編成が5次車に当たり、このグループでは再び三菱製インバータが採用され、新製時から高い非同期音のタイプになっています。この録音は5316-1なのですが、これだけ聞くと、1次車の三菱と比べて爆音がかなり小さくなったと感じるでしょう。他の車両の音も聞くと個体差だとわかるのですが…。
 録音は北総線白井→西白井間です。
 走行音(5次車/三菱)[to53m3b.mp3/1.01MB]
 同じく5次車で、5318-1での録音です。これは明らかに同期モードで3回、特大の爆音が鳴っていますね。上の、5316-1の時が特殊だったんでしょうね。
 録音は北総線小室→白井間です。
 走行音(5次車/三菱)[to53m3c.mp3/1.38MB]
 同じく5次車で、5320-8での録音です。5318-1ほどではないものの、比較的爆音仕様ですね。高速域で、加速中か惰行中かに関係なく、京急1500形東洋車(界磁チョッパ)や京急800形のような、低めの音が常に鳴っています。撓み板継手を使ってるわけじゃないはずなんですがね…。
 録音は京浜急行線京急川崎→京急蒲田間です。
 走行音(5次車/三菱)[to53m3d.mp3/1.67MB]
 同じく5次車で車号も同じ5320-8での録音です。1つ上のファイルよりも爆音がはっきりした鳴り方なのと、ドアチャイムが付いたのが違いになります。高速域の特徴は変わっていない(けど少し弱くなったかも?)ようですね。
 録音は北総線千葉ニュータウン中央→印西牧の原間です。
 走行音(6次車/東芝)[to53s3a.mp3/1.46MB]
 22〜26編成が6次車に該当し、東芝製インバータを搭載しています。こちらも新製時から高い非同期音です。
 非同期の次の次のパルスモードで1回だけ大きな爆音をたてています。4次車の傾向と似ているかもしれません。
 録音は京浜急行線京急川崎→京急蒲田間です。冷房の時期なのですが冷房の音は全く気になりません。代わりに、乗務員室の窓が開いていたのだとは思いますが、風の音があまりに激しい…。
 走行音(6次車/東芝)[to53s3b.mp3/1.55MB]
 同じ6次車で、地下での録音になります。爆音の傾向などは1つ上のファイルと特に変わらないようです。それにしても、なぜかこの6次車の録音がすごく少ないです…。
 録音は浅草線馬込→中延→戸越間です。大きな意味はありませんが2区間分をつないでいます。
 走行音(7次車/三菱)[to53m4a.mp3/957KB]
 27編成だけが7次車として製造され、モーター出力の増強などが行われ、120km/h運転対応となっているようです。出力増強のためか、最強の爆音が聞けると言ってもいいと思います。また、高速域の加速度がかなり向上しています。京急2100形とも勝負できるくらいの加速力があります(低速が特に強い京急と、大きくは加速度が変動しない都営との違いはあります)。
 この録音は5327-1(京急線側の先頭車)でのものです。
 録音は北総線白井→西白井間です。
 走行音(7次車/三菱)[to53m4b.mp3/941KB]
 こちらは5327-8での録音です。加速の良さは音でもわかるかと思います。爆音は5327-1よりはおとなしいでしょうかね。代わりに高速域で金切音みたいな雑音が入っていますね。減速時の「逆爆音」はこのファイルが最大だと思います。
 録音は北総線西白井→白井間です。
・その他の写真
 2次車として製造された5303-1以下8連です。一定以上の写り具合で撮影してある編成を、ひたすら並べてみます。
 2008.11.2 京浜急行空港線穴守稲荷駅にて撮影
 同じく2次車の5305-1以下8連です。
 2002.7.31 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 同じく2次車の5306-8以下8連です。行先が京成高砂なのですが、都営車の表示器では「高砂」とだけ表示されます。
 2003.2.10 京浜急行線平和島駅にて撮影
 3次車の5307-1以下8連です。
 2005.3.30 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 同じく3次車の5308-1以下8連です。
 2003.6.9 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 同じく3次車の5309-8以下8連です。京急線を上っていく特急なのですが、地下に入る直前、品川が終着駅という、ちょっと変な運用ですね。
 2002.7.26 京浜急行線能見台駅にて撮影
 同じく3次車の5310-1以下8連です。エアポート快特ということで、種別表示の飛行機らしきマークが特徴的です。
