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山手線に投入された量産車です。側面の窓が2連の一段下降窓となり、ドアの窓は小さいままとなりました(この写真では判別しづらいでしょうが)。
写真はクハ204-14以下11連です。
2003.8.2 山手線有楽町駅にて撮影
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関西地区の東海道・山陽緩行線で活躍するクハ205-35以下7連です。この路線ではスカイブルーのラインが入っているわけですが、過去には似たような姿の205系が京浜東北線でも走っていました。とは言っても、国鉄時代に製造された分と、JR化後でも山手線に投入された車両はドア部分の窓が小さかったため、これと京浜東北線向けの車両を全く同じ姿とするのは間違いだったりもします。
2004.7.31 東海道本線千里丘駅にて撮影
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こちらは横浜線のクハ205-75以下7連です。103系時代の横浜線では山手線と同じ黄緑の塗装でしたが、205系投入の際にはこのような緑の濃淡を利用した2色のラインカラーとなっています。
2000.4.29 東急田園都市線長津田駅にて撮影
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横浜線への205系投入後、次は南武線と埼京線に投入されました。南武線の第一陣が最初で、写真のクハ205-88以下6連を含む3本が投入されています。横浜線向けと同様、ドア窓が大形化されています。また、ATCを搭載しない、関東では最初の205系でもあり、乗務員室仕切の窓も大形化されました。
2008.2.24 南武線尻手駅にて撮影
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山手線からの205系転属劇の中で登場した、先頭車化改造車になります。南武線には6編成が投入され、この写真はクハ205-1206以下6連になります。山手線で活躍したサハ205-27が種車で、反対側のクハ204は、サハ205-28が種車です。いずれも山手線の第14編成に組み込まれていたことになります。当然ながら、山手線からの転属車はドア窓が小さいので、南武線生え抜きの車両とは容易に判別できます。
2008.2.24 南武線尻手駅にて撮影
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横浜線、南武線に続き、埼京線にも投入されました。これはその時期に投入された編成で、クハ205-98以下10連です。りんかい線への乗入れ開始の頃に行先表示器がLED化され、現在では運行番号幕も、LED化されています。また、それとは別に、山手線で余剰となった6扉のサハ204が組み込まれ、この写真の後方に2両連結されています。編成端にクハ-サハ-サハと組成され、手前に向かってモハが6両、そして最後にクハという、非常にバランスの悪い編成が組まれるようになりました。後側のクハは、かなりの前後動になるそうです。
2004.8.8 山手線原宿駅にて撮影
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こちらは山手線からの転属車になります。ただし、E231系投入時の転属ではなく、もっと早い時期から埼京線で運用されていたクハ205-41以下10連です。山手線用の編成だったため、ドア窓が小さく、運行番号もこの時はマグサイン式だったものと思われます(全く見えませんが…)。
2003.4.27 東京臨海高速鉄道りんかい線新木場駅にて撮影
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こちらは総武・中央緩行線のクハ205-104以下10連です。同線の103系や201系と同じ黄色のラインカラーとなっています。この編成の投入により、営団地下鉄乗入れ用の103系や301系が黄帯から水色帯に変更されたとか。総武・中央線の205系は、京浜東北線と並ぶ小所帯でした。今では京葉線や武蔵野線(5000番代化)などに転出しています。
1999.1.4 総武本線錦糸町駅にて撮影
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こちらは京葉線のクハ205-112以下10連です。京葉線のラインカラーはこのように、赤のような濃いピンクのような色で、205系はこの色で投入されましたが、なぜか103系や201系はスカイブルーとされています。もっとも、同じ色に塗られたら気持ち悪そうだからそのままでいいんですが…。
ちなみに、この京葉線向けと、後に登場する武蔵野線向けの車両は前面形状が独特のものとなっています。
2003.5.18 京葉線葛西臨海公園駅にて撮影
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総武・中央緩行線から京葉線に転じたクハ205-103以下10連です。通常前面の205系の京葉線投入第一陣でした。その後埼京線の踏切事故での被災車両の代替で、この編成からモハ1ユニットを充当したため、VVVF化され、武蔵野線に転用されたようです。
