・営団地下鉄→東京メトロ9000系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
9801以下6連
東京メトロへの移行後で未更新時代の9801以下6連
2017.1.28 東急東横(目黒)線新丸子駅にて撮影
 1991年11月の南北線駒込〜赤羽岩淵間部分開業時からの車両で、様々な新技術を取り入れていることから1990年11月に試作車4両が落成しました。同線ではホームドアを設置し、自動運転とワンマン化を部分開業当時から実施していました。
 既に登場していた01〜05系と同様のアルミ車体で、20m4扉車を部分開業時は2M2Tの4連で運用しました。駒込〜四ツ谷間の延伸のため1996年度に4M2Tの6連への組み替えが実施されました。その後2000年の東急目黒線との直通運転時も6両編成で運用されています。将来的に4M4Tの8連を想定した設計とされていますが経年等を考慮すると単純な増結がされるかは不透明です。
 制御方式は営団地下鉄で初めてVVVFインバータ制御が本格的に採用され、1次車はGTOサイリスタ(1C4M×2群)、2・3次車は3レベルIGBT(1C2M×4群)、4次車は2レベルIGBT(1C2M×3群)、5次車は2レベルIGBT(1C4M×1群、2群)と製造時期の標準仕様に合わせて変更が加えられています。4次車は実質3M3T編成、5次車は中間T車を組み込んだ3M3T編成とされたのも特徴です。
 4連から6連への組み替え時には単純な増結は実施されず、1次車8編成の中間車は奇数番号編成に集約し、余った先頭車に2次車の中間車4両を組み込む組成変更が行われました。また、2015年度からは1・2次車の大規模改修工事が開始され、編成の3M3Tへの変更、フルSiC適用MOSFETによる2レベルインバータへの交換、ラインカラーのデザイン変更などが行われています。
 2022年4月現在6連23編成が在籍し、南北線から東急目黒線、埼玉高速線への直通運転に使用されています。
 走行音(三菱GTOその1)[sub9kgma.mp3/4.33MB]
 試作車である第1編成に組込まれている三菱GTO車の走行音です。現在の第1編成のうち、9101、9201、9301、9801の4両が試作車で、残り2両の9601、9701は1次車の元第2編成中間車を四ツ谷開業時に組込んだものです。
 インバータは三菱製のGTOインバータで、第2車両に1C4M×2群、つまり2両分のインバータを集中搭載する方式となっています。音は05系14番編成と類似していて、動き出すときに音が上がっていき、一定の高さの音が少し鳴った後で同期モードに移るというタイプですが、その一定の音が鳴っているときにやや震えているように聞こえるのが特徴となっています。インバータ装置から聞こえる音も量産車より大きいようです。残念ながら更新工事(B修)によりフルSiCの今時のVVVF装置に載せ替えられて消滅済です。
 録音は南北線王子→王子神谷→志茂間です。
 走行音(三菱GTOその1)[sub9kgmb.mp3/2.99MB]
 同じく試作車の走行音で、東急目黒線内での録音です。地下だとすごくうるさい車両だなと思っていたのが、地上に出たら意外に聞こえにくくて驚いたものです。録音だとそこまでの差は分からないかもしれませんが、乗った印象は本当にそうでした。新造後10年くらい経過した頃の録音となりますが、高速域のノッチオフ時のWN駆動の「ゴロゴロ」はなかなかのものですね。
 録音は東急目黒線多摩川→新丸子→武蔵小杉間です。
 走行音(日立GTO・車体中央)[sub9kgha.mp3/8.01MB]
 1次車の前半、02〜04編成には日立製のGTOインバータが搭載されていました。これは四ツ谷開業時に組み替えられ、第1編成の4・5号車と第3編成の全電動車が現在の組込み位置です。日立GTO第2世代に該当するタイプのインバータで、変調パターンなどは東急2000系が一番近いタイプと言えるようです。また、インバータ装置本体が出す音も、非同期部分を中心に独特なものがあり、非同期の間は妙に震えていて、その後はしばらくモーターと共鳴するような音を出し、高速域では静かになるものの、ノッチオフ時やノッチ再投入時には「ブィ」という感じの変な音を出し、減速時には最後の何音かの部分で再び共鳴するような音をたてています。そればかりを気にしていたら、車体中央でしか録音していなかった大失態…。車両はまだありますが装置は載せ替えられて存在しません。
