・近鉄23000系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
23605以下6連
23605以下6連
2003.3.10 大阪線名張駅にて撮影
 「伊勢志摩ライナー」の名の通り伊勢志摩方面への特急を中心に運用されている車両で、1993年度に5編製が登場し、1995年に1編成が増備されています。形態としては21000系「アーバンライナー」に近い印象ですが、塗装は独自のものとなり、デラックス車やサロンカーも連結されています。
 制御方式は22000系に続いてのVVVFインバータ制御となり、VVVF装置は22000系とはやや異なり、1C4M×2群のタイプとなり、2両分が1ヶ所に集中配置される形となりました。非同期域もさらに拡大されているようです。また、近鉄で初めての130km/h運転を行った車両でもあり、この後にアーバンライナーも130km/h化されました。
 走行音[knkISLa.rm/1.39MB]
 加速音は22000系と類似したものですが、非同期域がやや拡大されているようで、非同期モード終了後いきなり爆音が鳴って終わりというように聞こえます。ただ、減速に関しても加速時と同様の非同期の音になり、22000系とは全く異なるものと言えます。タイプとしては東京都営地下鉄の6300形GTO車と同じ分類になります(当然ながら歯数比や加速度の違いから、同じ音ではありません)。
 録音は大阪線名張→伊賀神戸間です。よく飛ばす上に、手頃な所要時間に収まってくれる区間ですね。伊賀神戸が谷底のような場所にある駅ですので、すご〜くゆっくりと減速していきますが。
・その他の写真
 モ23501の室内です。登場時からこのような室内だったかは、よく分からないのですが、撮影時点ではこのように、カラフルな座席になっています。
 2009.6.16 京都線京都駅にて撮影
 23000系モ23505に積まれているVVVFインバータ装置です。22000系のものと似ているようで付いている部品の順番が変わったという印象が強いように思います。22000系の場合は、裏側にはあの半分のものだけが付いているようですが、この23000系では裏側を見てもこれとほぼ同じ形態のようです。
 2003.3.10 大阪線名張駅にて撮影
 23000系モ23505の台車です。ボルスタレス台車になっています。
 2003.3.10 大阪線名張駅にて撮影

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