クハ721-4201以下6連(エアポート141号)
2006.10.30 函館本線苗穂〜白石間にて撮影
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1988年に登場した721系のうち、1993年12月に投入された6次車より、VVVFインバータ制御を採用した1000番代車となりました。従来は2M1T構成だった編成が、Tc-M-Tcの1M2T構成に変更されています。
制御器の構成は、サイリスタ位相制御によるコンバータ部と、台車単位に制御する3レベルインバータの組み合わせとなっています。
1000番代車は721系6・7次車として3連9本が製造されましたが、2003年8月より、8次車との間での大幅な編成組み替えが実施され、1000番代の電動車は、8両が4000番代に改番され、8次車のサハ2両を含む6連に組成されています。1009編成だけは、1995年に731系向けの試験用にIGBT素子を使用した主変換装置に換装されており、8次車製作後も、従来通りの3両編成で活躍しています。
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