・東急電鉄6000系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
61044以下67連
6104以下7連
2023.10.28 大井町線旗の台駅にて撮影
 2007年に登場した、大井町線の急行運転用の20m4扉の電車です。5000系列をベースとした車体に、先頭形状はやや流線形になっているのが特徴です。この車両の登場前の大井町線は全て5両編成でしたが、急行列車を6両編成で運転するために登場したのがこの6000系です。
 5080系と同じ東芝製の2レベルIEGTインバータを搭載していて、3M3Tの6両編成で登場しました。その後、2017年から2018年にかけて、中間電動車1両を増結し、全て7両編成化されました。続いて2019年には「Qシート」車としてロング/クロス転換式座席の車両が2両製造され、第1、第2編成の2017年製の増結車を置き換える形となりました(外された増結車は5080系の8連化に転用)。
 2023年4月現在、7両編成6本(うち2本はQシート連結)が大井町線の急行列車(一部は田園都市線に直通)で活躍中です。
 走行音[toq6ka.mp3/9.35MB]
 6000系の走行音です。7連となった後の録音で、2両ユニット側の制御器搭載の車両です。5080系と同じVVVF音が聞こえてきます。それにしても本当にゆっくり走りますね…。
 録音は大井町線自由が丘→大岡山→旗の台→大井町間です。
 走行音[toq6kb.mp3/8.36MB]
 同じく2両ユニット側の制御器搭載の車両での録音です。2両ユニットの電動車(二子玉川、長津田方から2両目と3両目)は、7連化の時に改番こそされましたが、いずれも6連での新造当初から使用されている車両で、製造時期も同じ車両となります。
 録音は田園都市線・大井町線溝の口→二子玉川→自由が丘間です。
 走行音[toq6kc.mp3/2.49MB]
 1M車での録音です。大井町方から2両目と、7連化以降の3両目(7連化の時の新造車)は1M車となっています。5080系でもそうでしたが、特に1M車と2両ユニットの車両でのVVVF音の違いは感じられません。
 録音は田園都市線二子玉川→溝の口間です。
 走行音(Qシート車)[toq6kd.mp3/41.3MB]
 1M車のうち、7連化された後でなぜか車両を差し替えてまで組み込まれたQシート車(1つ上のファイルの説明にもある「3両目」を新造後すぐにQシートの新造車に再度差し替えた)での録音です。この系列の中で一番新しい車両となりますが、特段初期車との差も感じられません。録音したのは「Qシート」としてクロスシート状態に設定された列車ですので、多少音の響き方が違ったりするのかもしれませんが、誤差の範囲でしょうね。
 録音は大井町線・田園都市線大井町→旗の台→大岡山→自由が丘→二子玉川→溝の口→鷺沼→たまプラーザ→あざみ野→青葉台→長津田間です。要は、大井町発長津田行の急行の全区間になります。少しのしゃべり声は入ってたような気がしますが、概ね静かな車内でした。最後の方で、一応名誉挽回程度の速度は出ていましたかね。
・その他の写真
 6303号車から6103号車方向の室内です。外観と同様にオレンジ系の色が使われているのが特徴ですね。
 2020.2.11 田園都市線溝の口駅にて撮影
 Qシート車である、6301号車の室内です。座席指定車としての運用ではクロスシート、一般の急行列車としての運用時にはロングシートに設定されます。シートの色調は2020系列に合わされているようですね。
 2020.2.28 田園都市線長津田駅にて撮影
 6301号車のVVVF装置です。5080系と同じく東芝製のIGBT(IEGT)の装置を搭載しています。だいぶ暗い環境での撮影で、ノイズが多いと思います。ご了承願います。
 2020.2.28 田園都市線長津田駅にて撮影
 6301号車の台車です。TS-1019A形で、軸箱支持方式は軸梁式で、ボルスタレス台車です。5000系列と同じものが使用されています。
 2020.2.28 田園都市線長津田駅にて撮影

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