・885系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
クロハ884-9以下6連
「ソニック」編成を使用した「かもめ5号」クロハ884-9以下6連
2007.8.18 長崎本線多良〜肥前大浦間にて撮影
 2000年、「かもめ」用に投入された特急形電車で、883系に続く振子式車両です。アルミ車体に白の塗装、革張りのリンクライニングシートが並ぶ豪華な車内が主な特徴と言えます。
 編成は3M3Tの6連が基本で、T車を1両抜いた5連も組成可能とされています。制御方式はVVVFインバータ制御で、815系と同様のPWMコンバータ+VVVFインバータの構成とされ、回生ブレーキを常用しています。
 初年度には「かもめ」と「ソニック」に6連7本を、翌年には「ソニック」用に5連4本(2003年にサハを増備し6連化)を製造し、「白いかもめ」「白いソニック」として活躍しています。
 走行音(東芝)[885sa.rm/1.57MB]
 指定席車として運用されるモハ885形100番代(かもめ編成)と200番代(ソニック編成)の走行音です。東芝製の2レベルIGBTインバータが採用されていて、非同期モードの音は営団9000系の東芝IGBT車などと同じタイプです。ただ、非同期から同期(1パルス)モードへの移行時に大きな音の変化があるのが特徴です。後に登場する西鉄7000形や阪神9300系にも受け継がれていることから、この音が東芝2レベルの標準と言えるものと思います。
 ちなみに、録音した場所は客室内で、台車直上付近になります。このとおり、非同期モードも含め鮮明にモータ音が聞こえてきます。ありがたいことですが、特急車としてはさすがにうるさ過ぎかと…。ちなみに、デッキにいると、813系などと同じドアチャイムが聞こえてきます。
 録音は「ソニック52号」の戸畑→スペースワールド(臨時停車)→黒崎間です。自動放送が臨時停車に非対応なシステムらしく、黒崎到着時の放送でおもしろいことが起きます。
 走行音(日立)[885ha.rm/1.04MB]
 こちらは自由席車であるモハ885形0番代とクモハ885形の走行音です。たまたま乗った列車が非常に乗車率が低かったので客席で録音したのですが、ずいぶんとモータ音が聞こえてくるものです。録音するにはありがたいことですが、883系では非同期の音など全く聞こえてこなかったのが、どうしてこうまでもはっきりと聞こえるようになってしまったのか、疑問ですね。ただ、883系の場合空調のうるささでかき消されていた、という面もあるのでそういう点では騒音の低減は確実になされたのかもしれません。でも日立の甲高い不快な音域の非同期音がはっきり聞こえてくるのはやはり困りますね。
 音のタイプとしては815系のソフト変更後や303系とほぼ同一のものです。
 録音は「ソニック19号」宇島→中津間です。
 車内放送(自動+肉声)[sonic19a.rm/132KB]
 「ソニック19号」博多発車時の自動放送です。博多〜大分の、それほど長時間かかるわけでもない列車で、しっかりと小倉で区切っているのには驚きました。それなりに乗客が入れ替わるのも事実ですが…。この区分のためにずいぶんと短い、始発駅の放送になってしまいました。
 それにしても、自動放送中に「ビー」という音が鳴り続けているのは耳障りですね。他形式ではあまりなかった気がするんですが、885系では車両によって大小はあるものの、多くの車両でノイズが乗っていたような印象があります。普通に座席に座っていても、はっきり聞こえた気がしますし…。
 車内放送(自動+肉声)[sonic19b.rm/KB]
 「ソニック19号」の大分到着時の車内放送です。前半の自動放送が小さく聞こえるかもしれませんが、これは後からある肉声による乗り換え案内の音量が非常に大きいためです。こちらも自動放送中の「ビー」の音が激しいです。
・その他の写真
 「ソニック23号」のクモハ885-5以下6連です。このように「ソニック」に「かもめ」編成が入ることもあれば、タイトル写真のように「かもめ」に「ソニック」編成が入ることもあり、結局のところ、全編成を6連に統一したからどうでもいいと言うことなんでしょうかね。
 「かもめ」用と「ソニック」用では、黄色系の配色と青系の配色で区別がなされています。
 2007.7.22 鹿児島本線黒崎駅にて撮影
 モハ885-202の室内です。全体的に暗めで、写真写りが非常に悪い室内だったりします。座席も革張りで見た目は豪華仕様ですが、座ってみるとホールド性が非常に悪く、すぐに疲れてしまう印象が残ります。
 2002.12.31 鹿児島本線博多駅にて撮影
 モハ885-103のVVVFインバータ装置です(東芝製)。左にゲート制御部があり、中央にある2つのパワーユニットで整流し、右のパワーユニットで3相交流に変換するというタイプです。東芝製の場合網目の中に格納されている機器がはっきり見えるのも特徴で、白っぽい箱の分かれ目で特に三相分のインバータが一つの箱に収まっている様子はよくわかるのではないでしょうか。
 2007.7.22 鹿児島本線小倉駅にて撮影
 モハ885-5のVVVFインバータ装置です。こちらは日立製ですが、構成については東芝製と違いはありません。それ以前に815系とそっくりなんですが…。
 2007.7.22 鹿児島本線黒崎駅にて撮影
 モハ885-5の台車です。883系のDT401K形に対し、885系はDT406Kとされているようですが、外観上の違いはよく分かりません。
 2007.7.22 鹿児島本線黒崎駅にて撮影

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