・E233系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
クハE232-6以下10連(T6編成)
右側から0番代H44編成(クハE233-44)、3000番代U232編成(クハE232-3532)、5000番代ケヨ511編成(クハE233-5011)、6000番代H017編成(クハE233-6017)
2016.8.27 東京総合車両センターにて撮影(一般公開時)
 2006年、中央快速線の201系の置換えを目的として登場した通勤形電車で、E231系をベースに、故障による輸送障害防止のための、各種機器類の二重化が行われました。
 20m級4扉のステンレス車体で、制御方式はVVVFインバータ制御です。E231系では3レベルIGBTと2レベルIGBTが併用されていましたが、このE233系では2レベルIGBTに一本化されています。また、編成は6M4T編成に戻されました。
 投入線区と編成両数、番代、本数、投入時期は以下の通りになっています。
  中央快速線10両固定(6M4T)0代42本:2006〜2008年
  中央快速線6+4両分割(4M2T+2M2T)0代17本:2006〜2007年
  青梅五日市線6両(4M2T)0代11本:2007〜2008年
  青梅五日市線4両(2M2T)0代8本:2007〜2008年
  京浜東北線10両(6M4T)1000代83本:2007〜2010年
  東海道線10+5両(6M4T+2M3T)3000代初期2本:2007・2010年
  常磐緩行線10両(6M4T)2000代18本:2009〜2011年
  京葉線10両固定(6M4T)5000代20本:2010〜2011年
  京葉線6+4両分割(4M2T+2M2T)5000代4本:2010〜2011年
  東海道線10+5両(6M4T+2M3T)3000代後期17本:2011〜2012年
  東北・高崎線10両(6M4T)3000代後期16本:2012〜2013年
  東北・高崎線5両(2M3T)3000代後期15本:2012〜2013年
  埼京線10両(6M4T)7000代31本:2013〜2014年
  横浜線8両(4M4T)6000代28本:2014年
  南武線6両(4M2T)8000代35本:2014〜2015年
  上野東京ライン5両(2M3T)3000代後期5本(小山3国府津2):2014〜2015年
 3000番代には2種類の制御装置形式が割り当てられていますが、どちらも日立製、その他の番代は全て三菱製となります。歯数比(6.06)や、仕様書上の最高速度(120km/h)は各番代共通になっています。
 0番代走行音[E233-0a.mp3/1.96MB]
 0番代車の走行音です。三菱電機製の2レベルIGBTインバータを採用しており、比較的高い「ヒュルルル…」という非同期モードの音が特徴です。E231系の三菱車と比べると、非同期モードの速度域がかなり長くなり、また、音の調子は他社でもよく採用されるような、標準的なものとなりました。
 録音は中央本線三鷹→吉祥寺間です。乗った時には、加速時の駆動音が大きめの車両だった印象なのですが、録音を聞く限り、特に変わった点がない車両のように思います。
 0番代走行音[E233-0b.mp3/5.78MB]
 同じく0番代車の走行音で、複数区間の音になります。中央快速線は加速度3.0km/h/sに設定されているそうで、加速のペースは速く感じます。また、各区間ともほぼ最高速度(100km/h)を出していると思われる、キビキビとした走りです。
 録音は中央本線西荻窪→荻窪→阿佐ヶ谷→高円寺間です。
 0番代走行音[E233-0c.mp3/2.67MB]
 同じく0番代車で、半自動ドア扱いとなる区間での走行音です。
 録音は中央本線鳥沢→猿橋間です。撮影地として有名な鉄橋を渡り、すぐにトンネルに入り、という区間ですが、中央線の山岳区間の中では比較的直線的な区間になります。
 0番代走行音(青梅線用)[E233-0d.mp3/2.30MB]
 同じく0番代車で、青梅線内での走行音です。中央快速線に比べれば速度は出ませんが、この時は空調の音もほとんどない状態で録音できています。
 録音は青梅線福生→羽村間です。
 1000番代走行音(上り勾配)[E233-1a.mp3/2.75MB]
