2001.3.9 鹿児島本線博多駅にて撮影 |
1975年、新幹線の博多開業に合わせ、北九州地区の輸送改善を目的として登場した快速用車両です。車内はセミクロスシートですが、クロス部分は転換クロスシートとされ、扉配置は一部の近郊形電車と似た、中央に寄せられた両開き2扉となっています。
エンジンはキハ181系に準じたDML30系列ですが、出力を下げて使用されています。 キハ66形は便所付車両、キハ67形は便所なしで発電エンジンを搭載した車両で、いずれも15両ずつが製造されました。 93年からはエンジンの換装工事が開始され、2000年度までに全車両で完了しています。登場以来、長らく筑豊本線と篠栗線を中心に活躍していましたが、両線の電化が2001年10月に行われたため、全車両が長崎に転属となり、快速「シーサイドライナー」を中心に運用されています。 |