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営団時代で当然未更新の頃の1次車、02602以下6連です。1次車(〜04編成)と2次車(05〜07編成)は非冷房で登場したようですが、01系とは異なり冷房化時に屋根肩部の通風口を塞いだようで、残っているスリット状のものは車外スピーカのみのようです。
1999.1.4 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02108以下6連です。1989年の3次車(08〜10編成)と1990年の4次車(11・12編成)が新製冷房車となります。屋根肩部の通風口なしでの登場となったグループです。チョッパ制御で登場したグループは更新工事を受けており、このように丸ノ内線旧型車両(300形、500形)時代のサインカーブを模したデザインに変更されています。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02613以下6連です。1992年の5次車前半(13〜19編成)はチョッパ制御の最終グループで行先表示器がLED式で登場しました。更新工事でどちらにしてもLED化されているので、この写真での区別は無理ですね…。車椅子スペースが付いたり台車が一部変更されたなどの差分は01系の同時期の車両と同じです。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02621以下6連です。1992年度の5次車後半(93年頭に落成の20〜22編成)からVVVFインバータ制御車になりました。補機類が同時に変わる等していますが車体関係は基本的に5次車前半と同じだと思われます。この世代のLED式表示器は写真のタイミングにより橙が濃く写ったり黄色っぽかったり緑だったりすることがよくあります(連写するとコマにより色が違う…)。この写真では運番と行先で色が違うの分かると思います。
2019.4.29 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02627以下6連です。1993年度新造の6次車(23〜30編成)に属します。外観はおそらく変わっていませんが座席の1人あたりの幅が広がったり袖仕切上部のパイプにモケットが付いたり、一番見た目変わりそうなのが貫通路の幅が拡大されたことになるでしょうか。この写真も運番と行先でLEDの色味が違って見えますね。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02634以下6連です。1994年度新造の7次車(31〜53編成)は引き続きVVVF車で、一気の増備で本線系統の02系への置き換えが完了となりました。7次車は制御器が三菱だけではなく日立のグループ、東芝のグループも存在しています。増備途中の50編成以降に新造時から新CS-ATCを装備していたそうです。営団時代の撮影になります。
1999.1.4 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02147以下6連です。同じく7次車に属し日立製の制御器を搭載した編成になります。車体については特に違いはないと思います。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02651以下6連と621号車との並びです。最後の4編成が東芝車で、01系と同じく東芝車が広告車「Uライナー」になっていました。他には50編成がUライナーだったこともありました。もちろん、営団時代の撮影です。
1999.1.4 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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方南町支線用の80番代車、02184以下3連です。側面の幕板部の赤帯が省略されたことや、前面窓上部の飾り窓が廃止されたこと、行先表示器が最近の車両ではLEDだったものを、短区間の折返し運転という支線の運用に合わせて字幕式に戻したことなどが特徴となっています。こちらも営団時代のフィルム撮影の写真です。今じゃホーム柵があってまともな撮影無理です…。
2000.1.9 丸ノ内線中野坂上駅にて撮影
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02428から628号車方向の室内です。VVVF車である6次車になります。袖仕切上段の仕切棒にモケットが付いたのはこのグループからになるようです。おそらく床のツートンカラーへの塗り分けは登場時から、シートモケットはどこかで交換されたものだと思います。座席の途中部分にある縦方向の丸みを帯びた握り棒は登場時にはなかったものです。案内表示器が液晶モニタ式になっていたりとか、更新工事はされていなくてもこのようなアップデートは意外と頻繁に実施されていたようで…。
2019.4.2 丸ノ内線荻窪駅にて撮影
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02223から123号車方向の室内です。同じく6次車ですが床が張り替えられていて、更新車と同様の緑1色の床になってます。逆に地図式の案内表示器が残っていて、半分はLED表示器に交換されているようです。
2019.4.2 丸ノ内線荻窪駅にて撮影
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02211から111号車方向の室内です。チョッパ車だったグループの更新後の室内で、初期更新車はこの写真のように壁がピンク色なのが特徴です。ドア上の表示器が液晶になってるのも特徴ですね。元チョッパ車の場合はM車の床にはこの写真のように点検蓋があるのも特徴です。
2019.4.2 丸ノ内線荻窪駅にて撮影
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02218から118号車方向の室内です。更新車の中でも後の方で工事された車両は壁が白(これも極端な白のような)に変更されました。それにしても、袖仕切も全然違う形になっているし、結構手を入れてますよね。
2019.4.2 丸ノ内線荻窪駅にて撮影
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02286から386号車方向の室内です。分岐線用ということで、短区間の運転にしか使わないという割り切りと思われる、袖仕切を棒2本の作りに戻すなどの変化が見られます。当初はドア上の案内表示器も省略していたそうですが、分岐線のワンマン運転実施に伴い2004年頃に追加されたそうです。
2015.2.21 丸ノ内分岐線方南町駅にて撮影
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02515の三菱製チョッパ装置です。01系と同一形状です。回路構成には多少の差はあるらしいですが、誤差の範囲でしょう…。
1999.1.4 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02437のVVVF装置で、三菱製になります。01系37編成のものと同じ形状です(02系の方が登場が早いけど)。写真としては逆の側面から撮っていて、制御部とパワーユニットの位置関係が左右逆になっています。
2019.4.29 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02444のVVVF装置で、日立製になります。01系(には日立はありませんが)のVVVF装置写真とは反対の側面の写真になります。本当に特徴のない単なる平らな板…。
2019.4.29 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02550の東芝製VVVFインバータ装置です。登場時はこのようなシンプルな東芝らしい形状でした。後に別写真や01系38編成の写真のように通風口付のものに変わるのですが…。
2000.1.9 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02553の東芝製VVVFインバータ装置です。いつの間にかパワーユニットのカバー形状が変化していました。熱暴走しやすいとかあったんでしょうかね。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02202の更新後のVVVFインバータ装置で、東芝IGBTによるPMSM駆動システムとなります。車体の両側に同様の装置が並んでいますので、2in1方式で間違いないですね。個別制御のうちモータ2個分のパワーユニットがこの写真で見えている1つのパワーユニットの中に収められています。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02353のSIVです。こちらは三菱製のもので、諸元表を見る限り、01系と02系に共通して採用されていたようです。別写真にある東芝製と並行して採用されているようで、分布はよく分かりません。とりあえず全くインバータ装置らしくない形状ですね。JRの209系なんかもこれと同じようなものだったのではないかと思います。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02337のSIVです。こちらは東芝製のものです。これの方がいかにもインバータ装置という形状をしていますね。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02304のSIVです。こちらは更新車の装置で三菱製です。在来のものよりもいかにもインバータという形状になりました。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02408の台車です。01系チョッパ車と同じFS520形台車となります。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02413の台車です。5次車前半の編成ではFS520A形台車となっており、軸受部分の変更とユニットブレーキ式になったことが相違点となります。ブレーキ用のシリンダーが見えなくなってるのは気のせいでしょうかね。とは言っても、いくつか撮った写真の中では4次車以前のものでもシリンダー写ってないのもあるので、片面にしかないとか、そういうことなのでしょうかね。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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02425の台車です。VVVF車はモノリンク式ボルスタレス台車のSS130形台車となります。
2018.7.7 丸ノ内線四ツ谷駅にて撮影
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