 京浜東北線用1000番代車の走行音です。0番代と特に変わりはありませんでした。停車直前の音が、よく聞こえていると思いますが、本当の意味での純電気ブレーキなのかは、少々疑問に感じてしまうところです。停車の瞬間までVVVF音があるかというと、かなり微妙なようですし。
 録音は根岸線新杉田→洋光台間です。
 1000番代走行音[E233-1b.mp3/2.43MB]
 同じく1000番代車の走行音です。終着駅間近の区間で、ようやくきれいに録音できた、という状況でした。実は。
 録音は根岸線港南台→本郷台間です。
 1000番代走行音(三菱モータ)[E233-1c.mp3/3.02MB]
 同じく1000番代車の走行音で、非同期モードで走行中に、モータから比較的大きな唸りが聞こえてくる車両です。上の2つのファイルも似ていると言えば似ていますが、その後何度かこの第4編成に乗っても、やはり他編成よりも大きめの音がする車両のように感じています。
 録音は京浜東北線新子安→鶴見間です。
 1000番代走行音[E233-1d.mp3/2.89MB]
 同じく1000番代車の走行音です。E233系三菱車の割と平凡な音の車両だと思います。
 録音は京浜東北線蒲田→大森間です。
 1000番代走行音(音階モータ)[E233-1e.mp3/2.83MB]
 同じく1000番代車の走行音です。中速域の加減速時に、軽く音階を奏でているように聞こえるタイプになります。
 録音は京浜東北線鶴見→川崎間です。
 1000番代走行音[E233-1f.mp3/2.84MB]
 同じく1000番代車の走行音です。大きな特徴はないものの、非同期モードの時のモータの唸り方が少しだけ大きいようにも感じられる車両です。。
 録音は京浜東北線鶴見→川崎間です。
 1000番代走行音[E233-1g.mp3/2.85MB]
 同じく1000番代車の走行音です。特徴が少ないですが、「音階モータ」の車両のような甲高い音が、加速とともに上がっていくのが聞こえやすい車両のようにも思えます。
 録音は京浜東北線鶴見→川崎間です。
 1000番代走行音(加速時異音)[E233-1h.mp3/2.91MB]
 同じく1000番代車の走行音です。非同期モードが終わる辺りから、何かが擦れるような音と言えばいいのでしょうか、常に異音が鳴っているような感じで加速していきます。減速時には特に変わった感じはありませんでした。
 録音は京浜東北線鶴見→川崎間です。
 1000番代走行音(三菱モータ・爆音特大)[E233-1i.mp3/5.87MB]
 同じく1000番代車の走行音です。三菱モータ車と思われる、非同期モード中のモータの唸りがはっきりしており、完全に爆音レベルに達している車両でした。減速時にもはっきりと聞こえてきます。
 録音は京浜東北線大宮→さいたま新都心→与野→北浦和間です。
 2000番代走行音[E233-2a.mp3/3.60MB]
 こちらは地下鉄千代田線乗り入れを行う2000番代です。他のE233系が加速度2.5km/h/s程度に設定されているのに対し、2000番代は千代田線の規格に合わせて3.3km/h/sに設定されています。そのため、はっきりと加速力の違いを感じることができます。E233系の場合は元の設定自体がそれだけの余裕を加味した状態になっているということなのだと思います。0番代や1000番代も同じ6M4T編成ですからね…。
 録音は常磐緩行線新松戸→馬橋→北松戸間です。馬橋の減速時と加速時だけ空調が静かになっていましたので2区間連続のファイルにしています。北松戸の減速時は降りる人の足音が目立っています。
 それと、馬橋の乗り換えで案内されている「流鉄流山線」かなりの違和感があります。私の故郷の関東鉄道竜ヶ崎線が地元で「竜鉄」(なぜか竜電と呼ぶ人もいましたが)ですから、同じ常磐線に接続する路線として、勝手に「流鉄」を正式名称にするなよと思いましたね。イントネーションにも違和感ありますし。
 2000番代走行音(再加速多数)[E233-2b.mp3/2.11MB]
 こちらも2000番代です。空調はだいぶうるさく稼働していますが、走りが素晴らしかったです。普通だったら最初に90km/hまで上げてあとは惰性で流してしまっても定時運転できてしまう区間なのですが(しかも上り勾配で速度が落ちる)、2回も再加速し、停車のブレーキ初速も高めです。
 2000番代のファイル2つは同じ車号での録音ですが、モータ音のタイプは平凡なもののようです。
 録音は常磐緩行線北柏→柏間です。
