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全車3扉で、行先表示器が字幕式の初期車、03807以下8連です。チョッパ制御車は全て角形キセの冷房装置を搭載し、車外スピーカーが車体側面にあり、目立っているというのが特徴です。
1999.7.18 日比谷線南千住駅にて撮影
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両端の2両ずつが5扉車、行先表示器が字幕式でチョッパ制御の03112以下8連です。1991年製の4次車(10〜15編成)のグループに属します。
2018.7.1 日比谷線南千住駅にて撮影
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両端の2両ずつが5扉車、行先表示器がLED式でチョッパ制御の03120以下8連です。1992年製の5次車前半(16〜25編成)のグループに属します。
2016.12.25 日比谷線南千住駅にて撮影
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両端の2両ずつが5扉車、行先表示器がLED式でVVVF制御の03126以下8連です。1993年頭に落成した5次車後半(26・27編成)のグループに属します。VVVF制御になっただけではなく、ボルスタレス台車の採用や社外スピーカーが側面幕板部ではなくクーラーのキセに内蔵されて側面がすっきりするなどの変化もありました。1993年度の6次車のうち28編成も5扉車で製造されています。この写真は営団時代で、かつ晩年は乗り入れなくなってしまった東急線内での撮影となります。
2004.1.27 日比谷線南千住駅にて撮影
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全車3扉車のVVVF制御車で最終増備グループでもある7次車(36〜42編成)に属する03139以下8連です。1994年製となります。6次車も含めて座席幅が少し広がったり貫通扉の幅が広がったりといった差分がありました。こう見ていくと6次車の28編成はVVVF車での5扉3編成のうちの1本ですが、貫通扉や座席幅が広がった6次車に属するとなると、なんだか妙に特異な編成に見えてきますね。
2019.3.24 日比谷線南千住駅にて撮影
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2次車に属する03105以下8連です。1〜3次車(ただし3扉車の〜08編成)を対象とした更新工事実施後の撮影になります。02系の更新車とは異なり、外観の変化がほとんどないですね。行先表示器も字幕式のままですので(撮影するにはありがたいけど…)。
2016.12.25 日比谷線南千住駅にて撮影
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7次車の最初の番号である03136以下8連です。こちらは晩年に機器更新が行われました。VVVF車は更新工事をせずに13000系による置き換えを待つ方向になっていたものの、三菱車(この36編成)と日立車(6次車の35編成)の各1本ずつをわざわざ機器更新したのは予備の制御器を確保するためだったのかな、と予想をしています。それにしてもこの写真の時点ではすごくきれいな車両でした。
2016.11.23 東武伊勢崎線東武動物公園駅にて撮影
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03319から819号車方向の室内です。床がこの写真のように単色の車両と、ツートンになった車両があったようです。ツートンが更新した車両とは思うものの、正直よく分かりません。シートモケットは変更された後ということになります。ロングシートの途中にある縦方向の握り棒は後から追加されたものです。
2017.2.11 東武伊勢崎線東武動物公園駅にて撮影
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03219から119号車方向の室内です。5扉車になります。5扉車は本当にドアだらけですね。ドア間の側窓は戸袋窓ですので。その戸袋窓のサッシはFRP製です。
2017.2.11 東武伊勢崎線東武動物公園駅にて撮影
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03207から107号車方向の室内です。更新工事が施工された初期車になります。02系や05系の更新車と比べてしまうと、工事のメニューをかなり絞ったんだなぁ、と。少なくとも03系の更新工事始めた段階では13000系への置き換えの話はなかったはずなんですけどね。
2016.11.20 東武伊勢崎線東武動物公園駅にて撮影
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03213から113号車方向の室内です。更新車ではないチョッパの5扉車なのですが、更新車と室内の見つけ(というか床だけか)がほぼ同じですね。違いは車椅子スペースの設置がされていないくらいかと。終着駅到着前のひととき、誰も乗ってませんでした。
2016.12.3 東武日光線幸手〜南栗橋間にて撮影
