|
1次量産車で組成された9803以下6連です。営団地下鉄時代の撮影で、東急目黒線との直通運転開始直後(厳密には営団と都営の新規開業区間がまだ未開業の状態で車両だけ直通ダイヤで走っていた)の時期の撮影です。元々の第03編成の4両に、第04編成の中間2両を組み込んで4M2Tの6連が組成されたものです。
2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
|
|
1次量産車の両先頭車に2次量産車の中間電動車4両を組み込んだ9102以下6連です。東京メトロに移行した直後の撮影で、この頃は前面窓にメトロのMマークが付いていましたが後年いつの間にか取り外されています。
2004.11.14 埼玉高速鉄道浦和美園車両基地にて撮影(一般公開時)
|
|
2次量産車のラストナンバーとなる9813以下6連です。営団時代の撮影で、当然ながら前面に「S」マークがあるのですが、やはりこれが付いてる方が締まりがあっていいですね。
2002.8.9 東急東横(目黒)線多摩川駅にて撮影
|
|
四ツ谷〜溜池山王間の延伸時に増備された3次量産車の9815以下6連です。2次車は本数も多かったのに対し、この3次車はたった2編成です。延伸区間が短かったから当然ではありますが…。外観等の差も特にないと思います。
2002.8.9 東急東横(目黒)線多摩川駅にて撮影
|
|
2000年の溜池山王〜白金高輪〜目黒間開業と東急目黒線との直通運転開始に備えて増備された4次量産車の9816以下6連です。このグループで制御器の構成が変わったりなど、機能的な変更点が多いのですが、車体の写真で差が分かるかというと、なかなかないような気がします。次の5次車が外観も大きく変わっています。
2017.1.28 東急東横(目黒)線新丸子駅にて撮影
|
|
2009年登場の5次車、9822以下6連です。外観は大きく変わり、なんだか9000系のイメージじゃないんですよね…。
2022.4.30 東急東横(目黒)線新丸子駅にて撮影
|
|
1次車9803以下6連の更新工事後の写真です。ラインカラーが曲線基調に大きく変更されているのが分かります。また、上部にもラインカラーが追加されていますが、これは、南北線内のフルスクリーン式ホームドア(全面的にガラス張り)に比べて東急線内は可動式ホーム柵のため窓下のラインカラーがそもそも全く見えないため、上部にも追加したものと思われます(上部に車両番号を書くようになった由来もそれなんですよね)。
2022.4.30 東急東横(目黒)線多摩川駅にて撮影
|
|
試作車9201号車から9101号車方向の室内です。当時としたら割と標準的な大きさの袖仕切があるのと、金属の手すりにベージュ系の塗装がされているのが特徴です。9101、9201、9301、9801の4両がこの室内でした。更新工事後のこの編成の車内は見ていませんが、確実に変わったはずです。
2000.1.12 南北線赤羽岩淵駅にて撮影
|
|
1次車で揃った編成である9705号車から9105号車方向の室内です。試作車と比べると金属の手すりが普通にステンレス棒になっているのが特徴でしょうか。車両基地公開で室内に入れる車両でしたが通電されていなかったようで、室内灯等全て消灯状態です。
また、試作車と1次車には車端部にボックスシートがありました(更新工事で消滅)。
2004.11.14 埼玉高速鉄道浦和美園車両基地にて撮影(一般公開時)
|
|
2次車9602号車から9102号車方向の室内です。06系07系の世代に属すると思ってはいるのですが何年か空いているせいか、袖仕切が独特の形状になっていたり、袖仕切の上の横棒へのモケット巻きが取りやめられていたりと、意外に似てないものですね…。2021年、2022年の段階では、1次車が先頭車となった編成(この02編成も含む、08編成までの偶数番号)は既に更新済で存在しませんが、2次車のみで組成された編成は未更新ですので残っているはずです。3次車は記憶にないのですが、たぶんこの室内とほぼ同じかと思われます。
1999.11.27 南北線溜池山王駅にて撮影
|
|
4次車9719号車から9819号車方向の室内です。こちらは世代的にも近い05系8〜9次車の室内の見つけとよく似ているのではないでしょうか。基本的に色違いなだけ、と思われます。写真が2枚目のドアの辺りから写したものみたいですね。決して3扉車ではありません…。
2000.9.23 南北線赤羽岩淵駅にて撮影
|
|
5次車9222号車から9122号車方向の室内です。メトロになってしばらくした時期で、緑の床はこの時期の特徴と言ってもいいかもしれません(02系の更新車とか)。袖仕切の形状とか配色とかに独特なものがあるように思います。
2015.2.11 埼玉高速鉄道線浦和美園駅にて撮影
|
|
1次車の更新後で、9605号車から9805号車方向の室内です。05系の更新車などと類似した雰囲気の室内になっています。