 3000番代走行音(初期車基本編成)[E233-3ka.mp3/8.01MB]
 3000番代車(基本編成)のうち、国府津所属の第1編成の走行音です。日立製の2レベルIGBTインバータを採用しており、E531系と同じタイプの非同期モードとなりました。非同期モードがE531系の通常タイプと同様非常に短いため、1パルスモードに移行する際に爆音が鳴るのが特徴です。停車時の音も含めてそっくりです。
 暖房が強すぎるのか、すぐに暖まり過ぎてしまい、逆に送風や弱冷房(?)がかかってしまうようです。残念ながらこのファイルは空調が動作してしまっています。それを差し引いても、基本編成は6M4TとM車比率が高めで、ややVVVF音が小さいようにも感じられます。気のせいかもしれませんが。
 録音は東海道本線根府川→真鶴→湯河原間です。小田原での通勤快速接続待ちで数分遅れとなったため、この区間としてはよく飛ばしているのではないでしょうか。
 3000番代走行音(初期車付属編成)[E233-3kb.mp3/14.8MB]
 3000番代車(付属編成)のうち、国府津所属の第1編成の走行音です。付属編成は2M3Tの編成とされており、そのせいなのか、あるいは気のせいか、少しだけVVVF音が大きいようにも思います。こちらの走行音は、発車時、停車時とも、空調はほぼ停止の状態でした(ラインデリアだけ動作していたと思いますが音は聞こえません)。
 録音は東海道本線鴨宮→国府津→二宮→大磯→平塚間です。全体的に速度はあまり出ていません。
 3000番代走行音(初期車付属編成)[E233-3kc.mp3/3.01MB]
 同じく3000番代車(付属編成)の、国府津所属第1編成の走行音です。こちらは空調ありですが、高速運転での録音となりました。
 録音は東海道本線茅ヶ崎→辻堂間です。基本的にどの車種でも速度を出してくれるし、手頃な距離だし、という区間です。一度ごく普通の速度域でノッチオフしますが、すぐに再加速を始めてくれます。110km/hくらいは出したのではないかと思います。
 3000番代走行音(後期車基本編成)[E233-3ta.mp3/9.01MB]
 3000番代車(基本編成)のうち、当初は田町に配置された車両(現在は国府津に転属済)の走行音です。田町車両センター配置車が登場した頃、このファイルのように、レール削正から間もない場所を走る時のような転動音が非常に耳につく状態でした。制御器形式が変更となり形状も変わったものの、VVVF音の変化はありませんでしたので、この転動音が田町車の特徴なのかとさえ思ってしまったものですが、付属編成の録音をした時には全く聞こえておらず、単に新品の車輪がレールに馴染みきっていないだけだったということなんでしょうね。
 モータ音については、加速時だけですが、三菱モータと思われる、非同期モードの間の唸り音がある程度聞こえてきます。また、非同期モードの最後には東芝モータと思われる異音もわずかですが聞こえてくるようです。
 録音は東海道本線早川→根府川→真鶴間です。
 3000番代走行音(後期車付属編成)[E233-3tb.mp3/3.47MB]
 3000番代車(付属編成)のうち、当初田町に配置された車両(現在は国府津に転属済)の走行音です。E531系やE233系国府津車の時点で日立IGBTの標準が確立された感もあり、特に変化はありませんでした。車両の仕様としては、インバータ装置の形式が変わったり、予備パンタの配置号車が変更になったり、トイレの設置場所が変わったりと、あまり続番で増備する内容には見えないんですがね。
 録音した車両のモータ音については、割と平凡な雰囲気ですが、非同期モードの間の唸り方などは、三菱モータなのでしょうかね。断定はできませんが。
 録音は東海道本線国府津→二宮間です。乗った列車のスジが寝ていたため、この区間だけがまともな走りでした。そんなに悪くない速度は出ています。空調は例によってうるさいですが。
 3000番代走行音(後期車付属編成、三菱モータ)[E233-3tc.mp3/12.5MB]
 3000番代車(付属編成)で同じく田町→国府津転属組車両の走行音です。非同期モードの間のモータの唸りの大きさから三菱モータと予想しています。また、同期モードに入る際も、爆音が大きめの傾向にあります(3000番代はもともと大きいですが)。高速域では高音がほとんど聞こえず、低音が主体の雰囲気になります。