 2006.12.29 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 4次車の5313-8以下8連です。11番と12番編成も4次車ですが、11番はあまりまともな写真が撮れていないのと、12番はそもそも撮影していませんでした。ということで少し飛んでいます。「高砂」行を撮影したものです。
 2004.8.17 京浜急行線鮫洲駅にて撮影
 4次車の5314-1以下8連です。この編成がショートスカート装備で製造された最後の編成になります。
 2002.7.4 京浜急行線青物横丁駅にて撮影
 5次車の5315-1以下8連です。5次車からはスカートが大型のものに変更されており、印象が大きく変わっています。写真の列車種別はエアポート快特ですので、飛行機マークが種別表示器に入っています。
 2006.4.9 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 同じく5次車の5316-8以下8連です。
 2002.9.22 京浜急行線平和島駅にて撮影
 同じく5次車の5317-1以下8連です。
 2003.6.9 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 同じく5次車の5318-1以下8連です。
 2003.6.9 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 同じく5次車の5319-1以下8連です。京急線を上っていく特急なのですが、地下に入る直前、品川が終着駅という、ちょっと変な運用ですね。
 2002.7.2 京浜急行線青物横丁駅にて撮影
 同じく5次車の5320-8以下8連です。行先が「印旛日本医大」となっていますが、LED表示器の文字数ギリギリという感じですね。
 2002.9.15 京浜急行線平和島駅にて撮影
 同じく5次車の5321-1以下8連です。5次車は7編成が製造され、5300形の中では最大勢力なんですね。その5次車もこの編成がラストとなります。。
 2002.7.31 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 6次車の5322-1以下8連です。羽田空港発京急川崎行の快特だったと思いますが、行先が「川崎」とだけ表示されるのが特徴的です。
 2005.9.13 京浜急行線六郷土手駅にて撮影
 同じく6次車の5323-1以下8連です。光線が半逆光だし、行先があまり見えない写り具合でしたね…。
 2005.3.13 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 同じく6次車の5324-1以下8連です。珍しく京成側での撮影です。種別が「普通」なのが新鮮ですが、浅草線〜京急線内では急行などに化けます。
 2003.6.13 京成押上線八広駅にて撮影
 同じく6次車の5325-1以下8連です。同じく京成線内での撮影で、「普通 三崎口」の表示なんですよね。本当に普通列車として三崎口まで行くんだったら大変です。もちろん、特急に化ける運用ですが。
 2003.6.13 京成押上線八広駅にて撮影
 6次車のラストナンバー5326-8以下8連です。この編成まで製造された後、しばらく増備が止まり、ラストナンバー編成だった期間が数年続きました。
 2002.11.29 京浜急行線平和島駅にて撮影
 パワーアップされた7次車、5327-8以下8連です。外観上の特徴って何かあったかな?と思ってしまいます。たぶん特にないと思いますが。
 2005.9.13 京浜急行線六郷土手駅にて撮影
 同じく5327-8以下8連です。三崎口発成田空港行などという運用に入った時に、わざわざ敢えて南の方に行って撮影したものです。
 2003.8.11 京浜急行久里浜線津久井浜駅にて撮影
 5327-7号車から5327-8号車の室内です。原形のシートモケットは、こんな感じだったはずです。
 2002.7.5 北総線印旛日本医大駅にて撮影
 5325-7号車から5325-8号車の室内です。いつ変わったかは覚えていませんが、シートモケットが単色のものに変更されています。
 2003.6.28 浅草線西馬込駅にて撮影
 5302-1号車のVVVF装置で、三菱製のものです。他社の装置も特に違いはありません。
 2002.9.22 京浜急行線平和島駅にて撮影
 5327-1号車のVVVF装置です。出力が異なる装置ではありますが、外観上は特に違いはありません。こちらも同じく三菱製です。実際のところ、三田線の6300形GTO車も装置形状自体は同じです。
 2002.9.22 京浜急行線平和島駅にて撮影
 5321-6号車の台車です。
 2008.11.2 京浜急行空港線穴守稲荷駅にて撮影

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