 録音は南北線永田町→四ツ谷→市ヶ谷→飯田橋→後楽園間です。
 走行音(三菱&日立mix)[sub9kmha.mp3/6.14MB]
 上記のように、実は第1編成では2つの電動車ユニットで異なるメーカーのインバータが搭載されており、その連結部分ではこのような2タイプの音の混ざりが楽しめました。ちなみに、9301号車は三菱、9601号車は日立製のインバータで、この番号を見れば分かる通り、将来はこの間に2両の付随車が組込まれることになるはずです(更新時に3M3Tに変更されたから今後どうなるか分からないけど)。本当は目黒開業時に8連化される構想もあったようですが、6連のままでしたね。
 録音は南北線赤羽岩淵→志茂→王子神谷→王子間です。溜池山王までしか開業していない頃の録音です。そして、この時代の車内自動放送だと、王子に着く時の放送が「大叔父 大叔父」としか聞こえません(私だけか?)。
 走行音(三菱&日立mix)[sub9kmhb.mp3/9.66MB]
 同じく2タイプ混ざった走行音で、こちらは南北線の南側の方の区間での録音です。
 録音は南北線白金台→白金高輪→麻布十番→六本木一丁目→溜池山王→永田町間です。
 走行音(三菱GTOその2)[sub9kgmc.mp3/4.05MB]
 こちらは新製時の05〜08編成、現在の05・07編成が該当する三菱製のGTOインバータを搭載した量産車の走行音です。試作車と比べて非同期モードの「震え」もなくなり単純になったという程度かと。
 このグループは更新工事(B修)により3M3T編成、フルSiCのインバータに取り替えられて消滅してしまいました。
 録音は南北線赤羽岩淵→志茂→王子神谷間です。
 走行音(三菱GTOその2)[sub9kgmd.mp3/3.26MB]
 同じく三菱GTOの量産車の走行音で、東急目黒線内での録音です。編成が同じどころか車号も同じです。試作車のところでもコメントしましたが、地下ですごくうるうさい、このインバータの車両が地上だとずいぶん静かに感じるんですよね…。同じく目黒線に乗り入れる都営の6300形GTOは目黒線でも堂々とうるさい(謎)のですが。
 録音は東急目黒線新丸子→多摩川→田園調布間です。
 走行音(三菱GTOその2)[sub9kgme.mp3/17.9MB]
 同じく三菱GTOの量産車の走行音で、埼玉高速線内の全区間での録音です。そしてこれも同じ車号での録音、なんでこうなるかな…。カセットテープを使ってた頃には05編成の録音もあるのですが、デジタル化以降にはないと言う…。
 録音は埼玉高速線赤羽岩淵→川口元郷→南鳩ヶ谷→鳩ヶ谷→新井宿→戸塚安行→東川口→浦和美園間です。
 走行音(日立IGBT・車体中央)[sub9kiha.mp3/7.54MB]
 四ツ谷開業時に増備された2次車ではこの日立製3レベルIGBTインバータが採用されました。該当する編成は09〜13編成全車と、02・04・06・08編成の中間車です。電動車だけで見ればこれらの編成の全車が日立IGBTであるというようなものですね。
 インバータは1C2M×4群の構成で、2両分の機器が9200形と9600形に集中搭載されています。このグループの車両では、07系2次車と同様、インバータ装置付近では激しく甲高い音が鳴り響いていて、乗っていると頭が痛くなる気がしてきます。
 このグループも更新工事(B修)の対象になっていて、1次車への組み込み分は完了済です。09〜13編成は8連化との兼ね合いで未着手と思われます。
 録音は南北線溜池山王→永田町→四ツ谷→市ヶ谷→飯田橋間です。
 走行音(三菱3レベルIGBT)[sub9kima.mp3/4.09MB]
