901系での試験結果を反映し、1993年に量産が開始された通勤形電車です。制御方式や室内設備など、主にC編成の仕様が量産化されたと言えるようです。但し、試作車になかったものとして、車椅子スペースの設置や、ドア上の次駅表示装置、ドア開閉チャイムなどが追加されています。
 
 | 
 南武線用の209系の写真です。車号はクハ209-13です。この他にクハ209-68以下6連の編成が中原電車区に配置され南武線で活躍しています。
 写真はJR東日本大井工場での撮影ですが、これは1995年の一般公開の際に撮影したものです。 1995.8.27 大井工場にて撮影  | 
 
 | 
 こちらは八高線用の3000番代(クハ209-3004以下4連)です。今では八王子駅でもこの1番線にしか入線してくれないし、写真を撮る上では非常に条件が悪くなってしまったと言えます。この写真から見えにくい違いとして、先頭部分の白いブロックと側面のステンレス鋼材との境界部分付近に、0番代にはあった縦の黒い線がなくなっているという点があります。もっとも、既に登場していたE501系と同じようになっただけなんですが・・・。
 1998.5.5 八王子駅にて撮影  | 
 
 | 
 モハ209-71のVVVFインバータ装置です。左側の3つのブロックと右側の3つのブロックとでそれぞれ4個のモーターを一括制御するGTOモジュールが格納されています。それぞれ3つずつの箱に別れているのは、1つの箱につき1相分、それが3つで3相分、つまり3相誘導電動機を動かせるだけのものになる、ということです。
 1999.5.2 京浜東北線南浦和駅にて撮影  | 
 
 | 
 モハ209-159の妻面にある車外スピーカです。78番編成(クハの車号は80)にのみ、試験的に車外スピーカが設置され、このようなメロディーが流れるようになっていました(209-78.ra/23.7KB)。過去形にしたということはつまり・・・、今では配線が切られているなどという噂も耳にしています。
 2000.3.22 京浜東北線南浦和駅にて撮影  |