 録音は東海道本線平塚→大磯→二宮→国府津間です。大磯の停車時は断続ブレーキになっていました。電気停止ブレーキの音だけが分かれると日立VVVF車は変な感じなんですよね、
 3000番代走行音(後期車付属編成、三菱モータ)[E233-3td.mp3/9.71MB]
 3000番代車(付属編成)で同じく田町→国府津転属組車両の走行音です。この車両も非同期モードの間のモータの唸りが大きく、三菱モータと思われます。また、高速域についても一つ上のファイルと同様に低音主体の雰囲気です。ただ、速度によっては「ガチャガチャ」というか「ガラガラ」といった感じの音が耳についてきますが。
 録音は東海道本線藤沢→茅ヶ崎→平塚間(快速アクティー)です。
 3000番代走行音(後期車付属編成、三菱モータ)[E233-3te.mp3/7.23MB]
 3000番代車(付属編成)で、上野東京ライン開業に備えて小山車両センターに新製配置された車両の走行音です。上2つのファイルと比べると小さいですが非同期モードの間のモータの唸りから、三菱モータと予想しています。高速域はE231系のような響き方に車輪の転動音がたされたような感じですが、その前にフラットがすごいですね…。でも速度はかなり出ています。
 録音は東海道本線辻堂→藤沢→大船間です。
 3000番代走行音(後期車付属編成)[E233-3tf.mp3/12.7MB]
 3000番代車(付属編成)で同じく上野東京ライン開業対応増備車の走行音です。非同期モードの間のモータの唸りは非常に小さく、その他目立った特徴もないような、という雰囲気です。高速域は低音が主体ですが、甲高い通風音のようなものもわずかに聞こえてきます。
 録音は東北本線古河→野木→間々田→小山間です。比較的速度のでやすい区間で、空調音も全く気にならない環境での録音です。
 3000番代走行音(後期車付属編成)[E233-3tg.mp3/18.0MB]
 3000番代車(付属編成)で同じく上野東京ライン開業対応増備車の走行音です。すぐ上のファイルと特徴が似ているようにも重いのですが、減速時には非同期モードに入る直前や非同期モードの始まりで東芝モータのような甲高い異音も入っており、何とも言えないところです。
 録音は東北本線小山→間々田→野木→古河→栗橋間です。
 3000番代走行音(後期車付属編成、東芝モータ)[E233-3th.mp3/17.8MB]
 3000番代車(付属編成)で上野東京ライン開業対応として国府津車両センターに新製配置された編成の走行音です。加速時の非同期モードの最後にわずかですが甲高い異音が混ざっており、おそらく東芝モータだろうと思います。高速域では低音が主体のようです。
 録音は東海道本線小田原→鴨宮→国府津→二宮→大磯→平塚間です。
 3000番代走行音(後期車付属編成、音階モータ)[E233-3ti.mp3/18.4MB]
 3000番代車(付属編成)で同じく国府津車両センターに新製配置されたラストナンバー編成の走行音です。中速域で甲高い異音が音階を刻むように、段階的に上がっていく(減速時は下がっていく)特徴がある車両です。高速域では甲高い通風音のようなものも、三菱や東芝と思われるモータの車両より強く聞こえてくる傾向があります。また、最初の方の区間より、後の方の区間では音階や高速域の甲高い音が小さくなっていくようにも感じます。
 録音は東海道本線二宮→大磯→平塚→茅ヶ崎→辻堂→藤沢間です。フラットが激しいのが残念なところです。
 5000番代走行音[E233-5a.mp3/9.12MB]
 京葉線用5000番代車の走行音です。0番代、1000番代と同じ三菱製のVVVF装置で、一定の高さで「ヒュルヒュル」と鳴る非同期モードです。録音した車両のモータ音は、大きな特徴がないタイプで、非同期モードの間のモータの唸りが少しはっきり聞こえるような、という程度です。高速域は低音が主体のように思います。
 録音は京葉線二俣新町→市川塩浜→新浦安→舞浜間です。
 6000番代走行音(三菱モータ)[E233-6a.mp3/2.58MB]
 横浜線用6000番代車の走行音です。こちらも三菱製VVVF装置で、4M4TというE233系としてはM車比率の低めな編成が常用されている形となります。
 録音した車両はほぼ間違いなく三菱モータと思われる、非同期モードの間のモータの唸りが爆音の域に達している音が聞こえてきます。
 録音は横浜線菊名→大口間です。空調の音が残念ながら大きめです。
