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1次車のトップナンバーである05101以下10連です。外観で言うと2次車以降よりも前面窓の天地寸法がやや小さいとか。撮影は営団時代で「妙典駅開業」のPRのためヘッドマーク的なシールが貼られていました。
2000.2.4 東西線中野駅にて撮影
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ワイドドア車の05114以下10連です。運転室直後以外は全て2m幅のドアということで、本当に巨大です。ちなみに、14番編成はGTOサイリスタ使用のVVVFインバータ制御、15〜18番編成は同じくワイドドア車ながらチョッパ制御です。05系ではこのグループから行先表示器がLED式になりました。14編成は1991年製の4次車(10〜14編成)に属し、以降のワイドドア車である15〜18編成は1992年製の5次車となります。
1999.5.1 東西線西船橋駅にて撮影
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06・07系に準じた仕様となった1993年製の6次車(19〜21編成)に属する05120以下10連です。5次車のワイドドアは早速やめて通常の1300mm幅のドアに戻りましたが、ドア間隔は06・07系と同様に不均一な割り付けとなり、車端部は4人掛け、ドア間は中央が7人掛け、その他のドア間は6人掛けのロングシートになっています。この構成は10次車まで続くことになります。
この編成ですが、どうも写真に違和感あるなと思っていたのですが、前面の帯が本来は青の濃淡分かれているはずなのですが、同じ色が2本になってるんですね。側面の色と合っていないのがわかると思います。
2018.7.1 東西線西葛西駅にて撮影
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1994年製の7次車(22〜24編成)に属する05124以下10連です。6次車と同仕様の中で、24編成には5000系アルミ車の廃車(5453号車)から回収したアルミ合金を一部の部品に再利用する試みがされたこともあり、アルミリサイクルカーとしてステッカーを貼り付けて運用されています。この姿は営団時代から特に変わっていないようです。
2018.7.1 東西線南行徳駅にて撮影
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06系に準じた車体を採用した05124以下10連です。ちなみにこの編成はアルミリサイクルカーであり、それを示すシールが先頭部や側面などに貼られ、車内にはプレートも取り付けられています。
2000.5.3 東西線葛西駅にて撮影
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前面形状が変更された05028以下10連です。1999年度の8次車(25〜27編成)と2000年度の9次車(28〜30編成)が同一仕様で投入されています。今車号が書かれている場所は元は営団の「S」マークがあった場所でしばらくは余白になっていてバランスが悪かったのですが、上の方の飾り窓に入っていた車号をラインカラーのところに移動して少し引き締まった印象はあります。それにしても、やっぱり初期05系の方が個人的には好きですね。
2018.7.1 東西線南行徳駅にて撮影
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2001年度投入の10次車に属する05031以下10連の営団時代の写真です。9次車と比べるとVVVFのメーカーの違いと、冷房の大容量化という程度の違いですので、一つ上の9次車の最近の写真と比べてもらえれば、Sマークの表示と車号の位置の変化などが分かるかと思います。
2003.2.22 東葉高速鉄道線村上駅にて撮影
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2002年度投入の11次車に属する05136以下10連です。このグループから08系と同等の仕様となり、5M5T編成だったりシングルアームパンタだったりといった特徴があります。行先表示器は元々は3色LEDでしたがいつの間にかフルカラーLEDになっていました。営団時代の製造車両ですが、Sマークがなくなりラインカラー上が余白状態ですのでアンバランスな感じですね。2003年度投入の12次車(37〜39編成9もほぼ同一の仕様です。
2018.8.13 東西線西葛西駅にて撮影
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最終増備車であり、東京メトロに移行後に投入された2004年度の13次車に属する05041以下10連です。パンタグラフが減らされ、雨樋の位置が高くなった辺りが大きな変化となります。このグループも登場時は3色LEDでしたが、写真のようにフルカラーLEDの表示器に交換されています。また、車号の表示位置は、登場時はやはり上部の飾り窓の中でしたが、現在はラインカラー上に移動されています。
2019.3.24 東西線南行徳駅にて撮影
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1次車を更新工事のうえで千代田線北綾瀬支線に転属となった05103以下3連です。当然ながらラインカラーは千代田線仕様に貼り替えられており、時期的な面からも16000系と同等のカラーリングになっています。室内も16000系の雰囲気に近づけられています。
