リニューアル車で組成される「かもめ3号」クロハ782-5以下5連
2007.8.18 長崎本線多良〜肥前大浦間にて撮影
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JR発足後1年足らずの1988年3月のダイヤ改正より「有明」に投入された文句無しのJRオリジナル特急第一弾。「ハイパーサルーン」の愛称があります。
制御関係は713系がベースで、サイリスタ純ブリッジによる連続位相制御が採用されているため、回生ブレーキが可能です。
その後、「つばめ」「にちりん」「かもめ」にも進出したものの、車種統一を進めた結果、一時は「有明」「かもめ」専用となり、更には先頭車化改造等も行われ、「かもめ」「みどり」「ハウステンボス」用の専用車と、「有明」時代にリニューアルを受けた状態で「にちりん」「ひゅうが」に使用される車両とがあります。
クモハ783-モハ783+クロハ782の3両にサハ783+モハ783の2両を組み込むのが基本で、3・5・7両のほか、サハを追加して6両編成を組んだりもされています。
この系列の最大の特徴は車体の中央にドアが配置され客室が2室に分かれている点です。このおかげで指定/自由や禁煙/喫煙の別を細かく設定できるようになっています。
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