 6000番代走行音[E233-6b.mp3/2.52MB]
 同じく6000番代車の走行音です。上のファイルよりは小さいですが、非同期モードの間のモータの唸りが大きめです。さらに、中速域で音階は刻んでいませんが、音階タイプと似たような甲高い音が聞こえてくるタイミングがあります。高速域でも甲高い音の成分が大きめのようにも感じますね。
 録音は横浜線菊名→大口間です。
 7000番代走行音[E233-7a.mp3/4.07MB]
 埼京線用7000番代車の走行音です。こちらも三菱製VVVF装置で、中央線、京浜東北線、京葉線と同様に6M4Tの編成を組んでいます。
 録音した車両は非同期モードの間のモータの唸りが大きいと言えば大きいかもしれませんが、あまり目立った特徴はない感じでした。。
 録音は埼京線中浦和→武蔵浦和→北戸田間です。残念ながら空調の音は大きめです。
 7000番代走行音[E233-7b.mp3/7.66MB]
 同じく7000番代車の走行音です。三菱VVVF車で、たまに遭遇するのですが、気のせいかもしれないくらいに、どことなく非同期モードの音が甲高いように感じる車両です。
 録音は埼京線武蔵浦和→中浦和→南与野→与野本町→北与野間です。
 8000番代走行音[E233-8a.mp3/6.48MB]
 南武線用8000番代車の走行音です。こちらも三菱製VVVF装置で、横浜線とは打って変わって4M2Tの強力編成を組んでいます(実際にはかなり出力を抑えていると思いますが)。
 録音した車両では目立った特徴を感じませんでした。
 録音は南武線矢野口→稲田堤→中野島→登戸間です。
 8000番代走行音[E233-8b.mp3/3.78MB]
 同じく8000番代車の走行音です。こちらもあまり目立った特徴は感じませんでしたが、南武線としては比較的速度を出していたりします。
 録音は南武線中野島→稲田堤→矢野口間です。
 8000番代走行音[E233-8c.mp3/6.92MB]
 同じく8000番代車の走行音です。一つ上のファイルと同じ車両で、逆方向の列車での録音です。同じ車両なので当然ですが、モータ音の目立った特徴は感じられませんでした。強いて言えば、中速域で甲高い音が音階を刻みそうな雰囲気はあるのですが、すごく小さいです。
 録音は南武線稲城長沼→矢野口→稲田堤→中野島間です。
・その他の写真
 0番代10両貫通編成である、クハE232-6以下10連です。中央線向けでは10両貫通編成のLEDは高速シャッターでもきれいに写るのですが、貫通編成とは気づかずに流し撮りしてしまっていました。しかも、いかにも流し撮りという写り方になっていました。
 2007.10.13 中央本線高円寺駅にて撮影
 0番代の分割編成である、クハE232-56以下10連です。分割編成のLED表示器は、高速シャッターだと縦縞に途切れて写ってしまうかなり残念な仕様です。。
 2007.10.13 中央本線高円寺駅にて撮影
 京浜東北線向けの1000番代車で、クハE233-1002以下10連です。ラインカラーが京浜東北線の水色になったほか、正面のラインカラーの配置が変更されています。
 2007.12.22 京浜東北線川崎駅にて撮影
 クハE232-1002以下10連です。NDフィルター付けてシャッター速度1/100にしてみましたが、やはりLED表示器は微妙に切れた表示になってしまいました。編成によっては中央線の10連貫通編成と同じタイプを積んでいるという噂もありますので、早くその編成を撮影したいものです。
 2007.12.23 京浜東北線川崎〜鶴見間(矢向踏切)にて撮影
 クハE232-1003以下10連です。こちらは比較的LEDが切れにくいタイプらしく、1/320のシャッター速度でしたが、この写真のとおり、とりあえず写っています。低速シャッターにすればもっときれいだったのかもしれませんが、今更考えても仕方ないですね…。
 2007.12.25 京浜東北線川崎〜鶴見間(矢向踏切)にて撮影
 常磐緩行線・千代田線向けの2000番代車で、クハE232-2009以下10連です。少数の投入に終わった207系900番代や209系1000番代とは異なり、まとまった本数が投入され、203系と207系900番代を置き換えました。209系1000番代とは雰囲気も似通っているため、すれ違いくらいのタイミングではどちらだったか判別できない場合がほとんどだったりします。
 2013.5.5 常磐線北松戸駅にて撮影