2003.5.18 京葉線蘇我駅にて撮影
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こちらは山手線から京葉線に転属となったクハ204-11以下10連です。ドア窓が小さいことが特徴です。6扉のサハ204を埼京線に転出させ、新製時と同じ10連に戻されています。
2007.7.29 京葉線新浦安駅にて撮影
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こちらは山手線にほぼ最後まで残った、量産先行車でクハ204-1以下10連です。当然ながらユニット窓で残っているのが特徴です。
2009.2.7 京葉線新浦安駅にて撮影
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1989年度に京葉線向けまで投入された後、1990年度は南武線や埼京線に投入され、埼京線は205系に統一、南武線は半分ほどが205系となったところで打ち止めと、205系の増備もほとんど終了となりました(相模線向け500番代もこの時期の登場です)。そして最後に登場したのが、この武蔵野線用です。写真はクハ204-148以下8連で、武蔵野線向けには中間車を全て電動車とした、6M2Tの強力編成で投入されました。また、前面形状は京葉線用と類似したものとされました。
2003.5.18 京葉線潮見駅にて撮影
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VVVF化編成である、クハ205-105以下8連です。元は総武・中央緩行線で活躍した車両です(その前に京浜東北線で運用されていた編成かも?)。武蔵野線では、側面のラインカラーは3色ですが、正面はオレンジ一色となっています。
2003.5.3 武蔵野線東川口駅にて撮影
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山手線からの205系転用劇の中で登場した車両で、南武支線向けの2両編成、クモハ204-1002以下2連です。モハ205とモハ204から先頭車化改造され、オールMの2両編成となりました。当然ながら、乗ってみるとかなりの加速度です。もちろん、その性能を発揮するような路線ではありませんが…。
2004.5.23 南武支線八丁畷〜川崎新町間にて撮影
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こちらは阪和線で活躍するJR西日本独自設計の1000番代車、クハ204-1001以下4連です。客室からの前面展望性の向上のため(だと思う)、前面ガラスの仕切の位置を変え、助士側の窓を天地方向に拡大した、これまた独特の形態になっています。せっかくそのようにしても乗務員室のすぐ後ろに座席がないのが残念なところです…。
また、この車両では屋上のベンチレータの個数が減らされています。
2008.5.4 阪和線浅香駅にて撮影
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モハ204-123から、クハ204-41方向の室内です。登場時は、このように茶色のシートでした。最近では緑色のシートに交換された車両がほとんどで、この室内の様子は今では見られないものと思われます。なお、この編成は山手線に投入後、埼京線に転じ、現在も埼京線で10両編成のまま活躍中です。
2003.4.27 東京臨海高速鉄道りんかい線新木場駅にて撮影
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モハ205-342から、クハ205-125方向の室内です。最近ではほとんどがこの緑色のシートモケットに変更されています。なお、この車両は点検蓋が廃止された車両ですので、床がすっきりとしています。
2003.5.3 埼京線大宮駅にて撮影
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モハ204-313から、クハ204-115方向の室内です。京葉線スタイルの編成には、このような、他の205系とは違ったシートモケットが使用されています。こちらも点検蓋なしのすっきりとした床です。
2003.5.18 京葉線蘇我駅にて撮影
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モハ204-296の台車です。国鉄初の軽量ボルスタレス台車であるDT50系列の台車になります。205系の増備途上でも細かな改良が加えられ、変更記号が付いているようですが、基本的な外観は変わりません。
2003.5.18 京葉線千葉みなと駅にて撮影
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こちらはJR東日本でVVVF改造された、モハ205-5001のVVVFインバータ装置です。東洋電機製の、IGBTインバータで、既に標準となりつつある形状です。
2002.11.30 京葉線南船橋駅にて撮影
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