・キハ200形系列
キハ200-2以下6連
キハ200-2以下6連(後ろは4と6、前2両を切放し作業中)
1995.12.26 鹿児島本線博多駅にて撮影
 篠栗線の快速列車用に1990年に登場した3扉転換クロスシートの、811系の気動車版とも言える車両です。
 鉄道総研と共に開発されてきた爪クラッチ式変速機を採用し、新潟製DMF13HZA(450PS)を搭載し、たくさんの高性能気動車が輩出されている現在でも見劣りのしないものとなっています。
 当初配置された筑豊・篠栗線の電化により、現在では、熊本、長崎、鹿児島、大分に配置されています。転換クロスシートの0番代は長崎、大分、鹿児島に、ドア付近の1列を固定化した100番代は大分、熊本に、ロングシートの500番代は鹿児島に、両運転台のキハ220形は転換クロシートの1100番代が熊本と大分に、ロングシートの1500番代が大分に、2006年度増備の行先表示器を大形化した200番代が大分に、それぞれ配置されています。
 キハ200形、キハ220形とも、0番代はトイレ付き、1000番代はトイレなしとして付番されています。
 また、この車種は自然災害などによりキハ200形1000番代2両が廃車されており、代替新造された車両は5000番代を名乗っています。
 キハ200形走行音[dc200a.rm/766KB]
 鹿児島地区で活躍する0番代車での録音です。ワンマン列車で乗客の少ない時間帯でもあり、到着後のドア開時にしか聞けませんが、ドアチャイムが813系などとはまた違う、独特なものになっています。篠栗線などでは「プー」という感じのものだったような記憶があるのですが…。
 録音は指宿枕崎線五位野→坂之上間です。
 ちなみに、爪クラッチ式というのがこの車両の特徴なわけですが、もともとクラッチによる音が判別できないわけですから、音に変化は出ないようです。乗り心地面では、直結段に入るときに結構衝撃が大きく、かえって悪影響を及ぼしているようにさえ思えました。たぶん直結段での動力伝達効率を高めるのが目的なのだとは思うわけですが…。
 キハ220形200番代走行音[dc220-2a.rm/1.14MB]
 2006年に登場したキハ220形200番代です。爪クラッチの使用もやめてしまったようで、普通の直結2段仕様の気動車になってしまった感があります。とは言っても、直結段に入ったあたりの駆動音の響き方はなかなかいい感じです。
 録音は九大本線田主丸→筑後吉井間です。直結2段までストレートに加速後、2回ほど再加速があります。

・その他の写真
 黄色の塗装が目立つ、鹿児島総合車両所の「なのはな」用キハ200形です。投入当初は篠栗線と同じ赤塗装だったのですが後に塗り替えられました。
 写真はキハ200-9+1009です。
 2003.1.2 指宿枕崎線喜入駅にて撮影
 こちらは長崎運転所配置で快速「シーサイドライナー」を中心に運用されている青塗装のキハ200形です。上の黄色と、この青のほかは全て赤塗装となっています。
 写真はキハ200-11以下2連。
 1999.3.7 佐世保線早岐駅にて撮影
 キハ220形1500番代(キハ220-1503)です。後ろには、キハ220-205、右側にはキハ125-15が一緒に写っています。この世代までは、キハ200形系列オリジナルの形態でした。
 2008.3.15 九大本線日田駅にて撮影
 キハ220形200番代(キハ220-204)です。大形のLED式行先表示器が最大の特徴で、それに伴い、顔つきも大幅に変わりました。車号も超大形になったのは、こういう趣味を持つ人間にはありがたい限りです(笑)
 2008.3.15 九大本線田主丸駅にて撮影
 キハ200-9の室内です。このように転換クロスシートが並んでいます。最初の投入線区が筑豊・篠栗線で、同線の快速運転用が主目的でしたから、ある種当然の車内設備なのかもしれませんね。
 2003.1.2 指宿枕崎線喜入駅にて撮影
 キハ200-7のエンジンです。暗くなってしまって細部ははっきり見えませんが、キハ66形の換装車などと大差ないものと思われます。
 1999.3.3 鹿児島本線西鹿児島駅にて撮影
 キハ220-204のエンジンです。コマツ製のSA6D140HE-2形機関に変更となりました。シリンダヘッドがまるで見えませんね。
 2008.3.15 九大本線田主丸駅にて撮影
 キハ220-1503の台車です。DT600KB形とされています。枕バネ付近で、台車枠が大きく湾曲しているようですが、推進軸を通すためなのか、あるいは、車高を下げるためのものなのか、どちらなんでしょうね…。
 2008.3.15 九大本線日田駅にて撮影
 キハ220-205の台車です。DT600KC形とされています。在来のキハ200形系列よりも床を低くしているそうで、写真でも台車が見えにくくなっていますね。台車の基本的な形態は在来車と特に変わっていないように見えます。
 2008.3.15 九大本線日田駅にて撮影

前のページに戻る