・1000系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
1035
土佐くろしお鉄道ごめんなはり線に乗り入れを始めたばかりの1035号車
2002.7.18 土佐くろしお鉄道ごめんなはり線穴内駅にて撮影
 1990年に登場した一般用気動車で、単行や2両でのワンマン運転が可能なこと、121系電車と同等の加速性能が確保できることやコストの削減に主眼が置かれました。
 大型(21m)の3扉ステンレス車体で、運転台直後は片開き、中間は両開き、車内は千鳥配置のセミクロスシートが特徴で、JR四国のスタイルを確立した車両と言えます。走行機器は2000系をベースに機関出力を更に向上したうえで1台搭載とされています。
 97年までに56両が製造され、高徳線、徳島線、牟岐線、土讃線で運用されています。また、2001年にはトイレを新設した車両も登場しました。その後、1500系登場時に1500系併結対応車として1200形に改造された車両も登場しました。2018年4月現在、徳島に1000形6両と1200形18両、高知に1000形32両が配置されています。
 走行音[JS1027a.mp3/8.60MB]
 2000系と同様コマツ製エンジンと新潟製変速機の組み合わせです。この世代の新潟製変速機を装備する車両に共通の、なかなかいい音がします。ただし、エンジンがコマツ製である分だけ、どうしても少し籠もった感じの音にはなります。変直切替えのタイミングも迫力が出る回転数にちょうど設定されているんでしょうかね(51km/hで直結1段、72km/hで直結2段)。
 2000系と同様、減速時は排気ブレーキを常用しています。排気ブレーキ時にはどうやら直結2段がつながっているようです。
 録音は高徳線三本松→丹生→鶴羽間です。最初の区間は直結2段まで、2区間目は直結1段止まりでした。
 走行音[JS1027b.mp3/3.19MB]
 こちらは同じ列車での別区間(上のファイルの次の駅間というだけですが)での走行音です。
 録音は高徳線鶴羽→讃岐津田間です。ストレートな加速で直結2段まで進んでいます。
 走行音[JS1044a.mp3/3.05MB]
 こちらは高知に配置された車両の走行音です(現在は1200形に改造されて徳島に配置されています)。上り勾配もある区間での走行音で、直結2段まで加速してはいますが、途中でかなり速度が落ちてしまいます。そのため、減速時は排気ブレーキが立ち上がってはみたものの、すぐに切れてしまいます。
 録音は土讃線多ノ郷→吾桑間です。
 1200形走行音[JS1247a.mp3/10.7MB]
 こちらは1200形への改造車の走行音です。走行用の機器への変更はないため、単行運転の列車での録音でもあり、特に通常の1000形の走行音との差異はありません(録音した年代の違いによる自動放送音声の違いとかは当然ありますが)。
 徳島地区では1500形との併結があり、高知地区の1000形では土佐くろしお鉄道9640形との併結運用があります。どちらの併結相手も変速1段直結4段の車両であり、ギアチェンジする速度がまるでバラバラになります。同期しそうにない組み合わせの割には、思ったほど乗り心地が低下しない、不思議な感覚ではあります。
 録音は牟岐線阿波海南→浅川→鯖瀬→牟岐間です。直結2段に上がる区間、上がらない区間が混ざっていますが、途中での比較的急なカーブなども含まれるために駅間での再加速があったりもします。再加速時には堂々とした空噴かしが聞けます。
・その他の写真
 土佐くろしお鉄道の車両とつながった1047以下5連(1047+1045+1037+9640-1S+9640-2S)です。最近どうなっているかは把握してませんが、この頃には日常的にこのような併結運転がされていました。
 2002.7.21 土讃線後免駅にて撮影
 1001+1010の2両編成です。3年ほど前に撮影した時は高知車にはアンパンマンに登場するキャラクターのシールが正面に貼ってあったりしましたが、この頃にはなくなっていました。側面にはトイレ設置に伴い埋めた窓の跡が見えます。
 2005.12.30 土讃線阿波池田駅にて撮影
 1200形に改造された1247号車です。検査上がりなのか、ピカピカですね。ただ、側面がほとんど見えない構図でしか撮れなかったのが残念でなりません。
 2016.12.30 牟岐線文化の森駅にて撮影
 1200形の真骨頂である、1500形との併結列車の写真です。残念ながら後打ちしか撮れませんでしたが。1246+1251+1509の3両編成です。
 2018.5.2 高徳線オレンジタウン〜造田間にて撮影
 1013号車の室内です。特徴的な千鳥配置の様子がよく分かると思います。
 2005.12.30 土讃線阿波池田駅にて撮影
 1200形1247号車の室内です。特徴的な千鳥配置はそのまま引き継いでいます。奥側の左の方に壁が見えるのが、増設されたトイレですね。
 2016.12.30 牟岐線海部駅にて撮影
 1047号車のエンジンです。コマツ製の11Lエンジンなだけあって、特徴的なL字のフレームがよく見える、と言うか、それしか見えません。
 2002.7.21 土讃線後免駅にて撮影
 1232号車の台車です。同じ時期の新潟鉄工の第3セクター向け気動車NDCシリーズによくある形状の台車です。すごく単純な形状で頼りなく見えてしまうのですが、よく見ると、主要な構造体がすごく太くできてますね。
 2016.12.30 徳島駅にて撮影
 1003号車の冷房装置です。最近の気動車にはよく見られる形状なんでしょうかね。似て非なるものがどの程度存在しているかも不明なのであまり軽はずみなことは言えませんね。
 この車両に関してはファンの近くにある「ノルナ」の文字がおもしろいです(写真でははっきりとは見えませんが赤で書いてある部分がそうです)。
 2001.3.2 高徳線三本松駅にて撮影

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