・E751系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
クハE751-2以下6連
「スーパーはつかり16号」クハE751-2以下6連
2002.10.14 東北本線渋民駅にて撮影
 2000年春に盛岡〜青森間の「はつかり」用として運転を開始した交流専用特急形車両です。車体や制御システムなどはほとんどがE653系に準じたものとなり、特に主回路の構成はE653系から交直切替スイッチや関連機器をはずした程度の構成と言っても過言ではないものと思われます。
 編成はE653系の7連に対して4M2Tの6連の構成とされ、片方の先頭車は半室グリーン車とされている点などがこの車両の特徴と言えます。
 2000年3月の改正までに3編成が製造され、盛岡〜青森間の「スーパーはつかり」に運用されていましたが、青函トンネル用のATCは搭載されず、東北新幹線の八戸開業時以降は「つがる」などの運用に変更され、東北新幹線の新青森開業時には4連への短縮までされてしまいました。
 走行音[E751a.mp3/2.10MB]
 「スーパーはつかり」として運転されていた時代の録音で、まさにE653系そのもののVVVF音です。この時期のVVVF特急車は非同期モードの音が聞き取りづらく、デッキでの録音です。
 録音は「スーパーはつかり28号」二戸→一戸間です。戸閉時の音は、録音開始が間に合わず、入っていません。
・その他の写真
 東北新幹線の新青森開業後は4連に短縮して運用されており、この写真が4連化後のものです。クハE751-2以下の編成です。
 2011.5.24 青い森鉄道浅虫温泉駅にて撮影
 クロハE750-3の普通客室内です。確かこの時は三連休パスのグリーン車用という、今では考えられないお得なきっぷを使っていた記憶がありますが、グリーン車はそれなりに席が埋まり、同じ車両の普通室はこの通り、ガラガラでした(他の号車はそれなりに乗っていたと思いますが)。E653系と兄弟車ではありますが、座席の特徴は少し違っているようにも思います。
 2002.10.13 スーパーはつかり28号乗車中に撮影(撮影場所不明ですが、盛岡到着の約30分前の撮影だったようです)
 モハE750-103の主変換装置です。E653系と同じものを装備していると考えていいはずです。
 2003.9.14 奥羽本線弘前駅にて撮影
 モハE750-102の台車です。E653系とほぼ同じですが、ヨーダンパの伸縮部分にカバーが付いていたり、軸受の上あたりにある、クレーン用(?)の吊り金具の形状が異なる、という程度しか差は見いだせません。
 2011.5.24 青い森鉄道浅虫温泉駅にて撮影

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