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03728から828号車方向の室内です。6次車でただ1本の5扉車なのですが、5次車後半と同じで袖仕切へのモケット設置はされていないみたいですね。6次車でその辺りの変更が加えられたっていう某誌の情報なのですが…。座席幅、貫通路の幅、本当のところはどうだったのでしょうかね…。
2016.11.23 東武日光線南栗橋駅にて撮影
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03336から136号車方向の室内です。機器更新を受けた7次車ですが特に大きく手を加えられた訳ではない(と言うか、手すりを増やしたりとかは機器更新ではなくもっと前に別メニューでやってるみたい)ということになります。他の7次車の室内も写真あったけど同じにしか見えないので省略で…。
2016.11.23 東武伊勢崎線東武動物公園駅にて撮影
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03209の三菱製チョッパ装置です。パワーユニットのわきにある網状の部分などが特徴となっています。日立製はそういう部分に穴が空いていたりということはないので(いや、晩年はもっとすごいことに…、は置いておこう)。
2013.2.11 日比谷線中目黒駅にて撮影
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03203の日立製チョッパ装置です。三菱製と比べると放熱性があまり良くなさそうに見えてしまいます。だかあら後ですごい外観になったんでしょうかね。
2008.2.24 日比谷線中目黒駅にて撮影
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03225の日立製チョッパ装置です。末期にはこのような妙な穴が開けられていました。熱がこもっての動作不良でもあったのかな、と想像してしまうところです。
2016.12.25 日比谷線南千住駅にて撮影
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03234の日立製VVVF装置です。日立製のIGBTインバータというとパワーユニットの表面が網状になっているのが特徴ですが、この時期はまだこのような形をしていました。ほとんど同じ仕様と思われる9000系用のインバータでは比較的最近の日立IGBTらしい形になっています。
2016.12.25 日比谷線南千住駅にて撮影
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03241の三菱製VVVF装置です。07系1次車などとよく似た形で、営団向けの三菱3レベルインバータ共通の特徴ともなっている、横から見た断面がくの字のようになっているという点も当てはまっています。9000系用の三菱IGBTインバータもこれとほぼ同じ形状のようです。
2008.2.24 日比谷線中目黒駅にて撮影
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03236の三菱製VVVF装置です。01〜08編成の更新車と、35・36編成の機器更新車に採用されたもので、どちらも同じ形状です。JRのE233系なんかともパワーユニットの形状が同じように見えます。そういう世代なので、といえばそれまでですが。1C4M×2群ですが左右に2群の箱を振り分けていて、反対の側面にはちょうど左右をひっくり返したような形状で取り付けられています。
2016.11.23 東武伊勢崎線東武動物公園駅にて撮影
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03328のDC/DCコンバータ(補助電源装置)です。VVVF車世代だとこんな感じにインバータらしく見えるのですが、チョッパ車の場合は単なる箱しかぶら下がっていなかったり…。ちなみに、この写真はパワーユニットが1個だけ別形状のものに交換されていますね。末期はこのように混在する車両が多々ありました。飛び飛びで形状が違う場合とかもあったくらいです。
2017.6.11 日比谷線南千住駅にて撮影
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03336のSIVです。こちらはチョッパから更新された01〜08編成と機器更新された35・36編成に搭載されたもので、三菱製になります。あまり三菱らしくはない気もしますが、VVVF装置だよと言われてもそうだね、と答えてしまうそうな形状です。
2016.11.23 東武伊勢崎線東武動物公園駅にて撮影
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03209の台車です。ゴム付き片板バばね式軸箱支持(SU形)ボルスタレス台車ということになるそうで、SS111形となります。このタイプの台車で残念ながら中目黒駅付近のカーブでの脱線事故が起きてしまいました。あれからですかね、メトロでボルスタレス台車が忌避されるようになったのは。
2013.2.11 日比谷線中目黒駅にて撮影
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03227の台車です。モノリンク式ボルスタレス台車というタイプで、SS135形となります。
2013.2.11 日比谷線中目黒駅にて撮影
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