2017.1.7 埼玉高速鉄道線鳩ヶ谷駅にて撮影
|
|
2次車に搭載されている日立製3レベルIGBTインバータ装置です。制御対象のモーターの数などの点では03系の日立製インバータと同じものを使用しているように思えるのですが、装置の形には大きな違いがあるというのは驚くところです。まぁ、これも時代の流れでそうなったということなんでしょうが・・・。
ちなみに、撮影した車両は低速ながら走っているものだったので、多少ぶれてしまっています。
2000.4.27 千代田線綾瀬駅にて撮影
|
|
試作車9201号車の三菱製GTOインバータ装置です。1C4M×2群の装置なのですが、まるでこの時代の1C8Mの装置のように、片方の側面にパワーユニット1組(この写真)、反対の側面にパワーユニット2組という見た目になっています。実際には、横長の冷却部の中に1相分のユニットが2組入っているものとは思います。1次車の後半(新造時の05〜08編成)や05系14編成も同様の装置でした。
2017.1.28 東急東横(目黒)線新丸子駅にて撮影
|
|
1次車9207号車の三菱製GTOインバータ装置です。試作車の写真とは反対の側面で、2相×2群分のパワーユニットが見えています。見れば見るほど1C8Mの装置ですね。
2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
|
|
1次車9601号車の日立製GTOインバータ装置です。試作車の三菱製と同等の構成で、世代で言えば京王8000系や西武6000系、東急2000系、福岡市交2000系等と類似、と思わせておいて、比較対象が全部1C8Mでしたね(汗)。ただ、三菱の方にも書いたとおり、機器構成は1C8Mの装置に近い形になっています。パワーユニットの風道の形状はこの世代の日立製とあまり似てないですね。
2017.1.28 東急東横(目黒)線新丸子駅にて撮影
|
|
2次車9604号車の日立製3レベルIGBTインバータ装置です。制御対象のモーターの数などの点では03系の日立製インバータと同等のはずですが、パワーユニットの形が意外と違うんですよね。放熱しやすくしてあるんでしょうかね。一応、将来の8両化がこのままの形態で実現されれば4M4Tの編成で03系と同じと見せかけて車体が大きい分だけ03系よりも負荷は大きいことになりますし。
2004.11.14 埼玉高速鉄道浦和美園車両基地にて撮影(一般公開時)
|
|
3次車9214号車の三菱製3レベルIGBTインバータ装置です。2次車が03系VVVFの前期グループと似ている(形は違うけど)のに対し、こちらは03系VVVFの後期グループとそっくりな機器構成や形状となっています。1C2M×4群なので、反対の側面にも同様の装置が見えます。
2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
|
|
4次車9219号車の東芝製2レベルIGBTインバータ装置です。1C2M×4群用の装置ではありますが、2両ユニットの中で1群だけ準備工事状態として1C2M×3群の装置として使用しています。この写真では2群のパワーユニットが見えています。8連化がようやく実現しようとする中、この装置のブランク部分にパワーユニットを追加する改造をして8連になるのか、はたまた単純に8連化の対象編成から外されて終わるのか、どちらになるでしょうかね…。パワーユニットの形状はいかにも東芝らしい感じですね。
2017.1.14 東急東横(目黒)線田園調布駅にて撮影
|
|
4次車9221号車の東芝製2レベルIGBTインバータ装置です。上の写真とはちょうど反対の側面で、1群分がブランクになった装置となります。
2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
|
|
1次車9605号車の更新後のSiC適用MOSFETを使用した三菱製VVVF装置です。ホームドアの上方から撮っているのでだいぶ見下げた構図になっていますが、装置の形状は東急2020系だったり、他にも多数採用されている三菱製のSiC適用タイプと同等のようです。
2021.7.16 東急東横(目黒)線武蔵小杉駅にて撮影
|
|
4次車9720号車の補助電源装置(DC/DCコンバータ)です。何タイプあるか、等の詳細を把握していません。03系VVVF車のものと同じ形状のようです。
2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
|
|
3次車9214号車の台車です。モノリンク式ボルスタレス台車でSS135B形となっています。2〜4次車に共通のもので、他形式にも同系列の台車が採用されています。
2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
|