・3000系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
3623以下6連
3623以下6連
2006.1.4 西神線伊川谷駅にて撮影
 1993年、沿線のニュータウンの人口増加などに対する輸送力増強の目的で登場した車両で、神戸市交では初めてのVVVFインバータ制御の採用となりました。車体は従来車と同じアルミ製ですが、塗装パターンは大幅に変更されています。従来車はいずれも4連や5連で登場した後に増結を行いましたが、この3000系では初めて6連で登場したことも特徴の一つです。
 初回投入時に2編成、翌93年度末に4編成の計6編成が製造され、現在も全編成が活躍しています。
 走行音[kbc3000a.rm/477KB]
 神戸市交初のVVVF車は日立製の1C8MGTOインバータで、当時非常に多くの車両に採用されたタイプです。そのため同じタイプのインバータである東急2000系、京王8000系、西武6000系、福岡市交2000系等とよく似た音で、中でも東急2000系とは非同期の次の音が中途半端な高さから始まっている点などから、最も近いと言えるのではないでしょうか。ただ、インバータ装置の真上に乗ってもそれほど装置本体からの音は聞こえてこないようです。
 録音は伊川谷→西神南間です。
・その他の写真
 3627以下6連です。製造年次は上の3623編成とは異なるものの、これと言った差異は見あたらないと思います。
 2006.1.4 西神線伊川谷駅にて撮影
 3227号車のインバータ装置です。よく見る1C8Mの日立GTOのインバータと特に変わりはありませんが、このタイプでは3相分のパワーユニットのうち1相分だけが反対側に配置されることが多い中、3相分全てが一方の側面に配置されていることが特徴と言えます。
 2006.1.4 西神線伊川谷駅にて撮影
 3227号車のVVVF装置の裏側(厳密には、こちら側が本物の制御装置ですが…)です。ゲート論理部が入った箱と、フィルタコンデンサの箱が並んでいるようです。
 2006.1.4 西神線伊川谷駅にて撮影
 3227号車の台車です。台車については詳しくないんで特にコメントはありません。
 2006.1.4 西神線伊川谷駅にて撮影

前のページに戻る