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最初に登場した2編成については、この写真のように運転士側の窓下の切り抜き文字で車号が表記されていました。この写真は、左側が2109以下8連、右側が2101以下8連で、2編成しかない頃でもこのように並びが恒常的に見られたものです。創立100周年のシールも貼られています。
1998.5.5 京急久里浜駅にて撮影
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夕方の京急ウィング号に充当される、2125以下8連です。種別幕に行先が表示されるという、非常に独特な雰囲気のある列車です。
2002.7.12 新馬場駅にて撮影
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朝のB快特(始発駅〜金沢文庫間特急、文庫〜品川間快特運転)に充当される、2140以下8連+653-4以下4連です。平日朝はこのような「逆編成」も見られます(土休日の12連の場合、2100形は必ず三崎口方)。
2002.7.26 能見台駅にて撮影
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こちらは3次車2157以下8連で、登場からそれほどたっていない頃の写真です。3次車で初めて、先頭部の表記がこのスタイルになったのですが、それ以外にも、通過標識灯とテールライトの位置関係が、3次車までの車両は全て、この写真のように通過標識灯が内側になっていました。しかし、4次車はこれを逆の並びにして登場したため、従来車もそれに従う改造をしたそうです。車号表記に関しては、2次車登場時は右側に「2100」左側には600形と同様に「2117」等と車号を表記していたそうです。
2001.3.28 品川〜北品川間にて撮影
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ラストナンバーの、2173以下8連(+1533以下4連)です。最終増備車であるこの4次車では通過標識灯が外側になりました。いつの間にか従来車もこれと同じ配置に全て改造されてしまいました。
2002.6.1 生麦〜京急新子安間にて撮影
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2113号車から2116号車方面の室内の写真です。関東の特別料金不要列車では非常に珍しい転換クロスシートがズラッと並ぶ車内はなかなか壮観なものです。
1998.3.29 三崎口駅にて撮影
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2120号車のVVVF装置です。正確には一つの箱にインバータ、断流機、フィルタリアクトルなどをまとめてしまい、「トランクションコンテナ」と呼んでいるそうです。インバータ部分のスイッチング素子も風冷式になっているようなので、箱の形にはインバータ装置らしさなど全くありません。寧ろパンタグラフ付の付随車に積まれているSIVの方が国内メーカーのIGBTを使用している関係でインバータ装置らしい形状で、中途半端にその方面の知識を持っているとその車両を電動車だと思ってしまいそうです。
2002.6.2 京急ファインテック久里浜事業所にて撮影(一般公開時)
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東洋電機製のIGBT-VVVF装置に換装後の2132号車です。非常に小形のものになった印象が強いです。
2017.2.11 京急川崎駅にて撮影
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2151号車のSIVです。重検直後の撮影のため、部分的にきれいになっています。IGBTを使用しているため、まるでVVVF装置のような形に見えてしまいます。確か三菱製だったと思います。
2002.7.28 京急川崎駅にて撮影
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2120号車の台車です。600形ではだいぶ最近の主流の形態に近づいたように思えたものですが、再び頑丈そうな形に戻ったようです。2100形の中にも細かな違いはあるみたいですが、詳しいことは分かりません。
2002.6.2 京急ファインテック久里浜事業所にて撮影(一般公開時)
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2100形の主電動機だそうです。モータと言えば丸形、と思うものですが、2100形用は四角形なんですね。冷却ファンを設置しないなどの、特殊な構造のためだと思うんですが、初めて見た時は驚いたものです。
2002.6.2 京急ファインテック久里浜事業所にて撮影(一般公開時)
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