・107系

　1988（昭和63）年から、日光線、両毛線、吾妻線等に使用する車両として165系の廃車発生品を多用して新製された3扉オールロングシート車。
　小山電車区所属の日光線用は0番代、新前橋電車区所属車は碓氷峠の通過のため横軽対策を施し、100番代として区分されています。また、100番代のうち、106番以降の編成では戸袋窓が省略され、ドア間の窓の数が変わるなどの設計変更を受けています。
　編成はクモハ+クハの2両編成で165系の発生品のため台車は空気バネのDT32ですが、歯数比は5.60に変更されています。一番おもしろいのは冷房装置で、こちらも発生品のためクハは分散形、クモハは集中形となっています。
1999.4.3　東北本線宇都宮〜雀宮間にて撮影

　クモハ107-117走行音[107-117.ra/315KB] 直接再生

　165系の発生品を使用していると言う割には、歯数比が変えられているために音に関しては165系の面影は全くありません。だからと言って115系等と全く同じわけでもないし・・・。

　録音は東北本線小金井→自治医大間です。実はかなり混雑している中で録音したのですが意外にまともな状態で録れていたみたいでした（「これでも」と付け加える必要がありそうですが）。

　ちなみに、この運用は両毛線経由、小山で折り返す宇都宮行だったりします。始発駅はよく分かりませんが・・・。

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