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分割運転時代の特急で、8757以下6連+8855以下4連の計10両編成です。後年、6連が新宿方、4連が八王子方に組み直された上で10両固定編成に改められています。
2002.6.9 京王線仙川駅にて撮影
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ラストナンバーとなる8733以下8連です。10連の大部分の編成は方向幕、10連の8番と11番以降、8連の8721・22編成は側面のみLED式、8723編成(と思ってましたが書籍の情報だと8726編成?)以降は前面も含めてLED式の行先表示器で登場しました。ただ、2002年時点で8721号車の先頭部がLEDの写真もあるし、今ひとつ、この辺の経緯は分かりません。この頃の撮影ではLEDの写り方を意識していなかったので、完全に切れてしまっていますね。
ちなみに、この8733編成はボルスタレス台車を装備して登場した車両となります。
2002.6.23 京王線千歳烏山駅にて撮影
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こちらは車体更新や機器更新を受けた8702以下10連の近年の撮影になります。行先表示器はフルカラーLED式になっており、6連と4連の順序の入れ替えと10両固定編成化などが実施されています。
2018.6.9 京王線千歳烏山駅にて撮影
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お茶の広告電車、ではなく「高尾山トレイン」となっている8713以下10連です。こちらは車体更新は実施済、機器更新は未実施の状態の頃の撮影となります。
2018.6.9 京王線千歳烏山駅にて撮影
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車体更新は実施済、機器更新は未実施の8757以下10連です。LEDライトになった車両のようです。
2019.8.16 京王線明大前駅にて撮影
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8連の車体・機器更新車である8773編成です。こちらもフルカラーLEDの行先表示器で、各停表示のため白文字になっています。
2019.8.16 京王線明大前駅にて撮影
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8021号車から8721号車方向の室内で、原形の頃の様子になります。バケットシートに足元のライン付といった、1990年代の一般的な雰囲気でしょうか。
2004.6.5 京王線京王八王子駅にて撮影
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同じく8021号車から8721号車方向の室内で、更新工事後の様子になります。床や座席の色調は変わっていませんが、大型の袖仕切りや、ロングシートの途中へのつかみ棒の追加などが目立ちますね。
2019.3.8 相模原線橋本駅にて撮影
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こちらは10両編成の更新車で、8706号車の室内です。緑系のモケットが特徴となります。10連と8連の差異なのか、更新時期による差異なのかは把握していません。
2019.3.8 相模原線橋本駅にて撮影
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8000系のVVVF装置です。この写真は8126号車のもので、新宿に向かって右側の側面に見える、2相分のパワーユニットが並んで見えているところです。この頃の日立製GTOインバータの標準品ですが、2005年頃から表面のカバー形状が変更されており、GTOで残った車両においても、この形状は見られないと思われます。
2002.6.23 京王線千歳烏山駅にて撮影
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こちらは反対の側面からのVVVF装置になります。U相のパワーユニットだけが見えます。写真は8130号車のもので、やはり原形時代になります。
2002.6.23 京王線千歳烏山駅にて撮影
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8130号車のVVVF装置の、U相側の側面の写真です。2004年の撮影なのですが、原形とも異なるし、パワーユニットのカバー形状変更後の一般的な形状とも異なるし、何だったんでしょうかね。カバー形状変更の試作的なものだったのか、8000系としては後期の部類なので、最初からこのような形状だったのか、今となっては不明です。何せ、最初に機器更新された編成ですので…。
2004.6.5 京王線高幡不動駅にて撮影
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8213号車のVVVF装置で、2相分のパワーユニットがある側面からの写真です。2005年頃から見られるカバー形状変更後の撮影です。2005年頃の時点では、MT比1:1で各停運用中心のために負荷が重い8連ばかりが施工されていたようですが、いつの間にか6+4連にも波及していました。加速度を向上させた時点で負荷は重くなっていますので、冷却効果を上げておきたかったんでしょうね。
2018.6.9 京王線千歳烏山駅にて撮影
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8107号車のVVVF装置の、U相側の側面の写真です。こちらもパワーユニットのカバー形状変更後の撮影です。8130号車との差異ははっきりわかるかと思います。
2019.8.16 京王線明大前駅にて撮影
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8206号車のVVVF装置で、10両編成の機器更新車に搭載される、日立製ハイブリッドSiC仕様のものになります。他社向けの装置と比較すれば、2010年代の日立IGBTの箱にしか見えませんが、8030号車を先行で更新した後、量産改造される際に中身だけが入れ替えられたとされています。
2018.6.9 京王線千歳烏山駅にて撮影
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8121号車のVVVF装置で、8両編成の機器更新車に搭載される、東芝製IGBT仕様のものになります。PMSMを駆動するため個別制御仕様で、この1台で2両分8個のモータを駆動しますので、左右のパワーユニットにそれぞれ4個モータ制御分のIGBT素子が収められているということで、4in1仕様となります。こちらの形状も、東芝製の同時期のPMSM仕様に共通の形状かと思います。
2018.6.9 京王線千歳烏山駅にて撮影
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8062号車のSIVです。東洋電機製のRG-488-A-M形となっていて、容量130kVAらしいです。写真は8062号車のものです。原形の東洋製SIVは単純な箱で、あまりパワーエレクトロニクス機器の雰囲気がないですね。8000系はじめ、京王線の車両のSIVは北側の側面に見えます。トランスフィルタ箱はSIV更新された車両ではSIVの裏側となりますが、このタイプの場合はSIVの右隣に並んで搭載されています。
2018.6.9 京王線明大前駅にて撮影
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8060号車のSIVです。東洋電機製のRG-4073-A-M形となっていて、10両固定化された編成に2台搭載となっています。容量250kVAらしいです。
2019.8.16 京王線明大前駅にて撮影
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8079号車のSIVです。東芝製で形式名や容量などはよく分かりません。9000系初期車と同様の筐体にも見えますので、190kVAのINV127-A0形がこれなのかもしれません(新造時のSIVのままということになります)。
2019.8.16 京王線明大前駅にて撮影
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8171号車の台車です。TS-823A形台車となっていて、7000系とほとんど同じと思われます。車体・機器更新の直後だったのか、すごくきれいな状態です。
2018.6.9 京王線千歳烏山駅にて撮影
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8132号車の台車です。TS-1017形というボルスタレス台車になります。
2005.2.13 京王線調布駅にて撮影
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