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1次車の車体更新車、7107以下10連です。VVVF化(三菱3レベルIGBT、6M4T編成)と1次車の号車の1段下降窓化改造を受けています。
第1・7〜10車両が1次車、2〜6車両は3次車の編成であり、このため1両目と2両目で同じ1段下降窓ながら大きさが異なっているのが分かると思います。
2000.6.1 有楽町線和光市駅にて撮影
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3次車で揃った7124以下10連です。6000系4次車に相当するグループとなり、大形の1段下降窓が採用されたことが最大の特徴で、冷房準備車として製造されたグループでもあります。残念ながらこのグループは副都心線対応の改造対象から漏れて早期に廃車となっています。
2000.6.1 有楽町線和光市駅にて撮影
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最終増備車である6次車に当たる、7034以下10連です。6000系7次車と同世代であり、車外スピーカーなどが設置されていますが、チョッパ装置は従来車と同じものが積まれています。
2000.6.1 有楽町線和光市駅にて撮影
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副都心線乗り入れ対応化後の7119以下8連です。1両目は1次車で元は2段窓だった車両、2両目から5両目までの4両は3次車で元から1段窓の車両と言うことで、窓の大きさが明らかに違うことが、この構図ならよく見えると思います。ラインカラーが従来からの有楽町線用のゴールド(という名の黄色ですね…)から、副都心線のラインカラーとなる茶色のラインなどを追加しています。一部を除いて8両編成になったのも特徴です(10連の方は、乗って録音はしてるのに撮影はしてない)。
2021.7.16 東急東横線祐天寺駅にて撮影
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唯一の4次車である7127以下8連で、こちらも副都心線乗り入れ対応化後の写真です。全車が大型の1段下降窓で揃った編成です。
2017.6.3 東急東横線自由が丘駅にて撮影
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5車の7130以下8連で、こちらも副都心線乗り入れ対応化後の写真です。4次車と同様に全車が大型の1段下降窓で揃った編成です。
2021.7.16 東急東横線祐天寺駅にて撮影
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2次車7920号車から7020号車方向の室内です。更新前の2段窓で原形の室内となります。6000系の未更新車と同じ感じかと思います。壁の色、シートモケットの色、袖仕切の感じなど、どれもですね。
2000.6.1 有楽町線和光市駅にて撮影
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2次車7920号車の、強制風冷式だった時代のチョッパ装置の写真です。日立製になります。この編成は後に2レベルIGBT、1C2M×4群タイプの日立製VVVFに更新され、副都心線仕様の8連(VVVFはそのままの仕様で1ユニット減車)への改造が行われています。
2000.6.1 有楽町線和光市駅にて撮影
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7331号車の日立製フロン沸騰冷却式チョッパ装置です。この編成は副都心線対応の改造時にVVVF化されますが、新造の装置ではなく、初期車編成から外された中間車の制御装置等を流用してのVVVF化となりました。日立製2レベルIGBT、1C2M×4群仕様でのVVVF化が行われた編成です。
2002.3.9 有楽町線新富町駅にて撮影
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7323号車の三菱製フロン沸騰冷却式チョッパ装置です。日立製もですが、6000系の同世代の装置と外観上はほぼ同じです。この編成を含む3次車の10両編成は副都心線対応への改造はされずに廃車となっています(厳密にはこの編成はインドネシアに渡っていますが)。
2002.3.9 有楽町線新富町駅にて撮影
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7307号車の三菱製VVVFインバータ装置です。6000系に続き初期にVVVF改造されたグループで、3レベルインバータ、1C2M×4群のタイプです。反対の側面にも同様の装置が並んでいます。6000系の同タイプの装置と同じ形状です。02、06、07の3編成に採用され、このグループで副都心線に転用されることはなく、02編成は2レベル1C4MのVVVFに再換装、06、07編成は副都心線仕様にならずに廃車となり、このグループは消滅しています。
2000.6.1 有楽町線和光市駅にて撮影
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7914号車の日立製VVVFインバータ装置です。こちらも6000系のVVVF化と同じく初期改造のグループで、3レベルインバータ、1C2M×4群のタイプです。12、14の2編成にのみ採用され、その後の改造車は2レベルインバータに移行しました。
2000.2.12 有楽町線和光市駅にて撮影
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7916号車の日立製VVVFインバータ装置です。7000系でのみ採用されたタイプで、2レベルインバータで1C2M×4群、編成としては6M4TでVVVF改造されたグループとなります。13、15、16、19、20の5編成に採用された7000系VVVF化(前期編成対象)の中では最大派閥となります。
2018.8.13 東急東横線祐天寺駅にて撮影
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7303号車の三菱製VVVFインバータ装置です。こちらも7000系でのみ採用されたタイプで、日立2レベルのグループと同等の三菱製の装置となります。03、09編成にのみ搭載された少数派で、副都心線化の改造時に捻出した中間車の装置等を使用して28編成にもこの装置が搭載されました。
2018.8.13 東急東横線祐天寺駅にて撮影
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7930号車の三菱製VVVFインバータ装置です。副都心線対応工事の際にVVVF改造されたグループに搭載された装置で、メトロへの移行期に更新された6000系後期グループや10000系等と同等の装置となります。2レベルインバータ、1C4M仕様です。副都心線仕様の10連グループ01、02、10、18編成の4本と、8連グループの27、29、30、33、34編成に搭載されています。同タイプの日立製もある(6000系後期車の日立製と同様)のですが、10連の04、05編成だけと数が少なく、撮影しないうちになくなってしまいました…。
2021.7.16 東急東横線祐天寺駅にて撮影
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7230号車のSIVです。副都心線対応工事の際にVVVF改造されたグループに搭載された装置で、きちんとSIVらしい形状になっています。7000系冷房改造の頃に載せられたDC/DCコンバータはあまり半導体機器らしい形状が見られないので…。
2021.7.16 東急東横線祐天寺駅にて撮影
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7920号車の台車です。6000系と同系統で、1次車はS形ミンデン台車FS-388形に対し、写真の2次車はSUミンデン台車でFS-388A形となっています。
2000.6.1 有楽町線和光市駅にて撮影
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7930号車の台車です。3次車以降はSUミンデン台車でブレーキが踏面片押し式となったFS-515形となっています。
2021.7.16 東急東横線祐天寺駅にて撮影
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