・キハ185系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
キハ185-1018以下2連
「うずしお」用リニューアル仕様車の「いしづち10号」キハ185-1018+25の2連
2004.1.2 予讃線丸亀駅にて撮影
 1986年、JR四国への継承を前提として製造された特急形気動車で、急行の格上げやキハ181系の置換えが目的とされています。同年11月の国鉄最後のダイヤ改正で運転を開始し、主に「しおかぜ」や「南風」に投入されました。
 車体はステンレス製で、エンジンは直噴式機関を先頭車に2台、中間車(半室グリーン車)に1台が搭載され、性能の向上が図られています。なお、編成の自由度を高めるため、グリーン合造の中間車がある以外は、全て先頭車とされています。
 JR化後の88年までにキハ185形0番代(トイレ付先頭車)26両、同1000番代(トイレなし)18両、キロハ186形(半室グリーン車)8両が製造されましたが、2000系の登場で早くも余剰となり、92年にはJR九州に20両が譲渡され、「ゆふ」「あそ」にリニューアルのうえ投入され(同時にキロハ186を2エンジン化しキハ186に変更)、四国内の車両についても99年からは普通列車に格下げされた車両やジョイフルトレインに改造された車両も登場しています。
 2018年4月現在、高松に「うずしお」「むろと」「剣山」用キハ185形17両(0番代12両、1000番代5両)、「ゆうゆうアンパンマン」キロハ186形1両、トロッコ列車用のキロ185形とキハ185形が各1両、「アイランドエクスプレス四国II」のキロ186形1両、観光列車「四国まんなか千年ものがたり」キロ185形2両とキロ186形1両の計24両が配置されています。松山には普通列車用としてキハ185形3100番代(トイレなし)が7両配置されています。JR九州では大分に「ゆふ」「九州横断特急」用としてキハ185形14両(0番代10両と1000番代4両)とキハ186形4両が、熊本に「A列車で行こう」用としてキハ185形2両(0番代と1000番代各1両)が配置されています。
 走行音[dc185a.mp3/7.16MB]
 JR四国で特急仕様のまま残る車両の走行音です。エンジンは国鉄末期の仕様で直噴式のDMF13HSなのですが、変速機が廃車発生品の流用であり、キハ58系等と同じものが使われています。そのため、特に直結段に入る時の音など、国鉄形そのものの音になります。個人的にはもう少し後の世代の、300PS以上で直結2段仕様の変速機を使用する車両の方が好きですね。
 録音は「いしづち23号」の宇多津→丸亀→多度津(場内信号での停車まで)間です。多客期の「しおかぜ」「いしづち」分離運転に伴う短区間の特急列車への充当です。
 走行音[dc185b.mp3/16.8MB]
 同じく特急仕様車で、山の中を走る路線での走行音になります。途中での再加速などもあります。
 録音は「むろと2号」の由岐→新野→桑野→阿波橘間です。
 3000番代走行音[dc185-3a.mp3/5.52MB]
 こちらは普通列車専用となった3000番代車の走行音です。元々のリクライニングシートを全て4人用に向かい合わせ状態に固定し、リクライニングできないようにしていただけのはずですので、走行音に影響するような差異はありません。録音した車両は少々車輪フラットが気になりますが…。
 録音は予讃線鳥ノ木→伊予横田→北伊予間です。
 走行音(JR九州転属車)[dc185qa.mp3/3.40MB]
 JR九州に転属したキハ185系の走行音です。2エンジン化されたキハ186形(←キロハ186形)での録音です。直結段は途中からノッチを絞った状態でしばらく力行していたようで、速度は変化しないのにエンジン音はする状態がある程度続いていました。
 九州の車両はエンジンや変速機の換装が進められているらしく、今では全く違う走行音になっているはずです。
 録音は「あそ5号」の阿蘇→宮地間です。
 あそ5号熊本始発放送[aso5qa.mp3/2.20MB]
 「あそ5号」熊本始発直後の車内放送です。九州への転属車ですが、放送前のチャイムは変わっていません(逆に四国の特急で録音してないけど…)。
・その他の写真
 キハ185-1015+9の2両編成です。2両でラインカラーが異なっていますが、こちら側の車両がJR化後間もない時期のキハ185系の標準的な外観だったと思います。
 2016.12.31 徳島駅にて撮影
 国鉄時代の緑帯と類似した配色となったキハ185-20以下3連(後ろはキロハ186-2とキハ185-23)です。細かなところは違うようですが、登場時はこのような緑帯でした。
 2017.1.4 高松駅にて撮影
 上の写真の中間車、キロハ186-2で、「ゆうゆうアンパンマンカー」となります。
 2017.1.4 高松駅にて撮影
 「アンパンマントロッコ」のキロ185-26とキクハ32-502の2両編成です。こんな形で、いつの間にか本州乗り入れが復活してたんですね。
 2018.5.5 JR西日本宇野線備中箕島〜早島間にて撮影
 同じく「アンパンマントロッコ」のキクハ32-502側からの撮影です。キハ32形の仲間にはされていますが、運用状況から見たら、どう見てもキハ185系ですよね、ということでこちらで写真を紹介します。もう1両(キクハ32-501)ありますが、そちらは未撮影です。
 ちなみにこの写真、後打ちかと思うでしょうが、こちらが先頭で走っています。
 2018.5.4 JR西日本宇野線備中箕島〜早島間にて撮影
 観光列車「四国まんなか千年ものがたり」に改造されたキロ185-1001+キロ186-1002+キロ185-1003の3両編成です。3両で色が全て違う他、中間車は左右でも色が違っていたと思います。
 2018.4.30 土讃線坪尻〜箸蔵間にて撮影
 普通列車用に格下げ改造されたキハ185-3109+3009の2両編成です。外観上は、赤いラインの追加、車号の標記の赤文字化、前面のヘッドマーク部を行き先方向幕に変更、ジャンパ連結器の改造などといったところでしょうか。
 2005.12.31 予讃線八幡浜駅にて撮影
 特急「むろと」で乗車したキハ185-9の室内です。他の特急車の更新で余った座席の流用か、原形ではないような気がします。
 2016.12.31 牟岐線阿波橘駅付近にて撮影
 普通列車用に格下げ改造されたキハ185-3109からキハ185-3113に向かっての室内です。シート自体は元から装備していたリクライニングシートですが、向かい合わせに固定され、リクライニングもできないようロックがかけられているはずです。
 2017.1.2 予讃線松山駅にて撮影
 こちらはJR九州に移籍した車両で、「あそ5号」のキハ185-7+キハ186-5+キハ185-2の3連です。当初は「ゆふ」と「あそ」で別個の車両が使用されていましたが、現在ではこのようにロゴも両系統共通のものとなり、ヘッドマークも変更されました。
 2001.3.6 JR九州鹿児島本線熊本駅にて撮影
 キハ185-17のエンジン周辺です。DMF13HSエンジンですので、シリンダヘッド6個のうち、4〜5個がはっきりと見えます。エンジンの台枠は途中で奥まっているようですが、この辺はDMF13HZなんかでも同じ形状が踏襲されるようですね。
 2016.12.31 徳島駅にて撮影
 キハ185-17の台車です。国鉄末期らしい形状のボルスタレス台車が使用されています。この時期には様々な機器が流用されたりしましたが、さすがに特急車の台車を廃車から流用するということまではしなかったようですね。
 連結面側の台車で、右側にエンジンがあり、推進軸なんかも見えてますね。
 2016.12.31 徳島駅にて撮影
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