クハ721-5102以下6連(エアポート150号)
2006.9.15 千歳線恵み野駅にて撮影
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2003年8月より、711系の置換用車両の捻出を目的として、新千歳空港アクセス用の721系(3+3連が主)を、6両固定化し、721系3連をローカル運用に転用することを目的として、中間車のみ、721系8次車として製作されました。
1000番代3+3連の、中間先頭車を置換えるためのサハ2両(うち1両はuシート)×4組を製作し、捻出した先頭車4組には、中間車4両(2M2T)×3組と、中間電動車1両が組み込まれ、5000番代を名乗る編成は6連3本と3連1本となりました。
搭載する電気機器は、先に登場した731系や789系、785系中間増備車の流れを汲み、IGBT素子を使用した3レベルPWMコンバータ+2レベルPWMインバータの組み合わせとなり、回生ブレーキを搭載しました。
室内にも特徴があり、6両固定編成に組まれるuシート以外の車両では、デッキと客席との仕切壁が省略され、ドア部には731系同様エアカーテンが装備されました。また、ドア脇には2人掛けのロングシート、ドア間には転換クロスシートが並ぶ、セミクロス仕様に変更されています。3連に組まれる電動車には、従来通りデッキが備えられています。
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