・3000形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
3001-1以下8連
唯一の8連である3001-1以下8連
2003.2.1 京成佐倉駅にて撮影
 2003年2月に登場した、3700形の後継となる通勤車で、引き続きVVVFインバータ制御が採用されています。
 車体はオールステンレス製ですが、JR209系以降のビードなしの構造を踏襲し、VVVF装置の素子もGTOサイリスタからIGBTに変更されるなど、近年の各社の仕様に近いものとなりました。
 編成は6M2Tの8連または4M2Tの6連で、車号は3000番代の十位と一位で編成番号、-(ハイフン)の後に号車番号(成田方から1,2,…)の付番方法で、6連では中間2両、-4と-5が欠番とされています。
 2005年3月末現在、8連1本と4連12本の、56両が在籍しています。
 走行音(TD)[kse3001a.rm/620KB]
 唯一の8両編成である3001編成の走行音です。TD継手の車両はモータが東洋電機製と思われ、起動時は静かですが、高速域は209系などのような駆動音が響いてきます。
 録音は東中山→京成八幡間です。
 走行音(TD)[kse3002a.rm/493KB]
 1次車の6連、3002編成の走行音です。3001編成のものと比べて速度も上がっていますので、高速域の音がよくわかるのではないでしょうか。
 録音は大佐倉→京成酒々井間です。
 走行音(TD)[kse3006a.rm/441KB]
 2次車の6連、3006編成の走行音です。1次車と特に変わりはありませんが、減速時、ドアの開くタイミングと断流器の音が聞こえるタイミングを比べると驚いてしまいます。純電気ブレーキではないはずなんですが…
 録音は実籾→京成大久保間です。かなりいい区間です。
 走行音(WN)[kse3005a.rm/508KB]
 1次車の6連でWN駆動の3005編成の走行音です。起動時の非同期モードでモータがよく唸る傾向がある代りに、高速域での加速音はTD車と同じ形式とは思えないくらい静かです。ノッチオフするとゴロゴロ音が車両にもよりますが聞こえてきます。減速時には非同期直前にモータの唸りが聞こえ、非同期に入ってもやはり1回唸っているのがわかると思います。東洋車ではほとんど聞こえない部分です。
 録音は京成酒々井→大佐倉間です。
 走行音(WN)[kse3005b.rm/434KB]
 同じく3005編成での録音ですが、こちらの方が起動時のモータの唸りがはっきりしていると思います。やはり中速以上での加速音はすごく静かです。速度があまり上がらないので、ノッチオフしてもゴロゴロはほとんど聞こえず、かなり静かです。
 減速時の唸り方はなかなかいい感じです。IGBT車ではこういう楽しみしかない、というのもありますが、個人的にはこのような唸り方は好きです。
 録音は宗吾参道→公津の杜間です。
・その他の写真
 1次車の3001-8以下8連です。トップの写真は営業開始初日の撮影できれいでしたが、こちらは2年も経過してからの撮影ですので、下回りなど真っ黒です。LEDの周波数も低く、車両が流れないように撮影すると見事にLEDが切れてしまい、行先や種別など判別できません。
 2005.3.30 京浜急行線新馬場駅にて撮影
 1次車の3002-8以下6連です。やや暗めだったこともあり、シャッター速度を遅めにした結果、ある程度LEDが見えている、という状況ですね。
 2004.1.16 八千代台駅にて撮影
 3002-8の室内です。先頭車の様子がわかるかと思います。
 2003.2.23 大佐倉駅にて撮影
 3004-7から3004-1号車方向の室内の様子です。片持ち座席ですが、209系列と比べると座り心地はまあまあだったと思います。
 2004.1.16 千葉線千葉中央駅にて撮影
 3001-5のVVVF装置です。東洋電機製IGBTインバータのごく標準的な形状です。
 2003.2.1 八千代台駅にて撮影
 3001-7の台車です。自分のメモには3001-2と書いてありましたが、トップの写真を撮った後、まさか3001-2を写しに走っていったとは思えませんので、たぶん-7の写真なんでしょう…。
 2003.2.1 京成佐倉駅にて撮影

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