・近鉄2800系
2814以下6連
2814以下2連+2809以下4連
1999.9.6 大阪線鶴橋駅にて撮影
 1972(昭和47)年から1979年にかけて製造された、大阪線区間運転用を主とした冷房付の通勤車ですが、大阪・名古屋線の車両共通化の方針に沿った車両であり、名古屋線にも配置されています。制御単位が1C4Mとなっているため2連、3連、4連の各種編成があります(それぞれ2本、4本、11本計60両)。また、大阪線の連続勾配区間での運転のため抑速発電ブレーキを装備した形式でもあります。
 1994年からは車体更新工事が行われ、側面にも行先表示器が新設され、1997年以降に2811、2813、2815の3本の編成が名古屋線用にL/Cカーに改造され、これらの編成中のサ2950形と、サ2967には長距離の急行運用を考慮して後にトイレが設置されています。
 走行音[knk2800a.ra/224KB] 直接再生
 機器構成は2430系と同様ということで、音も同じようです。ただ、このときは台車の真上ではなかったため起動時の音の入りはかなり悪いです。この後の夏に乗ったときの方がよほど音がはっきり聞こえたようにも感じるほどなもので・・・。
 録音区間は大阪線近鉄下田→二上間です。
 空転音[knk2800b.ra/179KB] 直接再生
 起動直後は普通に加速していたようですが、ノッチを進段させて並列段に入った瞬間からなのでしょうか、派手に空転しています。近鉄各線とも似たような状況だったらしいですが、最近は増粘着剤(アルミナの粉末らしい)を使用するようになって派手な空転はかなり減ったらしいです。
 録音は宇治山田行急行の、近鉄四日市発車時です。
・その他の写真
 L/Cカーへの改造を受けた2811以下4連と、2430系2442以下2連の計6両編成です。この、2811以下4連は簡易塗装化された後の姿です。
 2001.1.7 名古屋線近鉄四日市駅にて撮影

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