・北総鉄道9000形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
9008以下8連
9008以下8連
2006.1.8 京浜急行本線新馬場駅にて撮影
 1983(昭和58)年、住宅・都市整備公団による初めての鉄道線である小室〜千葉ニュータウン中央間が翌年3月に開業するのに備え、登場しました。当時は2000系を名乗り、6両編成2本が製作され、北総開発鉄道西白井車両区に搬入されました。
 車体はセミステンレス製とされていますが、台枠、構体など大部分をステンレス製としています。制御方式は北総開発鉄道7000形と同じ界磁チョッパ制御が採用され、4M2Tの6両編成とされています。開業当初は新京成線への直通運転で使用され、北総開発鉄道2期開業時に都営地下鉄方面への直通運転が行われるようになりました。
 1990年には中間電動車2両×2組が増備され、8連化されました。続いて1991年初頭には先頭車を電動車化するための台車振り替えが実施されました。1994年には9000形に改番され、9008〜9001と、9018〜9011の、各編成内での連番とされました。その後、都市基盤整備公団所属を経て、2004年に北総鉄道となった際には、所属は千葉ニュータウン鉄道、運用は北総鉄道で行われています。
 走行音[hks9000a.rm/867KB]
 北総7000形と特に変わりはないものと思われます。界磁チョッパ車の割には迫力に欠ける起動音が特徴で、高速域ではTD継手の車両のような低音と、ノッチオフした際には軽くWN特有の「ゴロゴロ…」が聞こえてきます。
 録音は印西牧の原→千葉ニュータウン中央間です。速度は目一杯出している感じでいいですね。
・その他の写真
 9008以下8連(9008〜9001)の、毎年恒例の「北総春まつり」ヘッドマーク付の写真です。
 2005.3.13 京浜急行本線新馬場駅にて撮影
 こちらは第2編成である9018以下8連(9018〜9011)です。撮影した頃には北総・公団車での特急運用が多数ありました(昼間のパターンでは基本的に京急線内特急だった)。
 2002.12.1 京浜急行本線新馬場駅にて撮影
 9017〜9018号車の室内です。なんと表現していいのやら、どうもシートモケットの色の分け方とか、イマイチですよねぇ…。
 2008.1.1 印旛日本医大駅にて撮影

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