・東京都交通局6000形
1968(昭和43)年の三田線開業時から1999年11月下旬まで使用されてきた車両で、20m4扉のセミステンレス車体、抵抗制御のオール電動車編成となっていました。
1976年度まで4次にわたり6連28本、168両が製造されてきましたが1993年登場の6300形に押され、さらには1999年末の三田線内ATC化、翌年に予定される営団南北線共用区間でのATO運転実施の対象から外され、結局8連化を考慮された設計も生かされることなく全廃を余儀なくされることとなりました。
製造年次により戸袋窓の有無や、冷房準備車として落成したものなど、変化が多かったようです。
1999.8.1 三田線志村三丁目駅にて撮影
走行音
[to6000a.ra/191KB]
直接再生
三田線にて最後まで残った6171Fの中間のユニットである、6175号車での走行音です。なくなる前に、と思い夏にも乗ったのですが、そのときはあまりの空調のうるささに全くと言っていいほど音が聞こえませんでした。空調のない冬に録音したこの音も動き出しの直列段でのモーター音はあまり聞こえてこないようです(19秒くらいのところで「スコン」と鳴っていますが、その前が直列段、後が並列段です)。私はあまり詳しくないですが、何でもこのタイプが都営の抵抗制御車の典型的な音らしいです。
録音は高島平→西台間です。
・東京都交6000形の姿
こちらは戸袋窓付きの3次車、6261以下6連です。分散型の冷房を搭載している点も4次車と違う点です。もっとも、4次車の方が2編成しかいない少数派だったんですが・・・。
1999.8.1 三田線志村三丁目駅にて撮影
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