・北総鉄道7500形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
7501-8以下8連
7501-8以下8連(スローシャッターで流し撮りをしてLEDをきちんと写しています)
2008.10.12 京浜急行本線新馬場駅にて撮影
 2006年2月、7000形の置換えを目的として登場した車両で、京成3000形に準じたステンレス車です。
 車体は1号線規格に沿った18m3扉車で、室内はオールロングシートです。京成3000形とはラインカラーが異なる程度の差異しか、外観上は見られません。
 制御方式はVVVFインバータ制御で、こちらも京成3000形と同様、2レベルIGBTによる1C4M×2群の構成で、6M2Tの8両編成を組成します。
 2006年に2本と2007年に1本の計3本が投入され、京急線羽田空港までの範囲で運用されています。
 走行音(WN)[hks7500a.rm/788KB]
 東洋電機製の2レベルIGBTですので、「キーン」という短い非同期モードに、低めの唸りから始まる同期モードが続きます。WN車(7501編成)では、高速域の加速音がほとんど聞こえず(この車両はやや加速中からゴロゴロと鳴ってますが)、ノッチオフすると、「ゴロゴロ」音が大きくなります。また、WN車は三菱製モータを使用してもいますので、非同期モードの間にもモータの唸りが聞こえてきます。この車両はかなり大きめの唸りですね。
 減速時には、京成3000形初期車とは異なり、停車直前に非同期モードの音が大きくなります(純電気ブレーキの採用によるものと思われます)
 録音は小室→千葉ニュータウン中央間です。小室駅の発車時に、待避線新設工事に伴う曲線通過による速度制限を受けてしまうのと、加速中にはうるさいレールの上を走っているため、雰囲気が変わってしまうのが難点ですが、速度はそれなりに出ています。
 走行音(TD)[hks7500b.rm/401KB]
 こちらはTD継手を使用した車両で、7502編成と、確か7503編成も該当すると記憶しています。中速域以上では常に、JR東日本E231系と同じような、ギア音のような響きが聞こえてきます。個人的にはWNの音の方が好きですね…。
 録音は松飛台→大町間です。短い区間の中では、そこそこ速度の出るところだと思います。少し物足りないですが。
 走行音(TD)[hks7500c.rm/509KB]
 こちらもTD継手を使用した車両で、ある程度の速度が出る区間での録音です。ただし、加速途中まで、非常にうるさいレールの上を走るため、雰囲気がかなり変わってしまうのが難点です。これさえなければ、このファイルだけの紹介で良かったところなんですが…。
 録音は白井→小室間です。
・その他の写真
 7502-7から7502-8号車方向の室内です。まさに京成3000形の色違いバージョンという雰囲気ですね。モケットの色遣いなどが異なります。
 2008.1.1 印旛日本医大駅にて撮影
 7501-3号車のSIVです。東芝製で、京成3000形と共通と思われます(と言いつつ、実は京成3000形のSIVを写していない…)。
 2008.1.1 印西牧の原駅にて撮影

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