|
2000年8月に目蒲線から目黒線と多摩川線分割された際に、4連のままで廃車となった、7711以下4連です。4連の時代はMTMTの順序でしたので、この構図ですと、先頭車と3両目にVVVF装置があるのが見えると思います。3連化されると(この編成は3連化されませんでしたが)、2両目のT車が抜かれる形となります。
2000.2.12 蒲田駅にて撮影
|
|
1995年頃に3連化されて池上線に転属し、同時に内装の改造などが行われた7713以下3連です。8000系の更新車と同様の「歌舞伎塗装」となったことが特徴ですが、同時期に7600系もこの塗装にされてしまったため、遠目には区別が付きにくいですね。この塗装だと7600系の「ダイヤモンドカット」の先頭部も分かりにくかったですし。
2008.1.4 蒲田駅にて撮影
|
|
こちらは1996年に誕生した7715以下3連です。サハ3両を、先頭電動車化改造、電動車化改造、先頭車化改造という三者三様の改造をしたという、これぞ魔改造車だという改造メニューですよね。しかも先頭車化された前面もどことなく不格好なところとか、本当に興味深い車両でした。
2008.1.4 池上線大崎広小路駅にて撮影
|
|
7802号車のVVVF装置です。7600系と何ら変わりのないことが分かると思います。当時の東洋電機製GTO標準品ですね。
2008.1.4 池上線旗の台駅にて撮影
|
|
7815号車のVVVF装置です。東洋電機製のIGBTインバータという、国内では非常に珍しいものであり、これはその第一号に当たるものでもあります。同じ1C2Mの3000系の装置よりも小さいようにも思いますが、どうなんでしょうかね。故障が多発したとも言われており、この車両以降に東急に東洋製の制御装置が入っていないあたり、本当に克服できなかったんでしょうかね…。
2000.2.12 目蒲線下丸子駅にて撮影(現在は多摩川線に改称)
|
|
7715号車のVVVF装置です。ちょっと遠いところからの撮影で、少しブレたりもしているようですが、7815号車のものとの違いはないと思います。
2008.1.4 池上線雪谷大塚駅付近にて撮影
|