「のぞみ8号」Z5編成784-5以下16連
2008.12.14 山陽新幹線相生〜岡山間にて撮影
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東海道・山陽新幹線700系の後継車両として、量産先行試作車が2005年に、量産車が2007年に登場し、2007年7月から「のぞみ」を中心に営業運転を開始しました。
様々な面で700系をベースとしていますが、編成を両先頭車のみをT車とした14M2Tの組成に変更し、3M1Tのユニットと4Mのユニットを各2組の計16連として組成しています。また、走行性能面では、空気バネを使用した車体傾斜システムを取り入れ、これにより東海道区間では曲線部も270km/hで通過可能として、曲線による速度制御の必要がなくなり、速度向上や省エネルギー化を推進しています。更に、山陽区間においては500系と同じ300km/h運転とし、起動加速度を2.6km/h/sに向上したことと併せ、500系や700系よりも所要時間の短縮が可能となりました。
2011年10月現在、JR東海のZ編成73本、JR西日本のN編成16本、九州新幹線用の8連ではJR西日本のS編成14本、JR九州のR編成10本が活躍中です。
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