2016.11.20 綾瀬工場・検車区構内にて撮影(一般公開時)
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5次車を更新工事した05116以下10連です。元々VVVF車だった14編成は同じ4M6Tながらユニット方式から1M方式に変更され、チョッパ車だった15〜18編成は5M5Tから4M6Tに変更され、どちらも大規模な編成組み替えが行われています。パンタの撤去や増設なども同時に行われています。ラインカラーも濃い青の部分が以前より濃くなり、ラインカラーのコントラストが強くなった感じでしょうかね。
2018.7.1 東西線西葛西駅にて撮影
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6次車を更新工事した05119以下10連です。このグループは更新前から4M6T編成で、第2、4、7、9車両がM車である構成に変化はありません。ラインカラーの変化などは4〜5次車の更新と同様となります。
2021.9.12 東西線西葛西駅にて撮影
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初期車である05905から005号車方向の室内です。この時代はそれほど大きくない袖仕切の形状が特徴でしょうか。各ドア上にはLEDによる次駅等の案内表示器が設置されているのも特徴です。また、シートモケットも05系と言えばこの色、という感じですね。
2004.10.16 東西線西船橋駅にて撮影
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6〜7次車のタイプで、写真は05924から124号車方向の室内です。06系などと同世代のIGBT初期世代の車両であり、袖仕切の上部の横棒にモケットが巻かれている点などが初期車とは大きく異なります。また、シートのデザインは同じですがバケットシートになったことなどが初期車とは異なります。
2004.10.16 東西線西船橋駅にて撮影
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8〜9次車のタイプで、写真は05827から127号車方向の室内です。JR車などが先行していた袖仕切の大型化や片持ち式シートなどを取り入れたのが大きな特徴となります。また、室内の配色も大きく変わりました。
2004.10.16 東西線西船橋駅にて撮影
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10(11?)〜12次車のタイプで、写真は05934から034号車方向の室内です。主要なところは8〜9次車と似た雰囲気ですが、袖仕切の形状が変わり、ドア間の窓が大型1枚窓から分割式の2列の窓に戻った辺りが特徴でしょうか。
2014.12.7 東葉高速鉄道線東葉勝田台駅にて撮影
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最終13次車の05940から040号車方向の室内です。12次車付近と似た雰囲気ではあるのですが、袖仕切が少し大きくなったことと、日立Aトレインらしく、ドア脇の処理が変更されて手すりではなくアルミの部材がそれっぽい役割をするようになっていますね。写真で気づきましたがドア上のLED表示器が千鳥配置に変わっていたようです。
2014.12.7 東葉高速鉄道線東葉勝田台駅にて撮影
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ワイドドアグループの更新車である05614から114号車方向の室内です。ワイドドア車ですので座席定員が少なめで、シートモケットは更新前と変わらず、袖仕切がとにかく大型化したのが一番の特徴でしょうか。このグループも登場時は床がツートンカラーでしたが、更新時に1色に変わっています。ドア上の案内表示器もLED式から液晶ディスプレイに変わっています。
2015.1.16 JR中央本線三鷹駅にて撮影
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6次車の更新車である05921から021号車方向の室内です。ワイドドア車グループと改造内容自体はほとんど同じように見えます。
2019.12.14 東葉高速鉄道線東葉勝田台駅にて撮影
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05424車内のアルミリサイクルカーを示すプレートを撮影したものです。
1998.5.28 東西線車内にて撮影
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05212の三菱製チョッパ装置です。形状などは03系と同様です。05系では三菱製が圧倒的多数派で、日立製が1本だけだったみたいです。
2003.5.3 東西線南行徳駅にて撮影
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05804の三菱製チョッパ装置で、上記の写真の裏側に当たる部分です。表側には主チョッパということで、電機子を制御するチョッパ装置が、裏側には界磁チョッパ装置やコンデンサなどがあるようです。
2000.5.3 東西線葛西駅にて撮影
