・373系
1995年10月、それまで165系で運転されてきた急行「富士川」の置換え用として登場したのが始まりでした。1996年3月からは「東海」「伊那路」と間合い仕業で「ムーンライトながら」やホームライナー、一部の普通列車にも充当されるなど、非常に広範囲に運用される車両となっています。
制御方式はVVVFインバータ制御で、大出力モーターを個別制御することで1M2Tの3両編成としています。また、閑散線区でも運用されるため発電ブレーキ用抵抗を装備し、回生負荷が足りないときは自動的に発電ブレーキに切り替わるようになっています。
3連14本、計42両が静岡運転所に配置されています。当初は1〜3番編成にATS-P形が搭載されておらず、「ふじかわ」運用にほぼ限定されていましたが、1999年春に順次増設され、運用上の制約は解消されています。
2000.1.1 東海道本線富士駅にて撮影
登場時の走行音(クモハ373-8)
[373-8c.ra/364KB]
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登場当時の走行音です。現在よりも回生制動時のパルスモードの切替が1回多く、どちらかというとよく聞かれるタイプの音でした。個人的にはこの頃の音の方が好きだったんですがね・・・。
録音は篠山さん提供で、東海道線366Mの鴨宮→国府津間です。テープスピードの関係でやや音の高さが狂っているかもしれませんがご容赦下さい。がんばって調整したんですが・・・。
ちなみに、発電ブレーキの時の音は現在と全く同じようです。ちょうど383系の量産車が登場した1996年末頃か、1997年初頭にかけて変更されたものと思われます。
走行音(クモハ373-5)
[373-5a.ra/323KB]
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こちらは普通のタイプの走行音で、回生ブレーキで減速している区間のものです。やっぱりブレーキがもの足りなくなっています・・・。
録音は東海道線366Mの小田原→鴨宮間です。
走行音(クモハ373-3)
[373-3b.ra/302KB]
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こちらも普通のタイプの走行音で、発電ブレーキで減速している区間のものです。音の変化の仕方が全然違うことが分かると思います。ちなみに、このクモハ373-3は以前は雑音を激しく発するタイプだったのですが、いつの間にか静かなタイプに変わっていました。
録音は「ムーンライトながら」安城→三河安城間です。
走行音(クモハ373-13)
[373-13a.ra/308KB]
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こちらは激しい雑音を発するタイプの走行音です。このファイルは回生ブレーキ時のものですが、発電ブレーキのときは静かなタイプとほとんど同じ音になります。それにしてもよくこの雑音が響くんですよね・・・。
録音は東海道線323Mの小田原→早川間です。
・373系の姿
上の写真とは逆側の側面(山側)を写したものです。こちら側にVVVFインバータ装置の姿が見えます。写真はクモハ373-14他です。隣りに別の列車が止まっていたので編成全体は写せませんでした。
1999.3.12 東海道本線静岡駅にて撮影
クモハ373-14のVVVFインバータ装置です。個別制御車の標準形ではあるのですが、全体にカバーを被されています。
1999.3.12 東海道本線静岡駅にて撮影
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