 こちらは溜池山王開業用に増備された3次車、14・15編成の走行音で、これらの編成は三菱製の3レベルIGBTインバータ装置を装備しています。機器の構成などは2次車と同様ですが、音はいかにも三菱IGBTという雰囲気のもの(03系の最終グループと同じ)に変わっています。もっとも、この車両も不思議なもので、爆音的な音が聞こえたり聞こえなかったりと気まぐれな面があるようです。
 録音は南北線赤羽岩淵→志茂→王子神谷間です。
 走行音(東芝IGBT)[sub9kisa.mp3/9.86MB]
 こちらは1999年度から2000年度にまたがって増備された4次車、16〜21編成が該当する東芝製2レベルIGBTインバータを搭載した車両の走行音です。05系8次車と類似の仕様で、同じ年度の製造ではありますが、05系がしばらく営業を始めなかったのに対し、こちらは落成後間もなく営業運転を開始していました。東芝製の2レベルインバータは同時期だとJR九州の885系くらいでしょうか、かなり似た雰囲気で増殖していくのですが、この車両はその中でも本当に早い時期に登場したものではないでしょうか。3レベル時代の最後に作られたJR東海313系などと似た雰囲気でもあります。それにしても、223系1000番代2次車あたりから感じてはいましたが、東芝IGBTはこの頃の時点で、非同期と1パルスモードの切替えがスムーズになっていましたね。三菱製2レベルインバータを積んだ05系8次車では比較的はっきりとした爆音が聞こえるというのに、この車両はほとんどそれらしい部分が分かりませんし。
 ちなみに、このグループの車両の、録音した頃のドアチャイムのタイミングが少し遅かったみたいで、戸閉めの時はホームドアのチャイムと同時に鳴っていました(今は確か違うと思います)。
 録音は南北線赤羽岩淵→志茂→王子神谷→王子→西ヶ原→駒込間です。って、あれ、最初の開業区間全部ですね(録音した時期は溜池山王〜赤羽岩淵間が営業区間でした)。
 走行音(三菱2レベルIGBT)[sub9kimb.mp3/5.12MB]
 2009年に増備された22・23編成で、ドアチャイムがJR仕様だったり、8000系VVVF改造車みたいなVVVF音だったりと、東京メトロへの移行後の標準的な仕様で作られています。前面形状も違いますし。
 録音は埼玉高速線東川口→戸塚安行→新井宿間です。
 更新車走行音(三菱SiC)[sub9ksma.mp3/7.22MB]
 01〜08編成は更新工事(B修)が行われました。PMSM化はされず、普通の誘導電動機をフルSiCのインバータで制御する仕様です。JR東日本のE235系などと似たような、高いのか低いのかよく分からない音程の非同期モードが特徴です。
 録音は埼玉高速線鳩ヶ谷→南鳩ヶ谷→川口元郷→赤羽岩淵間です。
・その他の写真
 1次量産車で組成された9803以下6連です。営団地下鉄時代の撮影で、東急目黒線との直通運転開始直後(厳密には営団と都営の新規開業区間がまだ未開業の状態で車両だけ直通ダイヤで走っていた)の時期の撮影です。元々の第03編成の4両に、第04編成の中間2両を組み込んで4M2Tの6連が組成されたものです。
 2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
 1次量産車の両先頭車に2次量産車の中間電動車4両を組み込んだ9102以下6連です。東京メトロに移行した直後の撮影で、この頃は前面窓にメトロのMマークが付いていましたが後年いつの間にか取り外されています。
 2004.11.14 埼玉高速鉄道浦和美園車両基地にて撮影(一般公開時)
 2次量産車のラストナンバーとなる9813以下6連です。営団時代の撮影で、当然ながら前面に「S」マークがあるのですが、やはりこれが付いてる方が締まりがあっていいですね。
 2002.8.9 東急東横(目黒)線多摩川駅にて撮影
 四ツ谷〜溜池山王間の延伸時に増備された3次量産車の9815以下6連です。2次車は本数も多かったのに対し、この3次車はたった2編成です。延伸区間が短かったから当然ではありますが…。外観等の差も特にないと思います。
 2002.8.9 東急東横(目黒)線多摩川駅にて撮影
