最後まで残っていた1006号車
2007.4.29 函館駅前電停にて撮影
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1970(昭和45)年、東京都電7000形10両の譲渡を受け、初の道産車で4輪単車の300形を置き換えました。移籍当初は都電の塗装のままで車号を変更したのみでしたが1年後に大部分の車両がワンマン改造や正面窓の手直しなどを受けるとともに函館市電の塗装に変更されました。
1973年には函館市電の事業規模縮小により5両が廃車されるなど、平成時代まで残ったのは1006〜1008の3両だけでした。2007年に2両が廃車となり、最後の1両の1006号車は2009年から都電時代の塗装に戻され、2010年3月に廃車となりました。
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