・E5系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
E523-6以下16連
「はやて・こまち20号」E523-6以下10連+E311-20以下6連
2012.4.8 東北新幹線仙台駅にて撮影
 東北新幹線の新青森延伸に備え、高速化の必要もあったため320km/hでの営業運転のために投入されました。2009年に量産先行車が投入され、2010年に量産車が登場、2011年3月に「はやぶさ」として営業運転開始となりました。
 E2系「はやて」と同じく8M2Tの10両編成で、先頭は試験車FASTECH360 Sで採用されたうちの一方の形状である、E4系を長く伸ばしたような形状が採用され、15mのロングノーズとなっています。また、FASTECHで採用された通称「ネコ耳ブレーキ」の空力ブレーキなどの特殊装備は採用されませんでした。
 ダイヤ改正とは別に増備が進行中であり、本来の用途である「はやぶさ」の他、「はやて」「やまびこ」「なすの」と東北新幹線の各系統に活躍の場を広げています。
 走行音[tecE5a.mp3/8.98MB]
 登場時期からは3レベルPWMコンバータ+2レベルインバータの組合わせであると予想していますが、新車紹介の記事などを見てもインバータ部について明確に触れられていませんでした。起動時のVVVF音については、東海道山陽新幹線のN700系よりは聞こえやすく、九州新幹線のN700系と比べると聞こえにくい、というレベルになるようです。空調のかかり具合によってはまるでわからない状態になります。それでも、減速時の方が非同期モードの音が聞こえやすく、E531系などのような、日立2レベルIGBTなのではないかと思われます。回生ブレーキの最後の最後でブレーキシューの音が大きくなってしまい、日立かどうかを判断しかねるところですが…。
 録音は「はやて・こまち96号」で水沢江刺→一ノ関→くりこま高原間です。水沢江刺の加速とくりこま高原の減速ではポイントレールを渡りません。もっとも、減速については一段ブレーキになったDS-ATCと言えども、ポイントレールの制限と同じような速度で一度緩解されてしまいますが。
・その他の写真
 E525-4(U4編成3号車)の室内です。普通車は全車同じデザインになっているようです。E5系では枕部分が可動式になり、座席の座面スライドボタンがなくなったことなどが特徴となっています。座面スライドについては独立したボタンがなくなっただけで、リクライニングすると勝手に連動するようになっていましたが。
 2012.4.7 東北新幹線古川〜仙台間にて撮影(はやて・こまち96号)

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