 2000年の溜池山王〜白金高輪〜目黒間開業と東急目黒線との直通運転開始に備えて増備された4次量産車の9816以下6連です。このグループで制御器の構成が変わったりなど、機能的な変更点が多いのですが、車体の写真で差が分かるかというと、なかなかないような気がします。次の5次車が外観も大きく変わっています。
 2017.1.28 東急東横(目黒)線新丸子駅にて撮影
 2009年登場の5次車、9822以下6連です。外観は大きく変わり、なんだか9000系のイメージじゃないんですよね…。
 2022.4.30 東急東横(目黒)線新丸子駅にて撮影
 1次車9803以下6連の更新工事後の写真です。ラインカラーが曲線基調に大きく変更されているのが分かります。また、上部にもラインカラーが追加されていますが、これは、南北線内のフルスクリーン式ホームドア(全面的にガラス張り)に比べて東急線内は可動式ホーム柵のため窓下のラインカラーがそもそも全く見えないため、上部にも追加したものと思われます(上部に車両番号を書くようになった由来もそれなんですよね)。
 2022.4.30 東急東横(目黒)線多摩川駅にて撮影
 試作車9201号車から9101号車方向の室内です。当時としたら割と標準的な大きさの袖仕切があるのと、金属の手すりにベージュ系の塗装がされているのが特徴です。9101、9201、9301、9801の4両がこの室内でした。更新工事後のこの編成の車内は見ていませんが、確実に変わったはずです。
 2000.1.12 南北線赤羽岩淵駅にて撮影
 1次車で揃った編成である9705号車から9105号車方向の室内です。試作車と比べると金属の手すりが普通にステンレス棒になっているのが特徴でしょうか。車両基地公開で室内に入れる車両でしたが通電されていなかったようで、室内灯等全て消灯状態です。
 また、試作車と1次車には車端部にボックスシートがありました(更新工事で消滅)。
 2004.11.14 埼玉高速鉄道浦和美園車両基地にて撮影(一般公開時)
 2次車9602号車から9102号車方向の室内です。06系07系の世代に属すると思ってはいるのですが何年か空いているせいか、袖仕切が独特の形状になっていたり、袖仕切の上の横棒へのモケット巻きが取りやめられていたりと、意外に似てないものですね…。2021年、2022年の段階では、1次車が先頭車となった編成(この02編成も含む、08編成までの偶数番号)は既に更新済で存在しませんが、2次車のみで組成された編成は未更新ですので残っているはずです。3次車は記憶にないのですが、たぶんこの室内とほぼ同じかと思われます。
 1999.11.27 南北線溜池山王駅にて撮影
 4次車9719号車から9819号車方向の室内です。こちらは世代的にも近い05系8〜9次車の室内の見つけとよく似ているのではないでしょうか。基本的に色違いなだけ、と思われます。写真が2枚目のドアの辺りから写したものみたいですね。決して3扉車ではありません…。
 2000.9.23 南北線赤羽岩淵駅にて撮影
 5次車9222号車から9122号車方向の室内です。メトロになってしばらくした時期で、緑の床はこの時期の特徴と言ってもいいかもしれません(02系の更新車とか)。袖仕切の形状とか配色とかに独特なものがあるように思います。
 2015.2.11 埼玉高速鉄道線浦和美園駅にて撮影
 1次車の更新後で、9605号車から9805号車方向の室内です。05系の更新車などと類似した雰囲気の室内になっています。
 2017.1.7 埼玉高速鉄道線鳩ヶ谷駅にて撮影
 2次車に搭載されている日立製3レベルIGBTインバータ装置です。制御対象のモーターの数などの点では03系の日立製インバータと同じものを使用しているように思えるのですが、装置の形には大きな違いがあるというのは驚くところです。まぁ、これも時代の流れでそうなったということなんでしょうが・・・。
 ちなみに、撮影した車両は低速ながら走っているものだったので、多少ぶれてしまっています。
 2000.4.27 千代田線綾瀬駅にて撮影
