・800系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
821-3以下6連
「つばめ47号」821-3以下6連
2007.8.16 九州新幹線新水俣〜出水間にて撮影
 2004年3月の九州新幹線新八代〜鹿児島中央(旧西鹿児島)間の部分開業にあわせ、2003年に登場しました。ベースは700系新幹線で、3M1Tの4両ユニット構成を、3M×2組に変更し、急勾配に対応させるなどしています。
 室内は2+2列でゆったりとしたリクライニングシートが並び、各部に木製の部材が使われていることが特徴です。
 2003年に5編成、2005年に1編成が製造され、全車川内新幹線車両センターに所属しています。
 2011年3月の九州新幹線博多〜新八代間開業(博多〜鹿児島中央間全通)に備え、九州新幹線区間用の車両として2009年から2010年にかけて3次車が登場しました。外観や車内設備が一部変更されたり、検測機能の追加などが行われ、「新800系」と呼ばれたりもしています。
 新800系は3編成が製造され、従来の800系6編成と共に、新設された熊本総合車両所に配置されています。
 0番代走行音(デッキ)[tec800a.mp3/3.26MB]
 デッキでの録音です。ブロアー音やら空調音やらが700系よりも更にうるさくなっているため、ほとんど非同期モードの音を判別することができません。700系と同等の音を想像していたため、全く聞こえないと感じていましたが、実はN700系のような「ヒュルル…」系統の音のようで、何となく聞こえるでしょうか。それでもブロアー音と同化してしまっていますが。加速度は700系と比べるとかなり高いように感じます。
 録音は「つばめ100号」出水→新水俣間です。たった7分で走ってしまう区間で、新幹線としては非常に短い駅間ですが、きちんと速度は出ています。
 0番代走行音(客室内)[tec800b.mp3/3.25MB]
 同じ車両、同じ区間を客室内で録音したものです。ブロアー音は少し小さくなっていますが、やはり非同期モードの音は聞こえてきません。モータ音は、デッキよりもハッキリしているのでは、と思いますがいかがでしょうか。
 新800系走行音(デッキ)[tec800na.mp3/3.25MB]
 新800系のデッキでの録音です。0番代での録音の時よりはっきりと非同期モードの音も聞こえていると思います。車外で聞き比べた限りでは、0番代と新800系での違いはないように感じました。
 録音は「つばめ346号」筑後船小屋→久留米間です。
 新800系走行音(客室内)[tec800nb.mp3/4.57MB]
 こちらは新800系の客室内での録音です。空調の音も入ってしまうため、非同期モードはほとんどわからないです。
 録音は「つばめ346号」熊本→新玉名間です。
 始発前放送(自動)[tubam100a.rm/477KB]
 鹿児島中央駅停車中に流れる自動放送です。この放送には残念ながらチャイムは付いていません。
 車内放送(肉声+自動)[tubam100b.rm/1.30MB]
 こちらは鹿児島中央発車時の車内放送です。珍しいパターンで、最初に肉声放送、その後チャイム〜自動放送と続きます。それにしても、いろいろな言語で案内してくれるおかげで放送の長いこと長いこと…
 車内放送(自動)[tubam100c.rm/547KB]
 こちらは新八代到着時の車内放送です。鹿児島中央始発時と同じチャイムに、自動放送が続きます。列車の行先を「熊本行」として案内していたくらいですので、この新八代到着は、終点への到着ではないそうです。
・その他の写真
 「つばめ46号」を新八代付近の、球磨川橋梁(?)で撮影したものです。写真をいくら拡大してみても、車号は判読できませんでした。背景に鉄塔さえなければすごくいい雰囲気なんですがね…。
 2007.8.16 九州新幹線新八代〜新水俣間にて撮影
 「つばめ4号」を新水俣〜出水間で撮影したものです。丘陵地帯のため、簡単にこのような俯瞰撮影が楽しめます。新幹線の少し向こうには在来線(肥薩おれんじ鉄道)の線路も見えており、うまくタイミングが合って、在来線にも列車が走っててくれたら、というのは期待しすぎですかね…。
 2007.8.17 九州新幹線新水俣〜出水間にて撮影
 「さくら311号」U006編成821-6以下6連です。九州新幹線鹿児島ルートの全通後の写真です。ロゴマークなどが外観的には変化したはずですが、どの辺だったでしょうかね。
 2012.2.27 九州新幹線新鳥栖駅にて撮影
 「さくら309号」U007編成821-1007以下6連です。「新800系」の第一陣になります。連結部付近に「ツバメの宙返り」として赤線がクルンと一周している場所があるのですが分かるでしょうか。先頭部付近でも少し波打たせたり、0番代車とは違ったデザインになっています。また、ライト形状も異なっています。 九州新幹線鹿児島ルートの全通後の写真です。ロゴマークなどが外観的には変化したはずですが、どの辺だったでしょうかね。
 2012.2.27 九州新幹線新鳥栖駅にて撮影
 「つばめ353号」U009編成821-1009以下6連です。同じく「新800系」ですがU008とU009の2編成はこのように、中間車にも波打った赤線が引かれている点がU007編成とは異なります。
 2012.2.27 九州新幹線新鳥栖駅にて撮影
 827-4(U004編成3号車)の室内です。座席の肘掛けや背もたれに木製の部材が多く使われているのがよく分かると思います。
 2007.2.17 九州新幹線鹿児島中央駅にて撮影
 826-4(U004編成2号車)の室内です。座席の色が2種類あるようです。どのような割り振りになっているかは、未確認です(奇数号車と偶数号車で色が違う、というレベルとは思いますが)。
 2007.2.17 九州新幹線新八代駅にて撮影
 826-2008(U008編成2号車)の室内です。上のU004編成の写真と比べると、3号車の配色に似ているようにも思いますが、こちらの方がだいぶ濃いですね(写真の暗さなどの違いもありますが…)。中央付近にLEDによる案内表示器が追加されたところが目立ちますね。
 2012.2.27 九州新幹線博多駅にて撮影

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