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05505の三菱製チョッパ装置で、こちらは上の2つとは違い、1M方式の車両である第5車両に積まれている、単相チョッパ装置です。扱うモーターが半分ということもあり、非常にコンパクトになっています。
2000.5.3 東西線葛西駅にて撮影
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05814のVVVF装置で、これは山側の側面の、2相分のパワーユニットが並んでいる側です。三菱製GTOインバータ後期形の典型的な形と言っていいでしょう、とは思うもののそんなに採用例が多いわけでもないんですけどね…。ちなみに、9000系1次車の三菱製インバータも同じ形です。
2003.2.22 東西線西船橋駅にて撮影
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05214のVVVF装置で、上記の写真とは反対側の側面のものです。こちらは1相分のパワーユニットとゲート制御装置などが並んでいるようです。この時はずいぶんきれいな状態だったみたいですね。
1999.5.1 東西線西船橋駅にて撮影
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05720の東芝製個別制御タイプのVVVF装置です。06系と全く同じ形状です。裏側にも全く同じものがあります。
2018.7.1 東西線西葛西駅にて撮影
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05925の三菱製2レベルIGBTのVVVF装置です。このグループでは1C2M×2群となったため、山側の側面にしか装置が見えなくなってしまいました。たったこれだけの大きさで、左右のパワーユニットでそれぞれ2個ずつを制御します。この頃からでしょうかね、極端にVVVF装置が小さくなったなと思ったのは。ちなみに、ドライパネル式とかともよく言われますが、この正面に見えているのは要はヒートシンクです。小田急3000形(初期車以外)や8000形VVVF改造車とかだと実はこのヒートシンクが下を向いている、なんて例もあります。
2000.3.13 東西線西船橋駅にて撮影
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05431の日立製2レベルIGBTのVVVF装置です。基本的には25〜30編成の三菱製1C2M×2群の構成と同じものを日立で作った、ということになりますが、実現方法は各社得意な方法で、ということなんでしょうね。日立らしいカバーの形状かと思います。
2018.7.1 東西線南行徳駅にて撮影
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05234の三菱製2レベルIGBTのVVVF装置です。このグループでは1C4M×2群及び1C4M×1群となり、山側の側面にだけパワーユニットが見えます。少し前のドライパネル(ヒートシンク)から、普通のパワーユニットに戻った感じですね。1C2Mの装置とあまり大きさが変わらないような…。
2018.8.13 東西線西葛西駅にて撮影
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05534の三菱製2レベルIGBTのVVVF装置です。上の写真の1C4M×1群バージョンです。2群タイプでは見られない、パワーユニットの脇の小箱部分が特徴でしょうか。パワーユニット自体は同じ外観ですね。最終増備の13次車も同様の装置を搭載しています。(一応型番は違っているようなのですが)
2018.8.13 東西線西葛西駅にて撮影
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05837の日立製2レベルIGBTのVVVF装置です。営団最後の年度に製造された12次車は日立製で1C4M×2群仕様でした。パワーユニットの形状がやはり日立らしい形状ですね。寸法はたぶん三菱製と同じなんだと思います。
2006.1.29 東西線中野駅にて撮影
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05537の日立製2レベルIGBTのVVVF装置です。こちらは1C4M×1群仕様の装置になります。三菱製と同様に、パワーユニットの右側に小さな箱があります。
2006.1.29 東西線中野駅にて撮影
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05515の更新工事後の東芝製2レベルIGBTのVVVF装置(PMSM駆動システム)です。PMSMかどうかはともかくとして、JR東海313系等のような東芝らしいパワーユニット形状という印象はありますね。2in1構成なので、この側面に見えているパワーユニットにモータ2個分、2セット分が内蔵されています。反対の側面にも同様の装置が積まれていて、合わせて1両分4個のモータを駆動します。
2018.7.1 東西線西葛西駅にて撮影
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05719の更新工事後の三菱製2レベルIGBTのVVVF装置(PMSM駆動システム)です。07系更新車と同じ装置になっていますが、そもそも16000系後期車、13000系前期車と同じですね。
2021.9.12 東西線西葛西駅にて撮影
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