 東海道線向けの3000番代車で、クハE233-3501以下15連(後はクハE233-3001以下10連)です。ラインカラーがE231系近郊タイプと同じ緑とオレンジの組み合わせに変更され、2階建てグリーン車も連結されています。
 2008.4.4 東海道本線川崎駅にて撮影
 東海道線向けの3000番代車で、クハE232-3001以下15連(後はクハE232-3501以下5連)です。上の写真のLED行先表示がバーコード状態になってしまったのでスローシャッターにしてみたのですが、ちょうど中途半端なタイミングで逆方向の京浜東北線が通ってしまったため、きれいに流せませんでした。京浜東北がE233系だったら並べてしまうところだったんですがね。
 2008.4.4 東海道本線川崎〜横浜(京浜東北線川崎〜鶴見)間(矢向踏切)にて撮影
 当初高崎に配置後、上野東京ライン開業に合わせて小山に転属した3000番代車で、クハE232-3026以下15連(後は国府津のE231系S-16編成クハE230-6044以下5連)です。当初田町に配置された第3編成以降は、グリーン車の隣の6号車にもトイレが設置されています。確かこちらの側面からトイレの場所が見えるとは思いましたが、ここまで望遠で写しては区別つかないですね…。ちなみに、E231系と連結すると車体下部のラインが若干段差があるのがわかると思います。E233系は小径車輪ではありませんが、床高さを下げてホームとの段差がほとんどないような設計となっています。
 2016.6.25 東海道本線新子安駅にて撮影
 京葉線向けの5000番代車で、クハE233-5014以下10連です。ラインカラーは京葉線205系と同様の赤となっています。
 2016.7.16 京葉線葛西臨海公園駅にて撮影
 横浜線向けの6000番代車で、クハE232-6011以下8連です。ラインカラーは横浜線205系と同じ黄緑と緑の組み合わせです。
 2015.7.25 東海道本線東神奈川駅にて撮影
 埼京線向けの7000番代車で、クハE233-7027以下10連です。ラインカラーは205系時代と同様の緑色です。
 2016.1.10 埼京線武蔵浦和駅にて撮影
 南武線向けの8000番代車で、クハE233-8019以下6連です。ラインカラーは南武線205系や209系と同じく黄色、オレンジ、茶色の3本を組み合わせています。
 2016.1.10 南武線尻手駅にて撮影
 中央線向け0番代車で、モハE232-59から、クハE233-59方向の車内です。暖色系の配色や、ドア上の液晶による案内表示器などが特徴です。
 2009.11.29 青梅線青梅駅にて撮影
 京浜東北線向け1000番代車で、モハE232-1002から、クハE232-1002方向の車内です。0番代と比較し、ドア上の液晶モニタがワイドサイズになっていたり、細かな差があります。
 2007.12.22 根岸線大船駅にて撮影
 常磐緩行線向け2000番代車で、モハE233-2215から、クハE232-2015方向の車内です。2000番代は車体幅が狭いタイプのため、裾絞りがないのと、ドア上の液晶画面が1枚に減っています。
 2011.11.27 常磐線我孫子駅にて撮影
 東海道線向け3000番代車で、モハE233-3001からモハE232-3001方向の、ロングシートの車内です。ドア上の表示器が液晶から2段式LED表示器(E231系東海道仕様と同じ)に変更されています。
 2008.3.27 東海道本線熱海駅にて撮影
 東海道線向け3000番代車で、サハE233-3001からクハE233-3501方向の、セミクロスシートの車内です。E231系とほとんど同じ座席ですが、1人分あたりの幅が広げられているようです。
 2008.3.27 東海道本線熱海駅にて撮影
 京葉線向け5000番代車で、モハE233-5215からクハE232-5015方向の室内です。1000番代や3000番代ロングシート車と同じ配色のようです。
 2014.1.4 京葉線蘇我駅にて撮影
 横浜線向け6000番代車で、モハE232-6420からクハE232-6020方向の室内です。背もたれが緑色っぽくなっていますが、京浜東北線とは色遣いを変えておこうという意図でしょうかね。
 2014.11.17 根岸線桜木町駅にて撮影
 埼京線向け7000番代車で、モハE232-7417からクハE232-7017方向の室内です。横浜線と同じく背もたれが緑色っぽくなっていますね(番代とは逆順で埼京線の方が早く登場している)。埼京線のラインカラーに合わせたものと思われます。