 試作車9201号車の三菱製GTOインバータ装置です。1C4M×2群の装置なのですが、まるでこの時代の1C8Mの装置のように、片方の側面にパワーユニット1組(この写真)、反対の側面にパワーユニット2組という見た目になっています。実際には、横長の冷却部の中に1相分のユニットが2組入っているものとは思います。1次車の後半(新造時の05〜08編成)や05系14編成も同様の装置でした。
 2017.1.28 東急東横(目黒)線新丸子駅にて撮影
 1次車9207号車の三菱製GTOインバータ装置です。試作車の写真とは反対の側面で、2相×2群分のパワーユニットが見えています。見れば見るほど1C8Mの装置ですね。
 2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
 1次車9601号車の日立製GTOインバータ装置です。試作車の三菱製と同等の構成で、世代で言えば京王8000系や西武6000系、東急2000系、福岡市交2000系等と類似、と思わせておいて、比較対象が全部1C8Mでしたね(汗)。ただ、三菱の方にも書いたとおり、機器構成は1C8Mの装置に近い形になっています。パワーユニットの風道の形状はこの世代の日立製とあまり似てないですね。
 2017.1.28 東急東横(目黒)線新丸子駅にて撮影
 2次車9604号車の日立製3レベルIGBTインバータ装置です。制御対象のモーターの数などの点では03系の日立製インバータと同等のはずですが、パワーユニットの形が意外と違うんですよね。放熱しやすくしてあるんでしょうかね。一応、将来の8両化がこのままの形態で実現されれば4M4Tの編成で03系と同じと見せかけて車体が大きい分だけ03系よりも負荷は大きいことになりますし。
 2004.11.14 埼玉高速鉄道浦和美園車両基地にて撮影(一般公開時)
 3次車9214号車の三菱製3レベルIGBTインバータ装置です。2次車が03系VVVFの前期グループと似ている(形は違うけど)のに対し、こちらは03系VVVFの後期グループとそっくりな機器構成や形状となっています。1C2M×4群なので、反対の側面にも同様の装置が見えます。
 2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
 4次車9219号車の東芝製2レベルIGBTインバータ装置です。1C2M×4群用の装置ではありますが、2両ユニットの中で1群だけ準備工事状態として1C2M×3群の装置として使用しています。この写真では2群のパワーユニットが見えています。8連化がようやく実現しようとする中、この装置のブランク部分にパワーユニットを追加する改造をして8連になるのか、はたまた単純に8連化の対象編成から外されて終わるのか、どちらになるでしょうかね…。パワーユニットの形状はいかにも東芝らしい感じですね。
 2017.1.14 東急東横(目黒)線田園調布駅にて撮影
 4次車9221号車の東芝製2レベルIGBTインバータ装置です。上の写真とはちょうど反対の側面で、1群分がブランクになった装置となります。
 2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
 1次車9605号車の更新後のSiC適用MOSFETを使用した三菱製VVVF装置です。ホームドアの上方から撮っているのでだいぶ見下げた構図になっていますが、装置の形状は東急2020系だったり、他にも多数採用されている三菱製のSiC適用タイプと同等のようです。
 2021.7.16 東急東横(目黒)線武蔵小杉駅にて撮影
 4次車9720号車の補助電源装置(DC/DCコンバータ)です。何タイプあるか、等の詳細を把握していません。03系VVVF車のものと同じ形状のようです。
 2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影
 3次車9214号車の台車です。モノリンク式ボルスタレス台車でSS135B形となっています。2〜4次車に共通のもので、他形式にも同系列の台車が採用されています。
 2000.9.23 東急目黒線不動前駅にて撮影

前のページに戻る