 2014.3.28 埼京線大宮駅にて撮影
 南武線向け8000番代車で、モハE233-8213からクハE232-8013方向の室内です。南武線のラインカラーに合わせたシートモケットの配色と思われます。
 2016.1.9 南武線稲城長沼駅にて撮影
 モハE233-601のVVVFインバータ装置です。三菱電機製の1C4M×2群のタイプで、広く採用されたタイプとなっています。
 2006.12.29 中央本線神田駅にて撮影
 モハE233-1002のVVVFインバータ装置です。SC85形からSC85A形に変更されたようですが、外観上の差異は分かりません。
 2007.12.22 京浜東北線川崎駅にて撮影
 モハE233-3201のVVVFインバータ装置です。メーカーは日立となり、形式もSC90形に変更されました。形状も日立製らしいパワーユニットの網の形になりました。E231系と比べると、内部の機器が二重化されたのか(車両紹介を見ても制御器内の二重化は書かれてない気もするが…)、横幅が大きくなっています。パワーユニットは幅が狭く、縦方向がやや長く変化したようです。
 2008.4.4 東海道本線川崎駅にて撮影
 モハE233-3406のVVVFインバータ装置です。メーカーは国府津車と同じ日立ですが、形式がSC98形となり、日立らしからぬパワーユニットの形になりました。
 2012.2.15 東海道本線川崎駅にて撮影
 モハE233-5418のVVVFインバータ装置で、SC85A形です。0番代、1000番代、2000番代と同一の外観です。
 2014.1.4 京葉線蘇我駅にて撮影
 モハE233-6418のVVVFインバータ装置で、SC85A形です。0番代、1000番代などと特に差異はないと思います。
 2014.5.12 東海道本線東神奈川駅にて撮影
 モハE233-7211のVVVFインバータ制御装置で、SC85A形です。0番代などと特に差異はないと思います。
 2016.1.10 埼京線武蔵浦和駅にて撮影
 モハE233-8224のVVVFインバータ装置で、SC85A形です。他の三菱製装置の各番代との差異はないと思います。
 2016.1.10 南武線尻手駅にて撮影
 モハE232-57のSIVです。東芝製とのことで、パワーユニット内がかなり白っぽく見えることなど、VVVF装置と同様の特徴が出ています。SIVについては、0番代、1000番代、30000番代とも同じ形状のものが搭載されているようです。(形式は0番代がSC86、1000番代がSC86A、3000番代がSC86B)
 2007.9.13 中央本線中野駅にて撮影
 モハE232-1402のSIVです。SC86A形に変わっていますが、0番代との違いは見られないようです。
 2007.12.22 京浜東北線川崎駅にて撮影
 モハE232-3601のSIVです。SC86B形と言うことで、1000番代と特に違いはないのではないでしょうか。と思いましたが、よく見ると点検蓋の固定方法が変わってるみたいですね。
 2008.4.19 東海道本線川崎駅にて撮影
 モハE232-5418のSIVで、SC86A形です。0番代、1000番代と特に変わらないようです。
 2014.1.4 京葉線蘇我駅にて撮影
 モハE232-7023のSIVで、SC91形です。2000番代と6000番代、7000番代はこの形式を装備していて、東洋電機製だそうです。
 2016.10.15 東北本線赤羽駅にて撮影
 モハE232-8024のSIVです。SC86Aが搭載されています。8000番代は6両編成ですが、SIVの内部回路を二重化している関係か、この号車の1ヶ所にしかSIVが搭載されていないのが特徴です。
 2016.1.10 南武線尻手駅にて撮影
 モハE233-1002の台車です。209系やE231系からの流れをくむ、軸梁式のボルスタレス台車です。台車についての細かな知識はありませんので、これ以上のコメントは差し控えます(笑)
 2007.12.22 京浜東北線川崎駅にて撮影
 モハE233-3201の台車です。3000番代では普通車も含めヨーダンパ付となりました。
 2008.4.4 東海道本線川崎駅にて撮影

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